2006年09月16日

基礎断熱のすすめ 05

今回は基礎断熱の施工手順です。
建て主さんでも理解できるように書きました。
工事業者の方はナナメ読みでどうぞ。
(プロの方によるアラ探しコメントは小さな声でお願いします)
@まず床の高さを決め、地面を掘ります。

kiso003.jpg

注意:床下コンクリートは地盤面より高くしないと
   大雨のとき床下がプールになってしまいます。

砕石を10cm程度の厚さに十分たたいて敷き詰めます。
コンクリートの下に断熱材を敷く場合はここで敷き並べますが、
私はほとんど敷きません。
熱伝導の解析をすると効果が少ないのが判ったからです。
ボード系断熱材の使用量を最小限にしたいことも理由のひとつです。
地下水位が高く、しかも流れているような場合は断熱材を敷きます。

Aコンクリート型枠を正確に設置するため
コンクリート(捨コン)を敷きます。

kiso004.jpg


B型枠よりはみ出す位置まで防湿シートを敷きます。
床下の湿気防止のためには欠かせません。
シートの重なりを多くとって
地面の湿気が上がってこないように注意しましょう。
素材は農業用のビニールで十分です。
防湿シートには、
シロアリ対策商品のアリダンVシート(フクビ)などもあります。



C断熱材を止め付けた型枠を立てます。

kiso005.jpg

断熱材は大きめにしておき、
型枠を外した後にカッターで飛び出した部分を切りそろえると
きれいに仕上がります。
断熱材は地面に30cm程度埋まるよう計画します。
床下のメンテナンスを考えると
1階の床は地面から50cm以上必要になります。
つまり基礎の断熱材の高さは80cm程度必要になります。
写真の現場では、既製品の断熱材を切らずに立てていきましたので
10cm程度飛び出しています。


D鉄筋を組み立てます。

kiso007.jpg

床の鉄筋は地面から浮かせます。縦の鉄筋は型枠から離します。
鉄筋はコンクリートの中にきちんと埋まってないと機能しません。
(コンクリートの厚さを確保する専用の部品があります)


E設備配管設置用の穴を用意しておく。
コンクリートの中に設備の配管等を入れないほうが、
将来の改修は容易です。


Fコンクリートを打ちます。
床はは金鏝1回仕上げで、ある程度つるつるにしておきます。
基礎断熱の家は、床断熱の家に比べて
メンテナンスや掃除で床下に入ることが多いので、
入りやすく作業しやすい仕上げが理想です。

kiso006.jpg


G基礎天端の高さを測定します。
土台と基礎の隙間を最小限にするため、基礎の仕上がり高さは重要です。
測量機械で測定していたが、簡易測定法を発見しました。
(詳細は次回です)


H基礎外周埋め戻し前に断熱材の養生を兼ねて、
モルタルの下塗りまで済ませておきます。
板状断熱材は紫外線による劣化が早いので注意が必要です。
また、地中に断熱材を露出させるのは
建物外周全面にシロアリの入り口をつくるようなものですので、
断熱材の下端部までしっかり保護しておきましょう。


I工事が進むと、床下にはかなりの量の木片が貯まります。
床下の清掃は徹底して行いましょう。
もしもシロアリが進入したときの最初のえさとなります。

基礎断熱シリーズ第五弾いかがでしたか。
次回は「基礎天端の精度確認について」です。

お楽しみに。


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posted by TOY-order at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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