
既存建物の天井を捲ったらかっこいい小屋組が隠れていました。
お客様の話では、
「玄関は土間で天井が無かった」とのこと。
つまり、
今回の改修は昔の姿に近付ける作業だったのね。
土間には囲炉裏や竈があったでしょうから、
天井裏の梁が煤で黒くなっているのも頷けます。
お客様はその後、
家族の変化に合わせて増築、改修を繰り返します。
広い土間は、小さな玄関と小さな茶の間に仕切られ、
寒さ対策で天井が張られます。
そして、
なんとなく快適になった改修方法に満足するのですが、
玄関奥の小さな茶の間は何重にも閉じられた部屋で、
団欒のシンボル「炬燵」にとっぷり浸かる生活です。
寒さは薄らいだでしょうが、快適には見えませんでした。
寒さ対策で大きな部屋を小さく仕切る方法は
自分がいる部屋以外は寒いままですので、
生活空間をドンドン小さくしていきます。
大きな家なのに冬になるとワンルームのアパートのような暮らしです。
今回の改修では、後付けの間仕切り壁と天井を撤去し、
玄関とホールを大きく取り、
その一部にご主人の書斎を配置しました。
蔵書家ですので、上手に並べると見応えがある書斎になると思います。
さてダラダラと書きましたが、悩みはここからです。
古い梁が見える部屋の天井仕上げは、古く見せるべきか?

新築部分はいつもの調子でスイスイ進めるのですが、
古民家改修は緊張しますね。
60年前の職人さんに失礼があってはいけませんので、
かなりのプレッシャーです。
いろいろ悩みましたが、
変に細工しないで新しい色のままでいいと判断しました。
さてどうなるでしょう。内部足場が取れる日が待ち遠しいです。
1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。
追記:
大工さんと細かな納まりに付いて打ち合せしてきました。

階段のスケッチを描くと言ったのに忘れていた!!!

【現場レポ_常陸の家の最新記事】





