2008年07月31日

未確認情報

読売新聞の朝刊に「常陸の家」の記事が掲載されたらしい。
知り合いからの電話情報ですので未確認!

詳細情報募集します(笑)
posted by TOY-order at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

8回目の夏

2000年に引き渡した「葡萄のなる家」にお邪魔してきました。


san110.jpg
写真は竣工時の外観です。

san0774.jpg
こちらが8年後の様子。
立派なお庭に進化していました。

どうだいっ!
いや、エライのはお客様ですね。

なんと言っても「ぶどう棚」がすばらしい!
お客様はぶどうのお世話を楽しんでいます。
昨年ぶどう成長日記を書いていたのを今日知りました。
是非今年も書いて下さいとお願いしてきましたので、
更新を期待しましょう。

葉っぱがテラスの屋根ですので雨が降れば濡れますし、
鳥や虫も集まります。もちろん大きな落とし物もあります。
テラスとしては一般の物より扱いにくい環境かも知れません。
でも、
室内はしっかり木陰になっります。
san0768.jpg
夏になると勝手に木陰のある暮らしができ、
冬は葉が落ちて勝手に日だまりの家になります。
もちろん秋には収穫も楽しめます。
お客様は不便な部分と上手に折り合いをつけて
快適に住むため知恵を絞ることを楽しんでいるようです。

ちょっと考えてみましょう。
私の住むいわき市は規模的には中核市ですが、かなり田舎です。
温暖な気候ですし、自動車があれば買い物には困りませんから、
ちょっと便利で住み心地の良い田舎だといえます(←軽く自慢)
田舎の家の魅力は生活空間のゆとりです。
敷地にも部屋にも都会にはないスペースを確保できます。
この「ゆとり」の空間は生産の場に使えないでしょうかね?

また変なことを書いてるとか言わずに付き合って下さい。

仕事の場所が家の外にありますので、
家は外で得た代価を消費する場所となります。
現在の家は『消費の場』です。
おまけに
『手間を掛けてつくっているなら買った方が早い』
という合理性を美徳とする価値観が後押ししていますので
田舎も都会も関係なく「大量消費文化万歳〜♪」な状態です。
笑えませんね!
せっかく「ゆとり」が自慢の田舎に住んでいるのにもったいない。
それどころか、
スペースに「ゆとり」があるため物に溢れていたりして、
都会の家が「消費の場」だとすると、
田舎の家は「超消費の場」になっているようにも見えます。

さて提案です。
敷地や部屋のすみっこで何かをつくってみませんか?
都会の家では真似が出来ない「生産活動」です。
田舎だからできるかっこいい暮らしです。

今回紹介したお客様のように「おひさま」のリズムで暮らすと、
家を収穫の場にすることもできます。素敵でしょ?
多少汚れても問題ない作業室をつくるのも良いかもしれません。
キーワードは「生産の場」です。

さて、自称地域密着型設計屋としましては、
地域に合った生活の場についてもう少し考えていきます。
これって、
ハウスメーカーの広告にある全国一律の家には出来ないことです。
弱小企業は大手さんと同じ土俵に乗っちゃダメですもの(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
秋になったら「葡萄のなる家」にもう一度お邪魔します。
理由は・・・言えません(笑)
posted by TOY-order at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

設計打ち合わせ

「常陸の家」の設計打ち合わせに行ってきました。
週末にも打ち合わせを行いましたが、
娘さんが欠席でしたので、あらためて平日の夜に打ち合わせです。

夜の打ち合わせは初めてでしたので行ってビックリです。
静かな町並みなのは分かっていましたが、
街灯が必要最小限しか無いのです。
もちろん深夜まで営業している店舗などもありませんから、
夜は当たり前に真っ暗!
家から漏れる光も考慮しなければなりませんね。

どんどん課題が増えていきます・・・悩・・・

打ち合わせの内容は、増築部分の平面計画についてでした。
建物の中央部に夏の風を取り入れるための大きな凹みを設け
デッキテラスとします。
東側にある竹林でプライバシーは十分確保できますし、
ダイニングスペースと居間がやんわりと区切れていて
お客様の反応はおおむね良好♪

引き続き
「断面計画」「立面計画」「断熱計画」「構造計画」と
進めていき、基本計画書が完成します。

同時に、
面積が決まれば農地転用、都市計画法の申請書を作成します。
超長期住宅の書類を忘れるところだった・・・
(だんだん備忘録となってきたので、今日はここまで)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
先日の調査で発見しました。
hit101.jpg

垂木の間の小さな換気用ガラリです。
誰がいつ頃開けた穴かは分かりませんが、
換気の機械が無い時代には
快適な家をつくる知恵が沢山あったのだと思います。
既製品や機械に頼りすぎない設計に憧れますね。
posted by TOY-order at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

見積もり調整中

「湯本の家」の見積もり調整が大詰めです。
解体工事の見積もりのために
業者さんと既存建物を調査に行きました。

お客様は近くのアパートに仮住まい中ですので
現在建物は空っぽです。
生活感のない家の中を見回すと、
新しい家に残したい「宝物」が幾つかあるのに気がつきました。
何度もお邪魔している家なのに、
空っぽになるまで気がつきませんでした。

