2006年09月17日

神谷の家09

今回の連載は、過去に建てた家を思い出して書いています。
リアルタイムの現場報告ではありませんので、
最初に完成した家の写真をお見せします。


できるだけシンプルな形状と材料で、低価格化を実現しています。
(激安ではありませんね)
安いですが、骨組みはしっかりしていて
【古い納屋を手直しして住まいにしています風?】の
どっしりとした家を目指してます。

地元で「家づくり」をすることは、
お客様と永く関わって過ごす事になりますので
今風の華奢なペラペラデザインにはしたくありませんでした。
あの手のデザインは、防水対策などで無理をしていることが多く、
見ていてひやひやします。
私は、当たり前な納まりで少し骨太だけど、
ヤボッたく見えないところを模索しています。
木造の骨組みを表に出す設計を始めたときからの課題です。
お客様には「ぶっとかっこいい」家にしますよ!
とか言って笑われています。←結構本気です。

建物は、外装に角波のガルバニウム鋼板を使い、
角波の間が通気層になっています。
軒を出すと材料が多く必要になるので、軒なしです。

pura013.jpg

pura014.jpg

当然、2次防水は慎重に計画してます。
軒なしの建物は窓周りからの漏水が起き易いですからね!

内部は、構造用合板無塗装現し仕上げです。
ビニールクロスの家を見慣れた方は
「これって下地?いつ仕上げるの?」って思うような家です。
未完成感覚で住みはじめる楽しさは、住んでみないと判りません。
お客様は「これでもいいんだね!汚れたら塗装でも考えてみるよ!」と
肯定的に受け止めています。

傑作は床です。
究極の低価格技!名付けて「モルモット♪になりませんか作戦!!」
私が以前からフローリング工場と相談していた工法の
実験をさせてもらいました。
商品開発中のモニターですので無料!
接着剤無し、釘の使用も最小限の工法です。
(無垢材のナラフローリングが無料!しかしこれには後日談が・・・)

お客様のお父さんが内装屋さんでしたので、家具は別途(父)工事でした。
図面はこちらで描きましたが、
それらは、たたき台だったようで、
親子であれこれ手直ししていました(微笑)

住む人がたくさん家づくりに関わることが、
その家への愛着になり、永く大切に住んでもらえると思いますので、
ここで家具のデザインを主張するのは、設計者の「エゴ」です。
不快に思わないのは、
家づくりを楽しむ家族に出会えた喜びが勝っているんだと思います。

でも、写真は家具搬入前のものです。

pura015.jpg

pura016.jpg

だってお父様、
塗装が面倒だからって図面にある集成材の仕様を無視して
ポリ合板で作ってきてしまうんですもの、
そのときは正直すこし涙が出ました(笑)
ですので、
今回は「プラモデルの家」が明快な写真にさせていただきました。
ごめんなさいね!


次回から、工事の様子を書いていきます。お楽しみに!
しかし、今見ると照明器具がうるさいですね。
なんだかスッタモンダしたことを思い出してきました。

つづく


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posted by TOY-order at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_神谷の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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