2006年09月14日

高断熱の小屋をつくる?04

知り合いの大工さんから相談を受けた現場はいわき市にあります。
「工場の休憩所をつくるのだが、高断熱にしたい」と相談されては、
断れません。
20坪に満たないワンルームの小屋ですので、凄い速度で現場が進みます。

3月10日

アルミサッシが付きました。

tada012.jpg

窓は熱が最も逃げる部分ですので、
@ 窓を止める木の枠にテープでスキマの処理(写真右側)
A 木とアルミの接する部分には両面テープ貼り(写真左側)
ここまでしておけば、窓廻りのスキマ対策は完璧です。
細かいところにテープを「ペタペタ」やる必要がなくなります。

窓を止めたら、外壁側の防水紙貼りです。
水が速やかに排出されるよう、下から十分重ねて貼っていきます。
合板の下地があるので「ホチキスの親分」で「バチバチ」止めていくだけです。
窓廻りは、先ほどの両面テープをはがして、
「ぐりぐり」とこすり付ければお終いです。

tada013.jpg

もちろん、防水ですので、窓の下側→横側→上側の順に止めていきます。
ポイントは、片面テープと両面テープの使い分けと、作業手順です。


基礎断熱の部分もあります。
今回は暖房無しの小屋ですので、床下が無い建物ですが、
トイレとミニキッチンの設備配管用に、一部床下を設けました。

tada014.jpg

基礎の内側に5cmのスタイロフォームを接着しました。
断熱材が連続するように施工範囲を確認します。


3月11日

tada015.jpg

屋根工事がほぼ終了です。
壁の断熱材に入った水蒸気を
速やかに建物の外へ逃がす「通気層」も付きました。
「通気層」は防水層の外側に細い棒を止めていくだけです。
この棒に外装材を止めます。

水は通さないが空気は通す防水紙から出た水蒸気が、
きれいに建物の外へ排出されるよう、
通気部分の一番上と一番下は塞ぎません、
スキマをあけておきます。
私は、窓の上下も開けておきます。
(監督が勝手に塞ぐときがあります)

台風などのときは、ここから雨が入ってしまいますが
二次防水層を信じましょう!
ちなみに、サイディングの目地材ですが、
私は長期間の防水性能を期待していません。
だって、地震が来れば切れてしまうでしょ!
下地の防水性能は通気ある無しに関わらず重要ですよ!


この日は、この後水道屋さんが、床下の配管工事に来ました。
いわき市内の付き合いのある業者でしたので、細かな指示をしませんでした。
ところがこれが間違いの元でした、
業者が同じでも担当者が違うとまるでダメです。
翌日現場を見て愕然・・・・

次は、失敗談です。
設備の耐久性と改修しやすい建物づくりについて説明します。
現場と設計者の行き違いの様子と、その対策について写真付で報告します。
失敗も勉強!賢者は歴史から学ぶ!愚者は経験から学ぶ!
(私は何事も経験から学ぶタイプ・・・)

小さな現場は超特急コースですから、すぐ取り返しが付かなくなります。
緊張の連続です。

つづく


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posted by TOY-order at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_鹿島の小屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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