2006年12月02日

床下暖房工学演習(4)

『基礎断熱とは何だ?』シリーズは、
『床下暖房との関係』まで説明しましたので、
第3段階『具体的な演習』へとステップアップです!
注意:非常に難解な内容になっています♪興味のある方は、
この書庫を最初から読んでください!


今回のサブタイトルは

ダイレクトゲイン
前回は、いわきの冬は日照時間が長いので、
《入ってくる太陽熱》と《逃げる熱》のバランスが取れる範囲内であれば
窓を開けても熱損失にならないと書きました。

が、しかし!
せっかくの太陽の熱ですので、
なんとかもっと効率よく活用できないものでしょうか?
太陽の光を単に室内に取り込んだだけでは、
あっという間にオーバーヒートですので、なかなか厄介な課題です。

この考えを建物に応用したのが『パッシブソーラーハウス』です。
最も一般的な方法は、
室内の温度を上げないで太陽の熱を取り込むために家の中に蓄熱体を設け、
そこに直射日光を当てることで室温の急激な上昇を抑えます。
これを『ダイレクトゲイン』といいます。

屋根面で温められた空気を、
動力を使って床下に送り込む『OMソーラー』は
同じ太陽熱利用ですが、
ファンを使いますので
『アクティブソーラーハウス』になります。


蓄熱体といっても、木造の家に大きな蓄熱体はほとんどありませんので、
熱容量の大きいものを用意します。最も簡単なものはコンクリートです。

南側の窓際の床にコンクリートを露出させ、
ここに太陽の熱を集める手法が一般的です。
太陽熱はコンクリートに吸収され、急激な室温上昇を防ぎ、
日が沈むと、昼に蓄えた熱をゆっくり吐き出します。
これにより暖房時間の短縮、つまり省エネが期待できます。

ただし、床の一部がコンクリート+タイル貼りとなりますので、
そこはフローリングなどと比較して歩行感は悪くなります。
(かなり硬いです)

例えば、
蓄熱部分を床と段差をつけた土間とすることで、
乱暴に使える屋内空間ができます。
この不思議な部屋の楽しい活用方法を研究していくと、
おもしろい家ができそうですね♪

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posted by TOY-order at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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