2006年09月17日

基礎断熱と床下暖房05

基礎断熱には暖房が必要不可欠であると書きました。
しかもただの暖房ではなく、床下暖房です。

予備知識が全くない方にとって上の2行は、
日本語として認識できないものでしょう。
しかし、このまま書き進めます。
(意味不明な方は、このシリーズを最初から読もう♪)

基礎のコンクリートに熱を蓄える方法はたくさんあります。
コンクリートに電熱線を通し、夜間電力で蓄熱する方法や、
床下にFFファンヒーターを置くという大胆な方法もあります。
(消防法の規制が係ってしまい、現在は違反になります)

ただコンクリートに熱を蓄えるのでしたらそれほど悩みません。
暖房設備をこの床下だけとして全館暖房したいと考えるから大変なんです。

建物の熱性能を計算すると、窓から逃げる熱が多いことに驚きます。
居間に面した大きな『掃き出し窓』は
家の中で最も熱が逃げる部分だといえます。

逆に、
壁の断熱がしっかり計画してあれば、
大きな窓など熱が逃げる部分に、
それに見合った熱を供給すれば建物は寒くならないと言えるのです。

そう考えると、床面全体を床暖房なんてする必要はありません。
同じ理屈で、基礎全体に電熱線なんてナンセンスだといえます。
(基礎の中央部はどこにも熱が逃げないですからね)

夜間電力による蓄熱暖房は、過剰に蓄熱してしまうようで、
冬季の日照時間が長い地域では、
太陽からの熱取得が多ために部屋が暑くなってしまう話を聞きます。
床下暖房は、低温である必要があるようです。

冬季の太陽熱を建物に取り込んでも、
オーバーヒートにならないような工夫が必要です。
太陽熱を、直接建物に蓄熱させる『土間蓄熱』という方法がありますが、
話がだいぶ逸れますので、別の機会にお話いたしましょう。


つづく


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posted by TOY-order at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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