2006年11月22日

気化熱

子どもの頃、汗をかいたときや、お風呂上りに濡れた体でいたりすると、
親から『早く体を拭かないと風邪を引くよ』と言われたことありませんか?

ちょっとコムズカシイ話を書きますのでしっかり聞くように!

液体である『水』が気体の『水蒸気』になるためには
意外にたくさんのエネルギーが必要です。
例えば、ある量の水を1℃温めるために必要な熱の量を【1】とします。
同じ料の水を水蒸気にするためには【540】必要です!
よくわかんないけど、かなり大きいでしょ?
(わかりやすく書いてます。専門家のイチャモンお断り!)
この熱を『気化熱』と呼びます。
最もわかりやすい気化熱が、『予防接種前のアルコール消毒』です。
水より気体になりやすい液体を肌に塗ると、{{{ヒヤ〜}}}っとします。
あれは、アルコールが乾く(気体になる)時に、
体の熱を奪っているために起こるのです。

汗をかくのも、気化熱で体温調節するためです。
ただし、
いつまでも濡れた服を着ていると、必要以上に体の熱を奪ってしまうため、
大人は『はやく着替えなさい!』と言うのです。
お風呂上りのびしょびしょも、同じです。

もう少し書きます。
実は冷蔵庫やエアコンも気化熱を利用しています。
冷媒(昔はフロンガスが使われていました)を冷却器というところで
液体から気体に変えます。
そのときに周囲から熱をうばうことで冷たい空気ができるのです。
気体となった冷媒は次に、コンプレッサーへ送られ、
圧力をかけて液体に戻します。
冷蔵庫やエアコンの中では、
冷媒が冷却器と圧縮機を行ったり来たりしているのです。
さて、冷静に考えて下さい。
エアコンの室外機の前や、冷蔵庫の裏面などを思い出してみましょう。
どこかで冷たい空気を作ると、近くで必ず温かい空気ができているのです。
(エアコンを使うときに、このことを意識することは大切ですね)


ただし、同じ気化熱でも裏側で熱を出さないものもあります。

打ち水です。

ジリジリ焼かれたアスファルトに水をまくと、
あっという間に乾いてしまいます。
ところが、そのとき『水』はアスファルトの熱を奪っているんですね〜
          (予防接種のアルコールのように)
打ち水大作戦のサイトを発見しましたので、興味のある方は見てください。



追記

自称『断熱オタク』としましては、
気化熱をどうにか建物に生かせないものかと考えています。

例えば、雨水をタンクにため、
太陽光発電のパネルでポンプを動かし、
溜まった雨水を屋根のテッペンからちょろちょろ流します。


これで夏の屋根面の温度がかなり低くなるんです(たぶん)
しかも、光熱費は不要で、曇りの日は動かない!
気化できなかった水は再び雨樋から、タンクに戻ってきます。
ほら、
あとは設備投資の費用でしょ?
新築の家につけるエアコンを全て止めれば何とかなると思うんだけど、
残念ながら、これまで私の妄想にだまされたお客様は一人もいません。

agg02.jpg
ショボ〜ン








我が家の人気者「アッガイくん」です。

agg01.jpg
こんなポーズもできます。
弱そうなデザインがツボです。オマケ

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posted by TOY-order at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-A断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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