2008年07月12日

基本設計図書作成中

昨日「常陸の家」の事前調査をしたことを
今日の設計打ち合わせでお客様に説明しました。

2週間毎に打ち合わせを重ねてきましたので
建物の概要はかなり固まってきました。

既存建物移築部分は平屋ですし新築部分2階建て
地震時の動きは明らかに別でしょうし、
建物の寿命も違ってくるはずです。
「超長期的思考」で計画するなら2つの建物は
構造的に縁を切っておくべきです。

そんな理由から、建物は渡り廊下で繋ぎます。
建物にクビレが出来ましたので、そこに小さな庭を計画したり
高さの違う窓を設け、それぞれ違った庭に見えたり・・・
いかんいかん
ついつい妄想してしまった!

全体を計画するとき細部のイメージって大切なんですが
半分は忘れます。
忘れるくらいだからその程度の内容だと思って諦めます(笑)

お客様は部屋の広さについて心配している様子でしたので
「ちょうどいい狭さ」「ちょうどいい低さ」「ちょうどいい暗さ」の
話をしました。

建物を計画していると数値化できる部分は
数値が大きいほど良い建物であるという不思議な価値観に
全体が包まれることがあります。
この条件で打ち合わせをするとお客様を喜ばせるのは簡単です。
部屋を少し広くし、天井を数cm高くし、照明を多めに付ける?
どうです?
私はそれが良い設計だとは思えませんので、
数値化出来ない「心地良さ」という物差しを全員に渡します。

とたんに設計の打ち合わせは、
間取りの話から暮らし方の話へ向かい始めます。
こちらも頭フル回転で緊張の連続ですが、
話していて楽しい打ち合わせは好きですね。

暖房計画で灯油の話が出たときは言葉がありませんでしたが、
断熱計画・給湯計画・雨水利用計画・井戸水の活用など、
建物全体の燃費で検討しましょうと言って逃げました。

窓の大きさなどの話も出ましたので
そろそろ本格的な断熱計画をするタイミングですね。

hitパース1.jpg
現時点ではこんな外観。まだまだ検討の余地あり!

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追記:
その前に農地転用!お堅い書類は苦手です・・・
posted by TOY-order at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これまでの経緯説明C

「常陸の家」は北側にある別敷地に建てることとなりました。

通常の新築であれば、
今の家に住んでいて建物完成後に引っ越せば良いところ
今の家を動かしますので、
まず今の家を空っぽにして、工事完了後それを戻すことになります。
せめて仮住まいをしなくて済むよう、
工事の手順は次のように計画しました。

@ 新築建物の新規建設部分を先行して完成させる
A そちらに引っ越し、小さく仮住まい
B 既存建物解体、移築部分を建設
C 建物完成、完了検査、建物全体使用開始!


建築の窓口担当者も状況を理解して下さり
@の時点で完成した部分の検査を行えば住んでも良いですよ
と、かなり良心的な見解をいただくことが出来きました

が、

「国土交通省の補助を受ける」ことを話すと態度は一変!
工事中住宅の一部についての仮使用の項目は建築基準法に無い
情報公開が原則となると、さっきの手順を認めることは出来ない
つまり、
法的に根拠は無いけど、状況により柔軟に対応しているが、
国が絡むのであれば厳格に対応せざる得ないとのこと・・・

悪いことするつもりは全くないのに、
完了検査前に数ヶ月使わせていただくだけなのに、
200年住める家をつくる話をしているお役人が
数ヶ月のことでイチャモン付けるとは思えないけどねぇ(笑)

県の担当者が通常行っている柔軟な対応の方が
理にかなっていると思いませんか?
それなら今の法律に問題があるはずなんですよ。
おそらくこれからも放置され続け、
誰かが小さな声で「ソレデイイヨ」と言い続けるのでしょう。

建築基準法律の運用は地方によって差があって当然ですので
この「コッソリルール」は嫌いではありません。

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追記:
そうそう工事の手順ですが、
お客様は既存建物の築30年部分に仮住まいします。
こちらはパタパタの寒い家ですので、ちょっと残念そう・・・

長々と書きましたが、今ここまで進んでいます。
10月には着工しますので、ちょっと焦ってきました。
毎回スタートが遅いのよ・・・反省中
posted by TOY-order at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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