「和室の欄間」「床柱」「神棚」
思い出がぎっしり詰まっている家ですので、
これらは丁寧に解体して、新しい家活用しないといけません!

yum0767.jpg

階段の登り口にある「丸い柱」は、
35年前から子ども達の遊具として使われてきた痕跡が
たっぷり染みついています。
これも、家具が置いてあったときは全く気がつきませんでした。

yum0765.jpg

ご主人が小学生の時に完成した家ですので、
旦那さんも登った柱で、
つい最近までお子さんも登っていた傷だらけの宝物です。
危うく処分してしまうところでした。

これは是が非でも残さなければなりません。
冷静な視線で建物を観察するよう注意しているのですが、
まだまだ勉強中です。
とにかく気がついて良かった。

週末の打ち合わせ時に再利用の方法を提案します。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
解体前の現場を調べるのも設計者の仕事です。
もう拾い忘れは無いと思います(自信なさげに・・・)
posted by TOY-order at 17:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月27日

既存建物詳細調査(2回目)

「常陸の家」の詳細調査を終え
既存建物の平面図を描き始めましたが、
「あれれ・・・? あの部屋の窓はどうなっていたっけ?」
なんとも恥ずかしいのですが、調査不足です。
そんなわけで、再度調査に行ってきました♪
片道75分〜♪ガソリン高いぞ〜♪

今回は一眼レフカメラに広角レンズを付けていきましたので
かなり効率よく現況を撮影することが出来ました。
最初からこうすれば良かったのね(軽く反省中)

hita0763.jpg
敷地東側にある欅(けやき)の大木
夏の間中こちら側から吹く風があります。エアコンいらずです。

hit0762.jpg
建物正面側(改修後もこのままのデザインを保つ予定です)

右側の2階建て部分は30年前に増築した建物ですが
再利用できません。
60年前の技術の方が長く使うことを考えて作られています。
家づくりの技術は道具や建材の進歩により
どんどん退化しているのかも知れません。
大量消費の時代には「長く住む家をつくる」という言葉が
失われていたのでしょう。
誰もその言葉を発しないと、
それを達成するための技術は不要となりますので、
つまらない言葉でも誰かが語り続けることが必要です。
(断熱〜ぅ♪←1日1回がノルマです)

さて、
華奢な増築からさらに30年経過した現在
家づくりの技術がその頃より進化したとは思えません。
私はあり合わせの材料と技術で何が出来るのでしょう?
既存の建物に何をどのように組み合わせていくべきかを検討し
システムの最適化を計画してみたいです。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
改修の仕事は先代の職人に対する礼儀が大切ですね。
現地を調査する度に60年前の拘りが見えて来るようになります。
無配慮に今日の技術に置き換えるような改修は嫌ですので
悩み始めるとなかなか前に進めません(遅筆の言訳です)
posted by TOY-order at 22:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

「土間のある家」の夏対策!

久しぶりに「土間のある家」の前を車で通りました。
この家には冬の日差しを蓄える土間があるのですが、
そこに夏の日差しを蓄えてしまうとかなり不快になります。
簡単なのは葦簀(よしず)などによる日除けですが、
こちらのお客様はもう1ランク上の手法を採用していました。

その方法は「窓の外に蔓性の植物を育てる」です。
時間がなかったので写真がありません。たぶんアサガオですね。

夏の日差しを受けてぐんぐん伸びています。
植物の光合成について思い出して下さい。
(忘れてしまった人はこちらで勉強しましょう)

植物は根から吸い上げた水と太陽の光のエネルギーで
二酸化炭素を吸い込み酸素を吐き出します。
ついでに水蒸気も吐き出します。

空気中の二酸化炭素の話はチョット置いといて、
ここで重要な点は水蒸気です。

植物が水蒸気を吐き出したら
湿度が上がって蒸し蒸しするようなイメージがありませんか?
ちょっと違います。

植物は動けませんので太陽の熱で体温が上昇するのを防ぐため
水蒸気を出しているのです。
人が汗をかくのと同じ仕組みですね。
根から吸い上げられた水が葉から吐き出され気化したものが
水蒸気でして、気化するときに大量の熱を周りから奪います。
つまり植物は根から水分を吸い上げている限り
葉っぱの表面温度は一定以上に上がりません。
良くできています。

葦簀による日除けより1ランク上と書いた理由はそこです。
葦簀は太陽の光が長時間当たるとそれ自身の温度が上昇します。
日除けとしては機能していても、表面温度が上場することで
徐々に輻射型暖房機と同じ機能を持ち始めます。

南側の夏期太陽角度はかなり高いですので
立てかけた葦簀の表面温度が急上昇することも無さそうですが、
アサガオの日除けよりは確実に温度が高くなります。
さらに、
気化熱により冷やされた空気は重くなりますので、
影の部分には必ず下向きの涼しい気流が起きています。
アサガオ程度ではそれを体感できるか分りませんが、
葦簀では起こりません。

