2006年09月15日

高断熱の小屋をつくる?14

只見町の大工さんから相談を受けた現場はいわき市にあります。
「工場の休憩所をつくるのだが、高断熱にしたい」と相談されては、
断れません。
そう言って始まったこの「現場監理報告」も今回が最終回です。


大きなトラブルもなく、工期内で無事完了しました。
一つ問題は「市役所の完了検査の手続き」を忘れていたことです!
今日出してきます。ごめんなさい。

監理者は以前勤めていた事務所の所長名ですので
あちらに行って印鑑をもらわなければなりません。

建築指導課の担当者が現場に来ますので少し緊張します。
高い申請料を支払いますので3分程度で帰られると不愉快ですが、
重箱の隅をつつかれるのも嫌です。(とにかく嫌な仕事です)


4月19日(火)

工事が全て完了しました。
シックハウスが問題になってから小さな現場でも、
「出荷証明書」や「品質証明書」が必要になります。
また、隠れてしまうような部分の材料は、
「搬入時」「施工状況」「施工後の空き缶」などを写真で残しておきます。
これらは全て元受の工事屋さんが整理します。
不慣れな会社だとヒヤヒヤします(笑)

大工さんは「断熱工事」「シート工事」
しっかり覚えて帰っていきました。
そちらの目的は十分達成できたと思います。

私にとっての本当の問題はこれからです。
引渡しが春ですので、建物の快適性はそれほど意識されないでしょうが、
10月の終わりごろに、どんな感想が聞けるかが、重要になります。
設計で説明したことが、
実現されていることを確認するまでは安心できません。

つまり本当の引渡しは、一冬越した後だと思っていますので、
なかなかすっきり出来ないのです!!!(職業病ですネ)


tada048.jpg

木製デッキまで完成した外観の最終形!

tada049.jpg

玄関回り 
扉両脇のガラス面には建て主の趣味のステンドグラスが入ります。

tada050.jpg

室内側から見た玄関扉 
ガラスの化粧格子と安い照明が今回のこだわりです。

tada051.jpg

男女共用トイレです。目隠壁やトイレブースは既製品を使いませんでした。




ここまでお付き合いいただいた方でしたら
わかっていただけると思いますが、
今回紹介した小屋は高性能な小屋ですが、
外観は一般の建物とどこも違わないでしょう?
つまり、住む人は特に「高性能」を意識する必要なんてないのです。
「高気密」だからなんて身構えずに、
お客様は、ただこの空間の「快適性」を満足してくれればいいのです。
家は一生過ごす場所ですので、
設計者や工事業者は慎重に選択することをお薦めします。

家は買うものではなく、建てるものです。
くれぐれもお間違えのないように・・・・・
     

おしまい


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posted by TOY-order at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_鹿島の小屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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