2010年09月01日

破局的な現場に踏みとどまり不幸と危険をわかちあう

図面を描く合間に「内郷の家」のシミュレーションを100通り以上行い、建物の方位、軒の寸法、断熱厚さ、窓・換気扇の仕様などの組み合わせで冷暖房費がどのように変化するかを研究しています。
全ての組み合わせを行うのは時間的に現実的ではありませんので、主要なシミュレーションで結果が明らかな場合は詳細な検討を行わなかったのですが、それでも100通りを越えてしまいました。

今度はその結果の解析作業です。
断熱性能を上げると自然温度差が大きくなり暖房負荷軽減となるのですが、それによって冷房負荷を大きくしてしまったり、軒を深くすると暖房費が増えてしまったりとあちらを立てればこちらが立たずの状態です。
ここまで来ると冷静さを欠いた判断をする恐れがありますので注意が必要です。
例えば、冷房の設定温度と機械のエネルギー効率をチョット操作するだけでエネルギー消費量は大幅に変化します。建物形状で冷房効率をほんの少し良くするために、暖房エネルギーが大幅の増加するようでは本末転倒です。この仕事は常に客観的にデータを眺めるセンスが必要になります。
自分に酔いやすいタイプですのでセルフコントロールのトレーニングにはモッテコイだったり(笑)

そんなことを肝に銘じつつ、
いわきで家を建てる場合には建物の軒をどの程度設けるのがいいのか、
コストパフォーマンスのいい断熱仕様はどの程度か、
何より、もうすぐ着工する内郷の家の仕様はこれで良かったのか(大汗)
そんな文章が間もなくまとまります。

明日中間報告を行うのですが、毎回どうしてギリギリなんでしょう・・・

事務所の机の前には内田樹先生の未読本が3冊ありますがジッと我慢です。
我慢して仕事に集中するはずが、いつもチェックしている先生のブログ面白くて現実逃避状態。
何でもいいので、
先生のブログ「縮み行く世界」と「スーパークールな一夕」を続けて読んで下さい。
気持ちよく仕事ができますよ!

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追記:
シミュレーションの結果がおかしいと思ったら、CO2排出量の計算にバグを発見!
こんど鎌田先生に言ってやる(←そんなに強くない)

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posted by TOY-order at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
計算のスパイラルに陥ると「夏はこの温度で生活してもらう」とか「冬はこの温度でも大丈夫かな」などと悪魔のささやきに乗ってしまいそうになる時が(汗)

人間を性根を試されてるようです(汗)
Posted by masakazu at 2010年09月02日 18:56
masakazuさん、
試しに暖房設定温度を1℃下げてみる。
この試算は極めて有用なんですが、ついフォースの暗黒面に飲み込まれそうになります。
Posted by TOY(管理人) at 2010年09月07日 14:42
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