いや、
霧吹きで葦簀に水を吹きかければ気流を起こすことも可能です。
ただし、その場合は家族の誰かが犠牲にならなければいけない♪

ね、1ランク上の日朝調整方法でしょ?
問題は、育てるタイミングです。
暑くなってから慌てて種をまいても遅すぎです。
春から準備しなければなりません。

育つのにアサガオより時間が掛かりますが、
葡萄でしたら毎年勝手に葉が茂りますし、秋には実がなります。
多少の手入れと、建築工事が必要ですので、
こちらはさらに1ランク上の手法と言えます。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
お客様に連絡して写真を撮影させていただく予定です。
お楽しみに!
posted by TOY-order at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_土間のある家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

契約完了です。

「小名浜の家」の工事契約が無事に結ばれました。
設計者である私は立ち会い人となります。
工事中は、
お客様に代わりプロの目線で工事の様子を監理し、
少しでもいい家となるよう重箱の隅を突くような指示を出したり
予算によっては合理的な納まりを指示したりと
足繁く現場に通い続けます。(これが監理業務です)
それから、
材料や色の相談についてお客様の相談にも乗りますよ。
それらの様子は随時こちらで更新していきます。お楽しみに!

その前に、NEDOへの着工届け、いわき市への届けなど
補助申請の書類作成をしなければなりませんので、
ちょっと焦っています。

そうそう、
昨日いわき市役所で仕入れてきた情報です。

昭和57年以前の住宅は耐震性に問題がある場合があります。
いわき市では耐震診断が格安で行える制度の申込みが始まります。
詳しくはいわき市建築指導課に相談してみて下さい。

募集期間:平成20年8月1日〜9月30日
募集戸数:30戸(申し込み多数の場合は抽選)
自己負担額:6千円〜7千円(床面積による)
申込場所:いわき市役所建築指導課(22−7516)

悪質なリフォーム業者がたくさんあるそうです。
耐震診断は安心できる技術者にお願いするべきですね。
ただし、残念ながら診断後の耐震改修の費用は実費となります。
こちらについても何らかの補助があるといいのですが、
これじゃ予算のない人は危険と判定されても直せないよね?

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
また地震がありました。
今回は深夜です。
地震はいつ来るか分りません、寝室の家具は大丈夫ですか?
タンスの転倒防止などもう一度確認しておきましょう。

追記2:
どあら
posted by TOY-order at 14:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_小名浜の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

何だそりゃ〜!

確認申請の手続きで住宅センターに行ったとき
『わが家の「安全・安心・快適」リフォームのすすめ』という
パンフレットを貰ってきました。
相談窓口のリストや、リフォームのサイトも紹介されている
国土交通省住宅局が監修するきれいなパンフレットです。

内容は、
耐震リフォームをすると固定資産税が3年間半額
バリアフリーリフォームをすると1年間3分の1免除
省エネリフォームも同じく1年間3分の1免除
というもの。

早速、相談窓口に問い合わせたところ
固定資産税は市が窓口なのでそちらに問い合せて欲しいとのこと
盥回しに備えニコニコモードで市役所固定資産税課へ行くと
なかなか必要な書類が出てこない。
「申請する人少ないのですか?」と尋ねると
「実はですね・・・」驚くべき事実が判明!!!

耐震リフォームや省エネリフォームなど
建物全体に関わる大規模な改修工事で
内外仕上げ材料などが新しくなった場合は
改修後の建物を調査して固定資産税額を改定するとのこと
つまり、
築30年以上経過している家をリフォームするのに
減税制度を活用しようとすると
最初に固定資産税が増額されてから
半額とか3分の1免除とかとなるというのです。

「申請後ですとトラブルになる恐れがあるので
相談に来た方には毎回説明させていただいています。」

あたしゃ、呆れたよ!

危険な古い建物を安全に直しましょう。
改修で入り用でしょうから税金も優遇しますよ♪
とか、
CO2対策もありますし、エネルギー価格高騰もあります
建物を省エネ化することは国にとってもメリットですので
固定資産税を優遇しますので省エネリフォームをしませんか?
なんてことを書いておきながら
当の固定資産税課は改修のタイミングで増税を狙っているという。

これ程機能していない制度は初めてです。
窓口で笑っちゃいましたよ♪(嫌味たっぷりで)

ちなみに、
改修の補助申請をしなければ
リフォームしても固定資産税が改定されることは無いとのこと。
なんで、こんなねじれてるんだろう?
市は税収を減らした上に変な仕事を増やすようなことは
したくないんだろうなぁ〜
つまり目先のことしか考えていないということ!!

