2006年11月30日

床下暖房工学演習(2)

『基礎断熱とは何だ?』シリーズは、
『床下暖房との関係』まで説明しましたので、
第3段階『具体的な演習』へとステップアップです!
(ハードル高すぎです♪)

今回のサブタイトルは

カロリー表示

1リットルの水を1℃温度を上げるのに必要なエネルギーが【1kcal】です。
10リットルの水を1℃温めるのと、
1リットルの水を10℃温めるにはどちらも【10kcal】必要です。
私はこれで勉強しましたので、
突然『今日から熱の単位を【ワット】にします♪』とか言われても
全くピンときません。
床下暖房は、温水を使いますので、
【カロリー】で考えると、割とすんなり熱の移動がイメージできるのです。(↑屁理屈ですね!)
しかし、
これから勉強する人が混乱するような単位を使うのもナンセンスですので、
ここから先は【ワット】で表記します。

さて、前置きが長くなりました。
今回は、暖房計画について具体的に書いてみます。

今年の春に引き渡した『内郷の家』の総熱損失量は【315W/K】です。
(QPEXを使用)
いわきの1月の平均最低気温は【−1℃】
暖房設定温度は【18℃】
この場合の必要暖房能力は【315×19=5985(W)】となります。(詳しくは前回書きました。
つまり暖房用ボイラーは、6kW以上あれば十分だということになります。

温水暖房は、温めたい場所に温水パネルを配置していきます。
今回は床下に設置しますので人が触れませんし、
見た目も気にする必要がありませんので、
通常の温水パネルはもったいないです。
床下専用の温水パネルの使用をお勧めします。
(価格もリーズナブル♪←床暖房より安いですよ!)

床下用パネルのカタログには、【放熱量:2.0kW】とありますが、
これを信じてはいけません。
室温と温水の温度差が【60℃】の場合の能力ですので、
実際はもっと小さい値になります。
私は通常【1.0〜1.2kW】で計画します。
つまり、
『内郷の家』には、5〜6台設置することになります。
これで1階の床下を温め、全室暖房を計画するわけです。
(配置はバランスよくね♪)

例えば、
1階にリビングを設け、2階に吹抜けでつながる個室を配置すると、
容易に温度差の少ない家が出来上がります。
(寒くない吹き抜けは断熱性能によるものです)
2階の個室を吹き抜けから離すと、
居間との温度差を計画することが可能になります。(微調整♪)

追記:
1階が個室で、2階に居間があるようなプランの場合、
床下の熱が2階の床下に流れるような『縦ダクト』を設けたことがあります。
(ダクトの真下に温水パネルを配置します)
しかし、なかなか思うように熱は広がりません。

現在計画中の家は、ガレージの上に部屋があります。
この部屋の暖房も頭が痛いです。縦ダクトからの熱の流れは只今研究中です!
2階に温水を上げるのはトラブルの元ですので、私はやったことがありません。

床下暖房はサンポットがお勧めです。
詳しくは床下暖房のカタログをご覧ください。

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posted by TOY-order at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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