2006年09月18日

神谷の家11

前回と同じ日の外観の様子です。
pura021.jpg

外壁を金属サイディングとすることで、
サイディングの山が通気層になる計画でしたが、
思わぬ落とし穴がありました。
外壁の不燃が要求させる地域では、一見燃えないガルバニウムなのですが、
下地が不燃でなければならなかったのです。
そのため、下地にダイライトを張りました。これが重いのです。
1800幅のパネルは2人では持てませんでした。

屋根は前回の「高断熱の小屋」とまったく同じ工法です。

この段階で、防湿シートをあらかじめ垂らしておきます。
pura022.jpg

このときは、集成材の梁の上に両面テープで先張りシートを止めました。
壁の断熱材が露出していますので、急いで屋根下地を組み立てます。
もちろん、この材料も予め加工してあります。
ここまで、墨壺やのこぎりの出番はほとんどありません、
かんなは全く出番なしです。
定規で計って、鉛筆で印をつけて、止めていきます。
すべての柱が見えるので、墨壺厳禁だったのです。
手間がかからないようで、かかる現場でした。

よく考えてみると、ここまでの工事は大工仕事と呼べない内容なのです。
ほとんど素人工事といっても問題ありません。
大工さんより安くて力持ちの方がする工事だといえます。
(もちろん自分でも組立て可能)

私は、パネル工場とタッグを組んで、
この工法で大もうけしようなんて思っていません。
今回の記事は、家づくりの分業化の提案なのです。
昔は、材木の加工から、
現場の組立て、内部の造作までずべて大工工事でした。
それが最近では、木材加工はプレカット工場の仕事で、
大工工事でなくなりました。
それでは、今の大工を、
「フレーム大工」と「造作大工」に分けてみてはどうでしょう。
引退したおじいさん大工には、パネルの加工をしてもらいます。
(簡単なつくりです!)
できそうな気がしませんか?


pura023.jpg
pura024.jpg
建物の、西面と東面です。
部品の複雑化を防ぐために、東西は同じ構造になっています。

つづく

にほんブログ村 住まいブログへ

posted by TOY-order at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_神谷の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
[PR]春日部市 不動産
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。