2009年03月17日

シンクロ率50%

前回の続きです。
「土間のある家」と「日立の家」は温度測定期間が重複していました。
温度測定マニアですので当然比較します。

温度計のデータをTXTファイルに変換して、
Excelで読み込み、
余分なデータを削除し
グラフの色を調整する・・・ここまで1時間♪←だいぶ早くなった!

そして発見!
距離にして60km以上離れている2つの建物の関係・・・
「日立の家」の2階温度と「土間のある家」の居間温度がそっくり!
マニアでなくても見てみよう→ 温度比較001.pdf

確かに気象条件はほとんど同じではありますが、
このシンクロ率は興味があります。
ちなみに1階居間と比較するとかなり違って見えます。
ここに置きます→ 温度比較002.pdf

なるほど見えてきたぞ!
「日立の家」には日中も人がいますので、
日射があればカーテンを閉じますし、寒ければ暖房をします。
それに対して「土間のある家」は日中ほとんど人がいません。
さらに、
補助暖房でコタツを使っていますので夜の室温は若干低めです。
つまり
子供さんがまだ小さい為に使われていない「日立の家」2階と
コタツを併用した日中留守がちな「土間のある家」、
それぞれの室温はほとんど太陽熱に依存して変化していたのです。

「日立の家」の室温が上がらない日は、
2階のカーテンを閉じていたか、いわきと天気が違っていたのか、
そんなところでしょう!
「土間のある家」の方が若干温度が高いのは、
床下暖房の影響と付加断熱により断熱性能に差があるためです。
南側の土間蓄熱の影響もあるかも知れません。

グラフを更に詳しく見ていきますと、
「日立の家」1階温度グラフの後ろの方で
突然「土間のある家」とシンクロし始めます。
2月末になり外気温が少しずつですが上昇し始めたのに合わせ
暖房時間を調整したためでしょう。
室温変化が太陽熱依存型にシフトしています。

厚い付加断熱を設けるなど断熱性能を更にパワーアップすると、
太陽熱依存型の生活でも最低温度が下がらなくなります。
当然建設コストに跳ね返ってくる話ですが、
セントラルヒーティングが不要になりますので
思ったほどのコスト増にはならないかも知れません。

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追記:
これがいわき型の「ゼロエネルギー住宅」の骨格です。
どなたか興味のあるお客様はいらっしゃいませんか?
posted by TOY-order at 22:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_土間のある家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
toyさんのデータ、いつも楽しく見せてもらってますよ。
シンクロ率、すごいです!
Posted by noko at 2009年03月18日 21:09
nokoさん、
マニアックなデータに興味を示すあなたも相当なマニアです。
興味のない人に夢中で説明して嫌われないように注意しましょう(笑)
Posted by TOY(管理人) at 2009年03月20日 02:08
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