2009年12月24日

人体実験?ぃぇぃぇフィールドワークです!

「小名浜の家U」のお客様から久しぶりに連絡がありました。
この前会ったのは暖房焚き始めですので11月上旬でした。
その時にお客様へ床下温水暖房の使い方について説明ししましたが、
かなりケチケチ作戦を実施することになりました。

設定の話を書く前に、床下暖房について簡単に説明しますね。
「小名浜の家U」は築35年の木造住宅の断熱改修で、
今年の9月に引き渡しをしました。
その時に床下暖房まで工事したのですが、
暖房は11月まで使いませんので全く設定されてありませんでした。
建物の外で灯油によりお湯をつくり、床下の配管に通します。
床下の必要な箇所に床下放熱機を配置し
そこからの放熱で建物全体を暖房するのですが、
最初の年は建物の床下に熱が吸われなかなか温かくなりません。
これまでも
引き渡して最初の冬はあれこれ設定を調整する仕事をしていますので、
それほど難しい仕事ではないのです・・・がっ!

こちらのお客様は省エネに興味がある方で、
どうやったら暖房費が浮くかを真剣に相談してきます。
そこで私が提案したのが、
本格的に寒くなるまでは暖房を極力減らしましょうという提案です。

しかし、
寒くなってから暖房のスイッチを入れたのでは
地面に熱が吸い取られ部屋が温まりにくくなりますから、
暖房シーズンの少し前から床下に温水を流すように指示します。
この送水温度をどこまで下げられるかが今回の課題でした。

通常ですと、
60℃程度の温水を1日8時間運転、
これを3週間続けると徐々に室温が上がってきます。
もちろんこの間の灯油タンクは怖くなるほどの早さで減ります(汗)
それでも1ヶ月近く続けると、
外が徐々に寒くなっていくのに、室内は温かくなるのです。
でも、まだ暖房が要らない時期なのにふんわり温かいのって、
なんとなくもったいない気がします・・・
そしてこんな疑問が湧いてきます。

「この時期の送水温度の設定は何度が適正なのだろう?」

ずっと気になっていた項目なのですが、
せっかく完成した温かい家で
肌寒い実験生活を快諾するお客様はいません!
諦めていたら、
省エネに興味があるお客様が登場しました(笑)

11月の中旬から45℃の送水で暖房していただきました。
そして1ヶ月経過した12月中旬、
室温は16℃までしか上がりません・・・
基礎コンクリートの表面温度も17℃・・・
慌てましたょ!

急遽、送水温度を10℃上げて55℃に変更しました。
考え方なのですが、
17℃まで蓄熱されていますので、
この後20℃まで熱を蓄えるのは難しくありません。
省エネ生活を目指すお客様ですが、
いつまで待っても室温が上がらない状況に我慢の限界だったようです。
申し訳ありませんでした。
おかげで暖房初年度の適正な設定温度が見えてきました。

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
「小名浜の家U」は新住協の全国一斉見学会のときに公開します。
近く詳細をお知らせしますね。

業務連絡:
HPをリニューアルしました。こちら

posted by TOY-order at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_小名浜の家U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
[PR]春日部市 不動産
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。