そんなわけで、
「小名浜の家」は耐震・省エネの性能リフォームですが、
耐震リフォームの減税は受けないことに決まりました♪

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
個人事業税の請求が来た。
税金のこと知らなすぎるのよねぇ〜(涙)
どんだけむしり取れば気が済むの?
posted by TOY-order at 18:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_小名浜の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

やはり事務的に処理されました(涙)

超長期住宅の話が連続しますが、
進捗状況を積極的にブログ等で公開することが
採択の条件ですので、頑張って書きます♪

本日、国土交通省から採択事業の決定通知が届きました。

しかし、
チョット残念な内容です。

申請書類作成時は建物の詳細調査がされていませんでしたので
柱の寸法は全て12cm角あると思っていたのですが、
後日調査したところ基準より5mmほど足りない柱が
数本あることが分りました。
このことを提案内容の最終確認のメールにて説明したのですが、
全く取り合っていただけませんでした。

書類には杓子定規に新築物件が満たすべき最低基準が
書かれてあります。
古い民家の改修の場合は無い基準なのに、
建物を隣の敷地に動かすと満たさなければなりません。
60年前の建物で新築する提案は想定外だったと思いますが、
もう少し柔軟に対応して欲しかったでね。

補助金を受けるためには
60年間この家を支えてきたまだ使える柱を撤去し
真新しい柱に変えなければなりません。

建物の耐久性は柱の太さで決まるわけではないのです。
60年間壊されないで住み続けてきた家を直すのですから
使える部分は最大限活用することが今回の優先事項だと考えます。
それなのに、
国の補助金でこれらの柱を撤去しなければなりません。
たかだか5mm太い柱に変えるためだけにです。

なぜ国土交通省ははこの矛盾に気がついてくれないのでしょう?
とにかく想定外の出来事に柔軟に対応できないお堅い組織です。
(会計検査時の言訳ばかり考えている嫌なイメージがあるのよ)

例えば
柱に家族の背比べの傷があったとしても基準優先なのかな?
お客様が嫌だと言ったら申請を取り下げてやる!!(←ウソデス)

その他にもややこしい申請書類がたくさん届きました。
これらを順番に提出していくのかと思うと気が重いですね。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
柱のことでこれ以上国土交通省と対決するつもりはありませんよ!
ただ、
こちらの相談を全く取り合ってもらえなかったことが残念なんです。
ダメで元々、当たって砕けろ的相談内容でしたから
相談に対する回答が少しでもあれば気が済んだところ・・・

男のくせにめんどくさい奴なんですよ!
posted by TOY-order at 16:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

有料って言われても・・・

「常陸の家」が新建ハウジングという業界紙に掲載されました。
と言いましても、まだ基本設計の段階ですので
超長期住宅先導的モデル事業「注目採択提案ピックアップ」という
記事の中での紹介です。

hit6813.jpg
(文章が気になるという方!クリックで拡大できますょ!)

大手経済系新聞社から取材の依頼がありましたが
広告料が必要とのこと・・・
私の提案はお客様が決まっている個別提案ですので、
システム提案の大手ハウスメーカーと一緒に営業されても
困ります。
何も決まっていない状況なのに
大風呂敷を広げるような広告を打つメリットもありません。
しかし、いろいろ来ますね〜

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
今週いよいよ小名浜の家の契約です。只今準備中!
「常陸の家」の実測に合わせた作図も開始しました。
古い家ですので壁量が異様に少ない・・・
posted by TOY-order at 22:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

現地詳細調査実施

「常陸の家」の詳細調査に行ってきました。
午前10時に現場に到着したのですが、
床下、天井裏を調査するための投光器が無いことに気付き
近くのホームセンターまでお買い物♪お買い物♪

ついでにかなり明るい懐中電灯も購入!

30分ほど遅れて調査開始。

部屋毎の寸法、高さ、柱の太さなどを調べます。
細かな部分はスケッチし、寸法を書込み、写真を残します。

hit6811.jpg

正午
またまたお昼をご馳走になってしまいました。
山菜の天ぷら最高です!!

午後1時
大手新聞社の取材です。

計画のこれまでの経緯と、今後の予定などを説明し
建物の周囲を説明しながら一周
最後にお客様と私が打ち合わせしているところを撮影ですが、
記者からあれこれ指示が出ます。やらせ疑惑(笑)
どんな記事になることやら・・・チョット不安です♪

午後3時
調査再会

脚立と投光器で天井裏を調べます。
明らかに違和感がある間仕切り壁を調べたら
天井裏まで漆喰の壁が仕上がっています。
なるほど、
40年前はそこに天井はなく構造の梁が剥き出しだったとのこと
当然この天井は撤去する方向で話が進みます。

床下の高さを測るために、畳を捲ります。
バールとノコギリを用意しましたが、
日頃の行いの良い私は、ちゃんと点検口のある畳を選びます。
(神様ありがとう!)

