2012年02月08日

改修資金

「中之作 直してみんかプロジェクト」では、津波被害の古民家を改修し「まちづくりの施設」として活用するために改修資金の確保が急務でした。趣旨に賛同してくださる企業や個人の方などにプロジェクトの会員になっていただき、その会費を集めたり、Webのコンテストに応募して賞金を頂いたりしながら、様々な震災復興の補助金に応募してきました。

間もなく震災から1年になろうとしていますが、ようやく手に入れました。
年末に応募した「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」での採択が決定したのです。


2012年度助成 選考結果について
タケダ・いのちとくらし再生プログラムは、2012年度の助成事業の選考を行い、下記の通り決定いたしました。今回の助成には全国各地から131団体からご応募があり、助成件数は13件、総額1億160万円となりました。各事業の概要、選考総評および選考理由などにつきましては追って本サイトにてご報告します。

先行結果によりますと、131件の応募の中なら13件に選ばれたとあります。これでようやく建物の修復作業に取りかかれます。

早速、電気工事業者に仮設の電源を確保するよう依頼し、吹きさらしだった壊れた窓部分にベニヤを打ち付ける作業をしました。さらに、建物の詳細な調査も再開しています。建物の水平を調べたところ、東西で3cm傾いていますし、所々大きく歪んでいる部分が見つかっています。これらを最初に直さないと先には進めないのですが、「築200年の家に対し失礼の無いよう直す」というコンセプトが重荷になります。

古民家を保存するための満点の改修方法はありますが、それができない場合、80点で我慢しなければなりません。私が改修計画を立てる責任者であり、設計屋ですので責任重大です。取り敢えず今回は、図面と資料をきちんと残すことを最重要課題とし、今回の改修方法のミスを数十年後に指摘されるのは耐えます(私は既にいないかも?)

それでも、最前を尽くしたいと考えますので、古民改修や伝統工法の構造に設計に長けたパートナーを捜します。資金集めはまだまだ続きます。


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追記:
「石場建て」の古民家の震災による不同沈下対策です。
沈んだ柱をジャッキで持ち上げるのは簡単なのですが、
新たに設けるコンクリートの基礎で受けるべきか、柱を継いで調整するべきか、大胆に束石を持ち上げてしまうか、
どれが正解なのか悩んでいます。

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posted by TOY-order at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 中之作プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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