2008年10月29日

断熱計算で分ること

建物の性能について10年以上勉強していますが、
まだまだ分らないことだらけですので、
勉強する機会があればできるだけ参加するようにしています。

今回は建物の断熱計算ソフトの使い方について勉強してきました。

きちんと断熱すれば「快適な家」は意外と簡単につくれますが、
できるだけ少ないエネルギーで快適に住む家づくりは
ちょっと理屈っぽく計画しなければいけません。

講習会では、
次世代省エネルギー基準ギリギリの性能の家を計算し、
エネルギー消費量を1/3に減らす方法を教えていただきました。

省エネの方法は地域によって異なりますので
計画地の気象条件を知るところから始めなければなりません。
と言いましても、
そんな面倒な事を調べるのは容易ではありませんので、
たいていの場合ここでつまずいてしまうのですが、
今回使ったソフトには
全国のアメダスポイントの気象データが入っていますので
計画地に近い観測ポイントを選ぶだけでおしまい(簡単だね)

換気扇の種類を選び直すと840gの年間の暖房費が650gに減り
窓の性能をあれこれ変更し、断熱ブラインドを設置することで
更に200g減らす事ができます。
ちょっと費用がかさむ部分ではありますが、断熱厚さを付加することで
年間灯油消費量を280gまで減らすことができました。
これで1/3になりました!

おまけに設定室温を2℃下げて、
居間にコタツを設けて過ごすと更に100g減らせることが分ります。
こんな使い方ができたのね。いやはや楽しいソフトです♪

そんなの机上の空論だと思われるかも知れませんが
この計算が重要なのです。
設計段階でここまで計算してあると、暮らし方が変わります。
ムキになって目一杯の省エネ暮らしをしなくとも、
無駄な暖房を減らす方法が事前に分っています。
仮に計算値と大きく異なる消費量になった場合は、
何が問題だったかを検証することができ、
添えに合わせた対策を早い段階で検討することが可能になるのです。

計算しない家ですと
エネルギー消費量が適正なのかを判断することができませんし
それに対する対策も立てようがありません。
予測値との差からは新たな課題も生まれてきますので
設計の制度はどんどん良くなっていくわけです(喜びのスパイラル!)

ソフトの新しいバージョンでは
電気の暖房とした場合のエネルギー消費量も算出されますので
以前より使い勝手が格段に向上した物となっています。

面白かった!!

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
講師の方がレーザーポインタを欲しがっていましたので
カバンの中にあったレーザー距離計で代用していただきました。
もちろんそんな使い方をする道具ではないのですが
ちゃんと機能したから問題なし!

ところが、
何かの拍子でボタンに触れてしまったらしく
電子音が鳴り止みません・・・
おかげで途中退場という不本意な扱いとなってしまいました。

後半は別の人が(何故か)携帯していた指し棒が大活躍。
距離計君にとって散々なデビュー戦でした(←論点ズレまくり!)





posted by TOY-order at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 新住協 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
[PR]春日部市 不動産
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。