外物置は基礎がありませんので課税対象にはなりません。
(付け焼き刃ですので詳細な説明はできませんよ)
ついでに住み心地をヒアリングしてきました。
家ができて初めての夏ですので、本当に冷房無しで過ごせるのか、
お客様も半信半疑です。
まず、
この家の周辺環境が持つ能力を確認しましょう。
北側の隣地より2.5m程高い敷地で、
その向こうには川が流れています。
そのため北側の窓を開けておくと常に風が入ってきます。
これを使わないわけにはいきません。
断熱性能が優れた建物の場合、
冷房負荷は外の気温(暑さ)はそれほど問題になりません。
人、調理、家電製品などの内部発熱や日射取得熱が厄介者になります。
暖房シーズンは負荷軽減になると重宝がられていたのに、
数ヶ月後には手のひらを返したように嫌われ者です。
日射は夏の太陽高度を知っていれば庇の寸法で解決できます。
西日が入らない窓の配置なども重要なポイントです。
厚い断熱材で包まれているおかげで、
室内に籠もった熱はなかなか逃げていきませんから、
窓を開けてそとに追い出す方法が最も効果的です。
特に夜間の通風は重要になります。
外の涼しい空気を上手に取り入れることで、
日中温められた熱気が排出されるのです。
ロフト南側高窓と1階北側の窓を開放しておくと、
朝までにすっかり室温は下がっています。
これは古い農家の越し屋根の技術の応用ですが、
断熱性能がプラスされてありますので、
翌日の午前中までは涼しさを逃がしません。
もちろん偶然風向きが良かったわけではなく、
設計時に敷地に吹く風を確認し
夜間安全に開放しておける窓を設計しましたので、
きちんと機能する自信はありましたが、
小心者ですのでお客様の感想を聞くまでは心配です。
夏涼しいと言われる「いわき」ですが、
数日前に真夏のような日が続きました。
そんな日でも家の中に入るとひんやりしていたと言われ
ホッとしています。
でも本当は、
梅雨明け頃までは基礎のコンクリート等がまだ冷たいままですので、
涼しくて当然なんです。
9月頃に同じような感想を聞けるまでは安心できないのでした(汗)
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追記:
冷房が無い時代に建てられていた家のデザインには
夏を快適に過すための小さな技術がたくさん隠れています。
小さな技術ですので単体ではほとんど効果はなく、
幾つかの技術が集まってようやくチョットだけ機能するノウハウです。
文明の利器で力任せに冷やしてしまう方が魅力的に思えてきますが、
おかげで面倒な前代の技術の多くは忘れられようとしています。
古い家づくりのノウハウを応用したていねいな設計により、
ほとんどエネルギーを使わないでも夏に涼しい暮らしは可能です。
そんな事を考えていると、
最近の家づくりの常識は本当に昔の家づくりより進化しているのか、
疑って見たくなりますね。

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