2006年09月23日

断熱改修のツボ! 011

ここまで、私は「昭和型在来工法の家」にこだわって記事を書いています。

「昭和型在来工法の家」とは、
昭和50年代に建てられた畳の部屋が多い在来工法の家のことです。
注意:私が勝手に名前をつけていますので
他所で話しても通じませんょ!


当時は、今ほど新建材が幅を利かせていない時代でしたので、
外壁はモルタルに吹き付け塗装、
内部は京壁(砂壁)など左官屋さんが頑張っていました。
それから私のブログでは、
公庫で昭和55年以降に公庫で建てられた家かどうかも、
重要なチェックポイントです。
これに該当する建物にはほぼ間違いなく断熱材が入っています。

もちろん完成してから20年以上経っている建物ですので、
扉のゆがみや、床の傾きなど、何かしらの問題はあると思います。
でもそれらは個別に調整可能ですので、
それを建替えの理由にしてはいけません!
それを理由に建替えの営業なんかモッテノホカです!!
家は直して使いましょう!



さて、そろそろ本題です。私の経験では、
鉄筋コンクリート造など熱を蓄える部分が大きい建物の場合、
暖房方式ではなく熱を蓄える方法を計画すると冬でも快適になります。
暖房を熱の量で計画するのです。(少しコツが要ります)
しかし、
木造の家は、暖房した熱を蓄えておく量が少ない構造になっていますので、
熱の量での暖房計画がうまくできません。
木造の家は「空気」を暖める(不快な)暖房方法しかないのが現状です。
床暖房は床表面温度を上げる輻射型暖房方式です。
上手に暖房すれば、空気をほとんど暖めない方式なのですが、
実際は、部屋の温度を保つために、かなり高温で使われています。
せっかくの輻射暖房も、これでは快適といえません。
(原因は断熱不足にあります!)



空気は、すぐ暖まりますが、すぐ冷めます。
昼間の太陽の熱で熱くなったとしても、夜には冷え冷えです。
(冬の話ですよ!)
これは、建物に熱を蓄える能力がほとんどないことが主な原因です。
せっかく断熱改修するのですから、
断熱性能に見合った暖房も計画したいです。

何とかして、木造の家に熱を蓄えられないでしょうか?


夜間電力利用の蓄熱型暖房機?

いや、そんな小さな入れ物に、
熱いエネルギーをギューギュー詰めするのではなく。
もっと大きな入れ物に、たっぷりと温いエネルギーを蓄えるイメージです。
(さあ皆さんもイメージしてください。)







(無理ではない、フォースを使うのじゃ!)





さて、


そろそろ、答えを書きましょう。
最も簡単に木造の家で熱を蓄えることができる部分が、
基礎のコンクリートです。
基礎のコンクリートに熱を蓄える方法は意外と簡単で、
断熱を床面ではなく基礎に設け、
暖房機を床下空間に設置すればいいのです。
工事は、床材の裏に取り付ける従来の床断熱より簡単ですよ!


つづく

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昭和型在来工法の家を解体して、
新しい家を提案中の建設関係者のあなた!!そう、そこのあなた!
リフォームは、壊すまで何が出てくるか予想できないし、
請け負う金額が小さいからやりたくないと思っていませんか?
でもね、設備だけ立派な寒いローコスト住宅を作るよりも、
低価格の断熱改修のほうが顧客満足度は高いはずですよ!
壊して建て直すなんて乱暴なことは考えずに、
お客様が喜んでくれる家づくりをしませんか!

さて次回は、基礎断熱の改修方法について書きます。

お楽しみに!!!!!
posted by TOY-order at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-D断熱改修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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