床下にはお客様の亡くなったお父様が残したガラクタが
大量に出土!
もったいながりで、何でもとっておく人だったそうですが、
床下に数十年放置された木材の多くは虫害に遭っていて
残念ながら使い物になりません。気持ちだけいただきます。

床下のガラクタが悲惨な虫害に遭っていたにもかかわらず
建物の構造体には致命的な被害はないようでした。

午後4時
調査終了

これで既存建物の図面が描けますます。
徐々に完成後の建物のイメージが固まってきました。
これは設計で最も楽しい瞬間ですので誰にも譲れません(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
調査中に以前相談があったお客様からメールがありました。
こちらの種まき仕事も重要です。
これを怠ると今の仕事が終わったときに路頭に迷います♪
posted by TOY-order at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

60年前と変わらぬ風景

雑誌社から超長期住宅のコンセプトについて
2000字程度の原稿依頼が来ました。
書き始めたらなかなか建物の話に行き着かない・・・
雑誌社さんからは、
「概評にあることを中心に書いて下さい」と言われていますので
論点がずれまくっている。
たぶんボツになるので、こちらに載せてしまおう(笑)
読んで下さい。

これまで多くの家づくりに関わってきたが、構造的に危険だからと言う理由で建替えられた家はあまりない。家が壊される理由の多くは「狭い」「住みにくい」「家族構成に合わない」等の機能的な問題によることが多いのである。建物には構造的耐久性と機能的耐久性があるが、機能性への配慮が足りない家は幾ら頑丈につくっても短命となることを意味している。
と、機能的耐久性の重要性をサラリと書いてはみたが、これが簡単に確保できる内容ではないのである。将来の家族構成の変化や、住宅設備の進化等将来起りうる劇的な変化をどうやって予測しすればいいのだろう。私はその方法を知らない。それなのに長く住み続けられている家がある。それらは機能的な耐久性が十分に備わっている家というより「住みにくいけど壊したくない(壊せない)家」となっているのではないだろうか。

最近読んだ本にこんなことが書かれてあった。
個人が自分らしい生き方を求め家族が解散へと向かった。住まいは多世代型住居から核家族型住居へ向かい、親族、地域社会の崩壊へと繋がっている。共同体を作ることは不愉快な隣人に耐えることを強いることを意味するのである。
(内田樹著「こんな日本でよかったね」より抜粋)
          ※ちなみに著者はこの現象を日本の国策という

核家族型住居とは解体の同意を得ることが容易な家である。

私は時々市街化調整区域(田舎の旧街道沿いや山の集落をイメージしよう)を散策する。どこかに出かけるときなどは意識して裏道を選ぶようにしている程の町並み好きなのである。そんなことを趣味にしていると、年に数回掘り出し物に出会えることがある。その町並みは時間が止まっているのかと錯覚するほど静かで、美しい。これらの地域は法律で新しい建物の建設が規制されている(これを市街化調整区域という)ため建物の多くが古くからの農家であることが多い。、敷地には奥行きがあり、ゆったりとした隣棟間隔も新興住宅地にはない魅力の一つといえる。そしてどの建物も古いのだが、背景の自然と調和した見事な町並みとなっているのである。
これらの集落には主に親族で構成される地域社会も健在で、ごく最近まで個人の好みで家をデザインすることすら認められていなかったのであろう。町並みを保存すると言うより、村社会独特の異端にならないようお互いに気を遣って生活してきた結果なのかも知れない。
偶然見つけた集落の中をゆっくりと移動する。たいてい自分以外動く物が無く、まるで時間が止まった中を彷徨うような浮遊感が体を包むことも少なくない。しかしこの感覚も長くは続かないのである。突如目の前に現れた場違いな(ここ数年の内に建てられたと思われる)建物により簡単に遮られるのだ。超が付くほど保守的な田舎の集落でさえ個人の自由が罷り通る時代なのである。

さて、最初の話に戻そう。「住みにくいけど壊したくない(壊せない)家」を作るためには、不愉快な共同体への帰属が重要となる話である。家の寿命を延ばすための最も重要な条件は多世代同居で「家を継ぐ」仕組みが維持されることではないだろうか。またへそ曲がりなことを言い出しやがったな等と思わずに聞いて欲しい。

親世代が個人の自己表現で建てた家が次の世代へと継がれるには、子ども世代に対して家への愛着を伝えなければならない。子ども世代にその建物が受け入れられることが最初の難関なのである。子ども世代にとっては、やっと巡ってきた自己表現のチャンスである。それをみすみす逃してまで住み継ぐ価値がそこに見いだせなければ、どんな大層なコンセプトで長寿命を謳ってみても絵に描いた餅である。ここが、構造的耐久性と機能的耐久性のみで超長期住宅を計画する限界点である。
これまで住んできた家を壊すためには少なくとも家族全員の同意が必要となるが、多世代同居という共同体の場合、これは容易ではない。これに親族、地域社会が関わってくると自分勝手な家づくりは絶望的になってくる。街道沿いの集落が美しい統一感を持っているのはそのためである。それがたとえ少数派でも共同体内に壊したくないと思う者があれば家の寿命は(極わずかかも知れないが)延びる。多世代同居型家族の場合核家族のそれに比べ大幅に延命の機会が増えるのである。なんだそんな理由かよと思われるかも知れないが、古い町並みの多くはそれらを受け継いでいて「住みにくいけど壊したくない(壊せない)家」となっている。おじいちゃんの目の黒いうちは壊せない」と言っていたら自分もおじいちゃんになっていたという、個人主義という価値観では計れない時間軸上での連鎖なのである。(ちょっと大袈裟かな)

