2006年12月23日

構造と設備の分離(2)

前回の続き♪

質問2つ目について書きます。
床下温水暖房機は何年ぐらい持ちますか。
メンテに床下したに入るためには基礎高はどの程度でしょうか
(↑質問文)
床下暖房には温水暖房をお勧めしています。
水の熱容量はコンクリートより大きいですので、
大量の熱を運ぶ場合に適しているからです。
熱エネルギーは送水温度を高くするほどたくさん運べますが、
40〜50℃というぬるめの温度が快適です。

なぜか?(書くと長くなりそうですので概要だけ)
室温との温度差が大きいほど温かい空気はたくさんできますが、
温かすぎる空気は、不快な気流と、過乾燥を招き、
さらに、暖房が止まった後もしばらく配管からの放熱が続きます。
断熱性能を確保した『熱がなかなか逃げない家』の場合、
高すぎる送水温度は室温の制御が難しくなり、
『冬に暑い家』になってしまいますので注意が必要です。

温水暖房の機械部分は、建物の外にあるボイラーです。
床下には配管と放熱パネルしかありません。
ボイラーは半年動いて半年休みますので、
給湯ボイラーより寿命は長くなります。
ただし、大きすぎるボイラーは燃焼消火を短時間で繰り返しますので
機械の寿命を縮めます。
高すぎる送水温度も同様にボイラーへの負担が大きくなります。

私が住む【いわき】の場合ですが、
外気温が高くなる日中と、多少低い室温でも問題ない深夜から早朝までは、暖房を止めています。
これでも24時間全館暖房と大きな差はありません。
朝と夕方のみ合計8時間程度の暖房時間でも、ほとんど問題ないようです。
このスタイルですと
ボイラーは15年以上使えるのではないかと思っています。
床下暖房を始めて10年ですが、まだ壊れたボイラーはありませんので!

それから床下空間は、
暖房の設定運転時にパネルの位置などを調整するために役に立ちます。
架橋ポリのパイプは30年は使えるでしょうし、
温水パネルはそれ以上の耐久性が期待できます。
ただし、
配管内の不凍液は10年程度でゼリー状に変質すると聞きますので、
定期的な入れ替えが必要です。

将来建物を傷つけないで設備の更新ができることも床下暖房の魅力です。
この作業スペースは大きいに越したことはありませんが、
家に上がるための段差が大きくしたくない場合は困ります(笑)
それでも50cm以上の床下高さを確保したいところです。

続く!

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posted by TOY-order at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-B基礎断熱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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