2006年10月23日

基礎断熱と床下暖房(3)

今から10年近く前のことです。

基礎断熱について調べていくと、
北海道や秋田、青森で既にたくさんの方が失敗を繰り返し、
試行錯誤していることが分かりました。

最も大きな問題が床表面温度です。
従来の『室内を暖める暖房』では、
床の温度が、床断熱の家よりも2℃近く低くなるらしいのです。
私はお客様を連れて、
10年以上基礎断熱の家づくりに取り組んでいる秋田の設計事務所と
工務店さんを尋ねました。
暖房方法や、熱の伝わり方などの話を聞いているときに、
私の『根拠のない自信』は、『確信』に変わりました。
(もちろん、この時はまだ高断熱の家を1棟も設計していません)


基礎断熱を設計するとき、
断熱材を基礎の内側にするか、外側にするかで意見が分かれます。
外にするのを嫌う方の多くは、シロアリ対策を理由に挙げます。
『いわき』はそれほどシロアリ被害が深刻な地域ではないこともあり、
私は基礎の外側で断熱しています。
断熱材の表面に塗るモルタルを地面の中まで施工していただくことで
シロアリに対するバリアにはなるだろうと、
その程度の対策しかしていません。


建物の寿命は基礎のコンクリートで決まります。
(地面が割れたらお終いですが、地面は設計できません(←地盤改良?)
基礎のコンクリートが外に露出しない基礎断熱は、
コンクリートの中性化がほとんど進みません。
学校建築の中性化の進み具合を調べると、
外壁より職員室の方がひどいそうです。(タバコだね。蛇足)
コンクリートは中性化しないことで、中の鉄筋を錆から守ります。
こうすることで、
家の寿命を100年単位まで伸ばすことができるのではないかと
期待しているのです。

公共のコンクリート建物物が、数十年で壊されています。
コンクリートは見た目のイメージほど丈夫ではないようです。

話を戻します。
基礎断熱は暖房とセットで計画しないと床断熱より不快になります。
しかも、床下暖房です。

『基礎断熱と床下暖房』ようやく、タイトルが登場しました。

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posted by TOY-order at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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