「常陸の家」はその意味で恵まれた条件である。周囲には親戚も多く保存に値する古い町並みも残されてある。煩わしい共同体が今日も機能しているのである。建物を容易に壊せない(同意を得るのが厄介な)共同体である。かなりネガティブな表現だが、現在の価値観が個人主義を基準に作られているので仕方がないことと腹を括って読んで欲しい。
具体的な計画は、隣接する敷地に今ある建物を移築再生するもので、60年前からある風景の一部として違和感が無いことが計画で最も重要な条件である。設計者が古い町並みの保存に関わることで何が出来るのだろう。まずは設計者の気配を消す努力から始めようではないか。そして「住みにくい家」を「快適で住みやすい家」に変えていこう。それによって建物ががさらに延命できたら言うことがない。

今回のコンセプトで仕事を終えると建物は「詠み人知らずの家」になる。まあ、そもそも私がデザインしたわけではないのだからこれも仕方がないこと。(7/20 大幅に加筆修正)

この家が長期間快適であり続けるための技術論は次の話で、少し勉強すれば誰でも出来ることなので割愛。知りたい方はバックナンバーを探して下さい。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
日曜日は建物の詳細調査を行います。
梅雨明け万歳!
posted by TOY-order at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

実施設計終了〜〜♪

「湯本の家」の図面が完成しました。
各業者さんへの見積もり依頼も無事終了。

予算オーバーが予想されるので大胆な減額案も準備完了。
余程のローコスト住宅を設計している場合でなければ
新築の減額変更はいろいろ出来ます。
ただし、
お客様に対して
「見積り金額が算出されないと設計図通りに実施できるかは不明」
と説明しておかないと後でトラブルとなります。
基本設計完了の時点で概算見積もりを作成していますので
予算の範囲であるというところまでは分っているのですが、
実際に図面を描いているとデザインがエスカレートしたり、
内装や窓の開閉方法に拘ったり、
図面を細かく描くほど見積金額も高くなるというジレンマ!

最後は、
造り付け家具など色々考えた部分から減額していきます。
説明中はお客様の悲鳴にも似たため息
もちろん私も切ない。

チョット無理目の設計から減らしていくアプローチは
ローコスト系ハウスメーカーのオプション積み上げ方式の
真逆の手法ですね。
予算内で最良の成果を目指すのであれば
予算オーバー気味の設計図面で業者さんと交渉するべきだと
思っているのですが、理解していただくのに時間が掛かります。

確認申請も降りていますので
工事金額がまとまればいつでも着工可能です。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
「常陸の家」の設計が本格的に始まります。
posted by TOY-order at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

メカ好きのツボ!

今日もドタバタです。
「湯本の家」の家具図を見積もり依頼のためメールで送り
同じく建具表を建具屋さんに渡す。
同時に昨日打ち合わせした駅前の店舗の建具追加について
色決めと納まりの確認。
そんなことをしていると「小名浜の家」のカタログが届く。
必要なところに付箋を貼り準備完了。
超長期住宅についての原稿依頼の電話は即答せず外出。

「湯本の家」の確認申請の訂正をし、確認済書が手に入る。
事務所に戻らず、別の自治体に移動!
もう一つの確認申請も手直し完了したのだが
建築主事不在のため確認済書は手に入らなかった・・・

事務所に戻って「小名浜の家」のカタログと工程表と
お客様用の製本図面を車に積み打ち合わせ。
打ち合わせ中に「湯本の家」の業者さんから図面内容の問い合せ、
打ち合わせ終了後はそちらに寄り道。
かなりの予算オーバーとなる予感です・・・

全く図面を描かずに夜7時、ようやく仕事の時間です。
「湯本の家」は照明器具を選べば図面が全て揃いますので、
なんとしても完成させたい!

設計の内容をチョット紹介

リビングに隣接する食堂は一段上がった小さな畳の部屋です。
(予算が許せば堀コタツを設置するつもり)
この部屋は、臨時の客間にもする計画ですので照明は悩みどころ
テーブル上のペンダントは低く設置したいが、
客間として使うときはもの凄く邪魔!
簡単に上下できる照明器具を検索したら発見しましたよ




プーリーペンダントといいます。
本当に動くかは使ったことがないので分りませんけど、
この滑車に惚れました。
男子はメカ要素にめっぽう弱いのょ!
月曜日の打ち合わせでは上手に説明するぞっと(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
ネットを彷徨い続け気がつけばこんな時間・・・
眠くなってるし・・・

先月上旬にロストとプリズンブレークに嵌ったことを深く後悔

おまけ3回目
posted by TOY-order at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

認識不足でパニック!

「常陸の家」の事前相談に行ってきました。
車で70分の裏道を確立しましたので、
予定が立てやすくなりましたが、ガソリン代は痛い出費!

