2006年09月14日

高断熱の小屋をつくる?08

知り合いの大工さんから相談を受けた現場はいわき市にあります。
「工場の休憩所をつくるのだが、高断熱にしたい」と相談されては、
断れません。
20坪に満たないワンルームの小屋ですので、
凄い速度で現場が進みます。



3月19日
この日も通勤途中に現場に寄り道してきました。

予想通り、天井の断熱が終わってました。
前日施工手順を説明しておきましたので、今度はばっちりです。
残念なのは、写真を撮り損ねたことです。(トホホです)

この建物は、屋根断熱です。
勾配天井の建物ですので、断熱は当然屋根面になります。
屋根面に20cm断熱します。
公庫の次世代省エネ基準より厚いのですが、
壁と同じ材料を使うことで材料の無駄をなくすことが出来ます。
つまり10cm+10cmで断熱します。

まず↓の写真を見てください。
tada005.jpg

屋根の下地の材料(垂木といいます)が、大きいのが分かります。
寸法は、38×235(ツーバイテン)を使っています。
(これだと、3.6m飛ばせます)
ここに、屋根通気層3cm+断熱材20cmを設置するのです。

施工中の写真が無いので、モデルを用意しました。

tada029.jpg

屋根通気層を確保する「通気くん」です。ダンボールです。

両端を折り曲げて垂木の間に押し込みます。

tada030.jpg

あらびっくり!通気層が出来てしまいました!

tada031.jpg

落ちてこないようにホチキスで止めます。

ここに、断熱材を2段で詰め込みます。
ちょうどの幅ですので切る必要はありません。
一部トップライト廻りを除けば超単純作業です。

tada032.jpg

断熱をしっかり設けた建物は、多少天井が高くても寒くありません。
吹き抜けの設計なんて、余裕です。
(たいていのお客様は、寒くないか聞いてきますね)

「吹き抜けが寒いのは当たり前」なんて思ってませんか、
しっかり断熱してあれば、寒くない吹き抜けなんて簡単ですよ。
小さな失敗はたくさんしてますが、
寒い吹き抜けは1度も設計してませんので、自信があります。


さて次回は、
いよいよ「気密工事」に突入です。偏見を持たずに読んでほしいです。

つづく


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posted by TOY-order at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_鹿島の小屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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