2006年09月15日

高断熱の小屋をつくる?12

只見町の大工さんから相談を受けた現場はいわき市にあります。
「工場の休憩所をつくるのだが、高断熱にしたい」と相談されては、
断れません。
20坪に満たないワンルームの小屋ですので、
凄い速度で現場が進みます。


今回は、シート工事の納まりについてです。
シートがアルミサッシにぶつかるところはどう処理するべきでしょうか。
考え方は様々ですが、私の考え(先生の受け売り)を書きます。

断熱材を柱の間に隙間無く充填するためには、筋違いは邪魔ですので、
建物の外壁面に「構造用合板」を釘止めして、筋違いの代わりとします。
実は、この合板のおかげで、壁面の隙間がほとんどなくなるのです。
(ラッキー!)

アルミサッシは、構造用合板に釘止めし、
両面テープで防水紙を貼りますので、
この合板とアルミサッシの「スキマ」は
外側から問題ないレベルまで処理されていることになります。

私は、シート工事の簡素化のために、
窓周りのシートのテープ止めを省略させています。
窓周りのスキマが外で処理されていますので、
「防湿層」の仕事だけする納まりになります。
(省略できるよう細かな下処理はしています。詳しくは過去の記事を見て)

tada042.jpg

シートが少しパタパタして、見たところ不安ですが、
内装のボードを張れば動きませんので心配無用です。



4月1日(金)

シート工事がほぼ終了しました。残るは、コンセント周りだけです。
最近は電気配線と断熱層を分ける工法で作業しています。
現場でも作業が楽になったと評判です。
詳しくは別の機会に書きましょう。

通常ですと、この段階で中間の「気密測定」を行いますが、省略しました。
単純な納まりしかないので、性能確保が目視で判断できたからです。


4月4日(月)

土曜日に電気屋さんが、コンセントを設置するはずだったのに・・・・

まだできてない!
大工さんは、どんどん工事を進めている。

tada043.jpg

窓の額縁も終わり、内装の石膏ボードも始まっている。

コンセント周りは、断熱材が薄くなるため、
しっかりとスキマを無くしておく必要があります。
通常はシートを連続させるため、
コンセントボックスが入る大きさの豆腐パック型の気密部材を使います。
ここの納まりをチェックしたかった。(そしてブログに書きたかった)


4月7日(木)

現場に行ったら案の定!!!
コンセント工事が完了し、内装仕上げの板も完了していました。
おまけにカメラ忘れてるし・・・・

完全にのけ者にされた気分です(泣)
イジケています。
「設計者が監理(確認)するまで、工事を止めておけ!!」
なんて言えませんでした・・・・(現場は生き物です)



つづく


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posted by TOY-order at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_鹿島の小屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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