さて、
今回は築60年の農家の移築を計画しています。
隣接する農地を宅地にして移築する予定ですので
農業委員会に農地転用の届けが必要になります。
おまけに市街化調整区域ですので都市計画課にて
農家住宅の届けも必要です。

これらは土地に関する届けですので、
建て物の詳細については規模と配置の概略が分れば十分だろうと
(勝手に)思い込んでいました。

そんな気持ちで窓口に行きましたので
かなりの勢いで叩きのめされましたよ・・・(イタクナンカナイモン)

詳しく尋ねると、
農家の方が転売目的で農地転用するケースが増えているため
審査項目がどんどん厳しくなっているのだそうです。
(おそらく「つくばエクスプレス」が原因だね)

そんなこんなで多少盥回しになりつつも確認できたこと

「農業委員会は毎月1回の開催で、許可が下りるのは2ヶ月後」
「農転の書類に記入する建物の面積は
 建築確認申請の面積と同じでなければならない!」
「浄化槽の設置届けが必要である!」
「敷地を分筆する必要がある!」

突然、設計のスケジュールが大幅に短縮されました・・・

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
建築確認申請の必要書類を尋ねたら、
木造住宅でも筋違い計算書・壁のバランス計算・接合金物の仕様が
必要とのこと・・・いわきと全く違う・・・
毎回計算はしていますので問題なく対応可能ですが、
申請の必要書類となると緊張の度合いが全く違いますよ!
posted by TOY-order at 22:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仕事は寂しがり屋なんだと思う

春に引き渡した駅前の店舗から連絡が入り
ノレンで仕切っていた部分に扉を付けたいとのこと
設計時に扉を提案していたので
資料は揃っていましたから特に準備はありませんでしたが、
仕上げ材などのサンプルを用意していました。

すると、4年前に引き渡した家のお客様から電話、
なんでも羽蟻が大量発生とのこと
知り合いの害虫駆除屋さんに電話し、
店舗の打ち合わせの前に現地確認
シロアリじゃないのでほっとして店舗の打ち合わせに行きます。
(予定通り10分遅刻・・・ごめんなさい)

事務所に戻ると、超長期住宅について大手新聞社から電話取材
近い将来に見学会の案内をする都合もありますので
こちらの取材には丁寧に回答します。

「常陸の家」の庭木を出来るだけ残して
納屋を計画すると納屋の影が気になりますので
日影図を作成しお客様にメール送信
これから、農地転用の事前相談で常陸に出発

帰ってきたら「湯本の家」の天井伏図と家具図を作成する予定

明日は、先週提出した確認申請の手直で外出
そろそろ、「湯本の家」の確認申請について連絡が来る頃
換気扇の計算書に食い違いを発見しているので軽くブルー

週末は「常陸の家」にて詳細現地調査を行う予定
○○新聞の取材も同時にこなす作戦!

暇なときは一週間ぼーっとしてたりするんですが、
今週は図面を描く暇がありません。
それでも締め切りがありますので、深夜に作図です。

昨日、建築士法改正の講習会で半日潰れたのも痛い・・・

「お金は寂しがり屋だから沢山あるところに集まる」と
誰かに聞いたことがありますが、
どうやら仕事も同じ習性を持っているようです。
それでお金持ちになれるなら良いのですが、
残念ながらお金と仕事は、かなり仲が悪いとのこと・・・

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
仕事が趣味ですからこれでいいのだ(←自分に言い聞かせる)
posted by TOY-order at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

確認申請

「湯本の家」の実施設計がまもなく終了でします。
家具詳細・電気設備・外構詳細などが残っているのですが、
工事予算がオーバーしたとき
最初に減額工事の対象になる部分ばかりです。

どこまで描くべきか・・・

そんなことを悩みつつ、
昨夜は遅くまで建築確認申請書を作成しました。
姉歯事件のおかげで、申請が面倒になっていますので
かなり慎重に書類を用意するようになったのですが、
それでも小さな記入ミスがチラホラ・・・(赤面)

それでも何とか受け取っていただくことが出来ました。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
これから改正建築基準法の講習会に行ってきます。
構造計算書偽装事件に端を発した改正です。
あのおっさんがやらかしたことの尻ぬぐいは
業界全体で少しずつ負担する形で続いているのでした。
posted by TOY-order at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

断熱計算

「湯本の家」の実施設計がもうすぐ完了です。
断熱計算は基本設計時に行ってありましたが
暖房の設計をするために実施設計に合わせて再計算しました。

窓の大きさや建物の高さなどが微妙に違っていますので
毎回このタイミングで計算値を修正しています。
凸凹が多い建物の計算はちょっと手間ですが、
自信を持ってギリギリの暖房能力を計画するためには
避けて通るわけにはいきません。

さて、その結果ですが、
年間暖房エネルギー消費量:430リットル(灯油)
1u当たりの年間灯油消費量は3.2リットルですので
そこそこ省エネだと言えます。

次世代省エネ基準ギリギリの家を「いわき」で計画した場合
年間暖房エネルギーは10g/u以上ですので
かなり省エネだと言えます。
それでも年間400リットルの灯油を消費しますので
省エネかと問われたときに自信満々で「ハイ!」とは言えない

