一部の有名建築家のような「作品」を発表する方たちが有名です。
一方で、私がしている断熱改修のような地味なのも建築設計の仕事です。
地味な上に、完成後の温度測定と燃料消費量で結果がすぐ出る仕事ですので
失敗と成功の判断が極めて明瞭な仕事といえます。
完全に建築技術者で、デザイナーとは対極にある設計の仕事といえます。
もちろん「カッコいい」とか「きれい」とかも考えますが、
暖かさの邪魔をする「カッコいい」はそのままにできません。
1年以内に結果が出るのですから、冒険はできません。
(冒険というより自殺行為?)
いつも
「省エネ・快適」と「カッコいい」の両立を目指して設計しています。
自己紹介はこの辺で、本題に入ります。
今回は、鉄筋コンクリート3階建て、床面積1200平方メートルの寮の
断熱改修について連載していきます。(興味の無い方は飛ばしてください)
断熱改修は、発泡スチロールの親分を使った特許工法が多いため
自由に設計できる工法は、あまり知られていないようです。
ところが出来るのです。
鉄筋コンクリートのビルでも、大工さんの技術と安い断熱材で
「省エネ・快適」は簡単に手に入れることが出来ます。
行政との打合せ、設計、工事中の出来事、と紹介していきますので
興味のある方は、ぜひ読んでください。
次回予告:建築基準法のスキマを発見! お楽しみに!
↓面白かったらポチッ↓
