2011年10月07日

傾いた建物を直す方法

中之作プロジェクトでは震災で傾いてしまった建物の相談も受けております。

建物が傾いてしまう原因の多くは地盤の問題です。今回の地震は様々なタイプの地盤の弱点を、狙い澄ましたかのように攻撃しています。そして建物は、見事なまでに敷地の弱いほうへ向かって傾いています。これは地面の中の問題ですので、建物本体を強固につくっても解決にはなりません。地盤が傾けば建物も傾いてしまうのです。

4月に相談を受けた方は「家が浮き上がったので診て欲しい」とのことでした。行ってみると、その家は地盤改良で建物の基礎下に杭を打ってありました。そのため、建物周囲の地盤が液状化などで沈下しても建物だけは沈下しなかったのです。周囲の建物も含めて町中が沈下したときに、この家だけが地面の下の固い地層に載っていましたので沈下せず、浮き上がって見えたのでした。このように地盤の強度に合わせた基礎の計画さされてある建物の多くは、今回の震災でも被害が小さくて済んでいます。

古い住宅は建築確認申請時に地盤調査が不十分なままでも建設可能だったため、地盤の沈下などへの備えが不十分な場合があります。しかし諦めないで下さい、傾いた建物も改修が可能です。改修にも様々な方法がありますが、弱い地盤は今後も大きな地震の度に沈下の可能性を含んでいますので、今後も長く住みたいと考える場合は、このタイミングでしっかり直してしまうことをお勧めします。

中之作で建物が傾いてしまった家は、建物の下にあるコンクリート基礎ごと持ち上げて水平にする工法を採用します。今月末に工事を行いますので、その様子はこちらのブログで紹介いたします。

改修工事の見学会も行う予定ですので、震災で傷んだ建物を直すか壊すかで悩んでいる方は、是非現場を見に来て下さい。

ちなみに、中之作の現場では設計料も紹介料もいただいておりません。だって、設計してないですもの。。。商売下手ですね。

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