しかも、灯油代は今年の冬には150円程度になる予感!
5年前の3倍の価格です。

そんなわけで、
さらに省エネとする方法を検討してみました。

@ 太陽熱を取り込む
カラスの熱取得を考慮に入れたソフトを使っていますので
日射取得による省エネは期待できません。

A 開口部の断熱性能改善
主要な窓には断熱ブラインドを設置する計算ですので
こちらもこれ以上設置することは困難です。
窓の性能を上げるのも価格的に無理・・・

B 断熱性能の強化
これ以上壁の断熱を厚くすることも無理・・・

C 「換気」回数を調整する
これが驚くほど「効果あり」です。
例えば換気回数を0.5回/時のところ0.3回/時にして
計算すると、暖房エネルギー消費量は100リットル減ります。
熱交換型の換気扇を使えばもう少し減りますが、
予算の都合で使えない・・・
こうなったら、お客さんの耳もとで
「この換気扇を半分止めると年間一万五千暖房費が浮きますよ」
なんてささやく作戦で行くしかない?

D 暖房以外のエネルギー消費量を減らす。
それでも灯油消費量は3分の1になりません。
ちなみに灯油代の半分は給湯用ですので、
最近は太陽熱温水器を紹介するようにしています。
これがかなり省エネになります。
単純な設備ですので安価で長寿命!
日照時間の長い地域でしたら短期間で回収できる投資です。

アンチオール電化派の私は、
こんな面倒なことを考えているのです。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
玄関や窓の開閉もありますので
換気扇だけで換気する法律に違和感を感じるんですよねぇ〜
そんなわけで、法律に沿ってきちんと設置していますが、
運転方法についてはお客様に任せています。
(さらっとカミングアウト♪)
posted by TOY-order at 22:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 設計レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

早速しゃべりの仕事です♪

「常陸の家」は超長期住宅補助が決まり浮かれていたら
新住協さんのセミナーで講師をすることになりました。
急いで資料を作らなければなりません。

国土交通省に出した提案書には
「新住協さんの技術協力・鎌田先生の監修」と書きましたので
断る理由はありませんよ!

詳細はこちら↓
常陸太田セミナー.pdf

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
新住協さんの準備の良さに脱帽!!
いやいや、
補助が通らなかった場合もこの仕事は決まっていたようです・・・
人前で話をするのは割と平気なのですが
鎌田先生の前で喋るのはもの凄く苦手です。
だって、
ネタの大半が先生(断熱の神様)の受け売りなんですもの・・・

私は「情報の発信者」ではなく「情報の伝道者」です(←居直った)

普段なら遠くにいる神様のありがたい言葉となる私の話ですが
目の前に神様がいたのでは、全く価値が無くなります(涙)
posted by TOY-order at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

基本設計図書作成中

昨日「常陸の家」の事前調査をしたことを
今日の設計打ち合わせでお客様に説明しました。

2週間毎に打ち合わせを重ねてきましたので
建物の概要はかなり固まってきました。

既存建物移築部分は平屋ですし新築部分2階建て
地震時の動きは明らかに別でしょうし、
建物の寿命も違ってくるはずです。
「超長期的思考」で計画するなら2つの建物は
構造的に縁を切っておくべきです。

そんな理由から、建物は渡り廊下で繋ぎます。
建物にクビレが出来ましたので、そこに小さな庭を計画したり
高さの違う窓を設け、それぞれ違った庭に見えたり・・・
いかんいかん
ついつい妄想してしまった!

全体を計画するとき細部のイメージって大切なんですが
半分は忘れます。
忘れるくらいだからその程度の内容だと思って諦めます(笑)

お客様は部屋の広さについて心配している様子でしたので
「ちょうどいい狭さ」「ちょうどいい低さ」「ちょうどいい暗さ」の
話をしました。

建物を計画していると数値化できる部分は
数値が大きいほど良い建物であるという不思議な価値観に
全体が包まれることがあります。
この条件で打ち合わせをするとお客様を喜ばせるのは簡単です。
部屋を少し広くし、天井を数cm高くし、照明を多めに付ける?
どうです?
私はそれが良い設計だとは思えませんので、
数値化出来ない「心地良さ」という物差しを全員に渡します。

とたんに設計の打ち合わせは、
間取りの話から暮らし方の話へ向かい始めます。
こちらも頭フル回転で緊張の連続ですが、
話していて楽しい打ち合わせは好きですね。

暖房計画で灯油の話が出たときは言葉がありませんでしたが、
断熱計画・給湯計画・雨水利用計画・井戸水の活用など、
建物全体の燃費で検討しましょうと言って逃げました。

窓の大きさなどの話も出ましたので
そろそろ本格的な断熱計画をするタイミングですね。

hitパース1.jpg
現時点ではこんな外観。まだまだ検討の余地あり!

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
その前に農地転用!お堅い書類は苦手です・・・
posted by TOY-order at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら