2009年04月03日

矯正させていただいております。

常陸の家」は歪みを矯正しています。

この建物ができたのは60年前ですので1950年。
世の中は大きな戦争からの復興の真っ最中です。

小屋組みに使われている木材の多くは古材の再利用で、
柱もあり合わせだったようで乾燥による大きな捻れが出ています。
貫と土壁で固める構造ですので、
これらの変形を文字通り柔軟に受け止めていて
建具の動きに少し不具合が出ていましたがちゃんと建っていました。
コンクリートの基礎が無いことも幸いして、
足下は建物の変形にゆっくりと追従していたと思われます。
なんとも柔らかなシステムです。

但し、
今日のガチガチの基準でつくる基礎に載せるとなると少々厄介です。
しかも基礎断熱で建物の土台との隙間を無くしたい設計・・・
かなり困ってしまう状況なのですが、
超長期住宅の基準で「やせた柱」が使えないこともありまして
建物の外周部はほぼ新築状態です。
(この割り切りがなかったら更に深い悩みの旅に出ていたでしょう)

hit8016.jpg

hit8015.jpg
建物をまっすぐに矯正しています。

さて次の問題は断熱性能の確保です。
大工さんと断熱工事屋さんと一緒に納まりを打ち合せしました。
新築工事でしたら明確に作業が分かれる作業ですが、
既存建物の改修である今回は断熱材を納めながら、
大工さんが断熱下地をつくる部分が随所に現れます。
様々な職人さんの連携が必要なのです。
いやはや、大変な作業の連続ですぞ!
これまで何軒か基礎のある建物の断熱改修をしてきましたが、
全く違う作業内容となります。

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追記:
今後のために既存外壁を残した断熱改修方法の検討も必要ですね。
色々と対策のイメージが浮かんできています。
国の変な基準が無い改修のチャンスが来たら試してみたいなぁ〜♪

業務連絡:
4月12日(日)に、
郡山市ビックパレットでしゃべりの仕事をします。
詳しくはこちら→ 4.12福島.pdf





posted by TOY-order at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_常陸の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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