2006年09月14日

高断熱の小屋をつくる?03

知り合いの大工さんから相談を受けた現場はいわき市にあります。
「工場の休憩所をつくるのだが、高断熱にしたい」と相談されては、
断れません。
20坪に満たないワンルームの小屋ですので、凄い速度で現場が進みます。

3月8日
外壁に構造用合板を釘止めして地震が来ても倒れないようにします。
この合板が踏ん張るためには
釘の「長さ」「太さ」「間隔」が重要になります。
初めての大工さんは、板が付いていれば丈夫になると勘違いして
釘なんかお構い無しですので事前に確認が必要です。
(ツーバイフォー用の長い釘ですので、
いつもの釘打機が使えない場合があります。)

tada008.jpg
大工さんに釘の重要性を説明しておいたので、
知り合いから釘打機を借りてきたそうです。
合板にめり込みすぎても強度が不足しますので、
釘打機の圧力は低めにする必要があります。

3月9日
屋根工事が始まりました。

tada009.jpg
屋根のテッペン(棟といいます)には、通気用のスキマをつくります。
もしも雨が入っても、天井の防湿層があるため室内になかなか垂れてきません。
壁の近くでシミ出てきても、雨漏り箇所の特定は困難で、
補修は大げさな工事になります。
信頼性のある「棟換気材」を使用したいところですが、
正直なところオーバースペックです。
これは私の指示ミスなのですが、
今回は勾配が6寸(約30度)ありますので
こんな高価な換気金物は必要ありません。

tada010.jpg
tada011.jpg
水が入りにくいように
屋根材の端部を折り返せばこの部材は必要ありませんでした。

安全側ですので性能には問題ないのですが、
私が目指す「脱既製品」を達成できなかったのがつらいです。

大工さんには、窓廻りのスキマ防止の方法を指示してきました。
実は、この現場は私の通勤途中にあるので、ほぼ毎朝現場確認してました。
決して「ブログのため」に出向いていたわけではないです。
念のため(笑)

次は、アルミサッシを付けて、外壁の防水処理を行います。
木造建築の防水紙は「おざなりな」工事が多いです。
もし外装材のスキマから水が入っても、
建物が傷まないように設ける「二次防水層」ですので、
もしもの水の流れに配慮して貼り付けなければなりません。
次回はそのあたりについて説明します。

小さな現場は超特急コースですから、色決めも大変でした。


つづく


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posted by TOY-order at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_鹿島の小屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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