2009年04月07日

「省エネ基準達成率」を計算してみた

CASBEEを計算した延長です。
「湯本の家」の省エネ達成率を
基準達成率の計算書作成用WEBプログラム」で計算してみました。

リンク先は建物のエネルギー消費量について
「断熱」「暖房」「冷房」「換気」「給湯」「照明」「太陽光」の
仕様を選ぶことで計算してくれる便利なサイトです。

省エネ基準達成率1.jpg
↑拡大できます
「湯本の家」の達成率は標準仕様を100%とすると104%です。
(何もしない家よりちょっとだけ省エネという意味ね♪)
断熱性能だけではこんな程度なんですね。
次世代省エネ基準W地域での暖房エネルギー消費量は全室暖房でも
光熱費全体の3割程度ですので、そんなもんです(涙)

省エネ基準達成率2.jpg
各室の照明に調光スイッチを設け、
お風呂と台所のシャワーを節水型にし、
手元にスイッチのあるタイプを採用するだけで119%になります。
照明と給湯のエネルギーはそれだけ多いということ。
省エネのツボです。

省エネ基準達成率3.jpg
さらにさらに、
太陽熱温水器と熱交換型換気扇を設置すると132%になります。
断熱性能を大幅に強化するより省エネの効率はいいようです。

例えば、
付加断熱と木製サッシの仕様により「Q値1.9」とした場合
省エネ基準達成率5.jpg
省エネ達成率は114%です。
建設費の増加は調光スイッチや、節水型シャワーの比ではありません、
寒冷地以外で家づくりをするのでしたら
費用対効果を考えると断熱強化は後回しとするべきでしょう。

ちなみに「Q値1.9」に
調光スイッチ、節水型シャワー、太陽熱温水器、熱交換換気扇まで
採用すると省エネ達成率は157%となります。
このソフトでは、
標準的な家での総エネルギー消費量を93.6GJとしています。
上の仕様ですと60GJまで減ります。おもしろい!
(GJ:ギガジュールと読みます)

最後に、太陽光発電パネルを設置してみましょう。
消費エネルギー量は49.5GJで、達成率は190%となります。
約半分のエネルギーで生活することが可能ということです。
ここまでできるといかにも省エネ住宅ですが、
かなりの工事費となるでしょうね。
これって光熱費の先払いといえます。
初期投資の回収が困難な仕様では
地球には優しくても財布には厳しい家ですので、
省エネ技術の価格が落ち着くまでは程々の仕様が良いのではないかな?

予算の都合もありますが、
これから建てる家では達成率120%を目標にすることにしましょう。
社内規定のバージョンアップです。

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追記:
あっあぁ〜
以前に建てた家にお住まいのお客様!
調光スイッチと節水型シャワーへの改修はそれほど難しくありません。
興味がありましたらご一報下さいませ♪
断熱仕様の強化はちょっとやそっとではできませんので
先にやっておいて損な話では無かったという事も書き加えておきます。

業務連絡:
4月12日(日)に、
郡山市ビックパレットでしゃべりの仕事をします。
詳しくはこちら→ 4.12福島.pdf


posted by TOY-order at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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