2006年09月18日

○△口-001-

1リットルの水は1kgとして話します。
(理科の授業のようですが付き合ってください)
1リットルの水に1kcalの熱を加えると水の温度は1℃上がります。
(理解者95%)

1リットルの水を氷にします。固体なので1kgと書きます。


さて、ここから今日の話が始まります。
バケツの中に0℃の氷が1kgあります。
ここに熱を加えるとどうなるでしょう?答えは「溶ける」です。
(理解者98%・・・2%は重度な科学アレルギー患者)

では、0℃の氷1kgに1kcalの熱を加えるとどうなるでしょう?

悩まないでください!答えは「少しだけ溶ける」です。

次の問題は、そのときの温度です。
この少し溶けた氷の温度は0℃ですが、溶けた水は何度でしょう?

答えは「この水も0℃」です。(理解者50%・・・・激減!!!)

ここで驚くべき事実をお知らせします。
バケツの中の氷が全て溶けるまで、溶けた水の温度は0℃のままなのです。(理解不能者激増!)

バケツの中に0℃の氷が1kgを全て溶かすには、
どれだけの熱が必要だと思います?

答えは「80kcal」です。
(ここから面白くなるから、閉じないで〜!・・・ここで閉じた人30%)

80kcalの熱を加えれば、
0℃の水なら80℃になりますが、0℃の氷だと0℃のままなのです。
「水」が「氷」になるときは、
大きなエネルギーが必要になると覚えておきましょう。
(水が水蒸気になる時なども同じ現象がおきますが、
・・・・・頭から煙出てる人25%)

例えが「氷」でしたから、冷たい話でしたが、
今回は熱の話、温かい話です。
たとえば20℃で、固まったり溶けたりする
「不思議な水」があったらいいと思いませんか?
この不思議な水「○△口」があればこんなことが出来ます。

冬の寒い日、私が設計した断熱性能のいい家の中に
「○△口」を置きます。量は100kg!
日中、太陽の熱で「○△口」は、溶け始めます。
どんどん溶けますが全て溶けるまで20℃のままです。
夕方、日が沈んだ頃、
「○△口」は、大きなバケツの中ですっかり溶けてしまいました。

太陽の熱をたくさん家の中に取り入れたのに、
「○△口」のおかげで
部屋の温度は暑くなりすぎることがありませんでした。

夜になると「○△口」は少しずつ固まり始めました。
部屋の温度が下がってきたので「○△口」から熱を奪っているのです。
「○△口」はいくら熱を奪われても20℃のままです。
一晩かかって「○△口」は、また固まりました。
寒い冬ですが、
朝まで「○△口」のおかげで部屋が寒くなることはありませんでした。



これを「太陽熱による蓄熱暖房」といいます。
なんと、この不思議な水「○△口」は実在します。
「○△口」の正体は・・・・・

                     ――――――→次回に続く

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posted by TOY-order at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-C太陽熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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