2009年04月15日

8年経過しました♪

どうしても断れない方からの依頼で、
8年前に設計した小学校に行ってきました。
今回は、
床下温水暖房方式を採用した小学校を工事中の業者さんを案内します。
もっと寒いときに見に来ればいいものを、
暖房が止まった頃に見ても暖かさが分らないのにね・・・

そんなわけで片道3時間半のドライブです。
先年も都内の設計事務所の方を案内するために行ったのですが
雪が積もっていて外部がよく見えませんでしたし、
スケジュールが厳しく案内だけで終ってしまいました。
今回は少し時間がありましたので、
8年前の設計の反省点幾つか紹介します。

煉瓦とポリカのコントラストに涙・・・
tad8210.jpg
屋根からの落雪対策で、冬期間は外廊下部分に雪囲いを設けます。
積雪量を十分検討したのですが、囲いの高さが足りなかったようで
煉瓦積みの壁に塩ビ波板の防雪板が取り付けられていました。
赤煉瓦と白い壁の上品さが自慢だったのに、
仮設っぽい装飾品を纏ってしまいました。反省1回目

ボイラーの廃熱が原因なのだろうか???
tad8212.jpg
機械室から6本の排気筒が出ているのだが、
それが雪に埋まらないよう煉瓦の壁とガラリで覆ってある部分。
上部の壁を見ると
サイディングを止めた釘部分が凍害のような症状が現れている。
ガラリの中に籠もった排気ガスが
外壁通気層部分に流入しているために起こったようである。
図面通りだとすると設計ミスなのかも知れない。反省2回目

塩ビ製床ガラリの苦悩
tad8216.jpg
床下温水暖房は床下の空気の流れを計画するため
暖房パネル上部に「上昇用ガラリ」、
パネルから離れた部分に「戻りガラリ」を設けなければなりません。
この当時は、
空気の流れを的確にイメージする能力が足りなかったため
子ども達の通路部分にも遠慮無く大胆にガラリを配置しています。
おかげでボロボロです。
今ならもう少し配慮する部分ですね。反省3回目

カーテンが付いている
tad8221.jpg
小学校に通う子ども達全員が一緒に食事を取るランチルームに面して
床の高さを一段上げた音楽室があり、ステージになっています。
設計当初はスライディングウォールで開閉していたのですが、
現在はカーテンを設けてスライディングウォールは常時開放中〜!
防音性能を上げるため有孔ボードを貼り、
五線譜のラインを引いたホワイトボードも付いています。
黒板だとランチルームにチョークの粉がとぶでしょ?
それを嫌ったんですが、水性マーカーの書き味が不評でした・・・
おかげで、
19年度卒業生にカーテンをプレゼントされてしまった。反省4回目

まだまだあるけど、大きいところだけ書きました。
若かったね・・・

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追記:
そろそろ痛みはじめてきましたが、
とても丁寧に使われていることが分かりホッとしています。
そうそう、
新しい校長先生から校舎の使いにくい点を指摘されましたが、
それは当時十分検討してあった部分だったので、なんとか釈明(笑)


posted by TOY-order at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-E大型物件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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