2008年01月10日

暑い暖房は不快である C

少しだけ「夏の話」をします。

暑いと体から汗が出ます。
あれは「体温調節のため」と習ったと思いますが
何故汗で体温調節ができるのでしょう?
答えは「気化熱」です。
体の表面にある汗が気体に変わるとき
大量の熱を体から奪っているのです。

予防接種前のアルコール消毒が最もわかりやすい例ですね。

体温調節が上手な人は
滴り落ちるほどの汗をかいたりしません。
滴になる前に気化させるようになると「夏の達人」レベルです(笑)

初心者が達人レベルに気化熱を活用するコツを紹介しましょう。
「風」です。
風向きを調べるときに指先をペロッとなめたりしますよね?
指先は風の当たる面から乾いていきますので
気化熱により風が当たる面が最初に冷たくなります。

この話を読んで空気が流れている場所を意識しはじめたなら
もう初心者ではありませんょ!
(この手の話は夏に書くべきですね)

さて、話を「冬」に戻しましょう。
人の肌は汗が出ていなくてもある程度の湿度を持っています。
つまり肌に風が当たれば気化熱が発生し体の熱が奪われます。
エアコンやファンヒーターなどの温風も
気流であることに変わりありませんし、
強引な暖房などにより発生する「対流」も不快な気流だといえます。

環境工学の教科書には
「気流により体温が奪われるため
体感温度は流速が早いほど実際の室温より低くなる」とあります。
つまり
温風暖房での生活は室温を高くしないと快適にならないと
読み替えることができます。

「冬の達人」の方たちは気流の少ない環境を好みます(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
私の事務所では
足もとのセラミックファンヒーターの風が
スネの辺りを強力に炙っています。
「紺屋の白袴」と言えば聞こえはいいですが・・・

posted by TOY-order at 04:33| Comment(4) | TrackBack(1) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
toyさん、あけましておめでとうございます。今年はこちらにコメントしますね〜
よろしくお願いします。ぺこり。
Posted by iedukuri2005 at 2008年01月10日 08:45
iedukuri2005さん、
今年もよろしくお願いします。
例によってコツコツ書いていく予定です。
Posted by TOY(管理人) at 2008年01月11日 00:38
今年もよろしくお願い致します。
このシリーズ本当に勉強になります。
断熱って奥が深いんですね。
ちなみに、浴室の窓が大きくて、冬場寒くてしょうがない家にはどんな方法が効果的なんでしょうか?
Posted by SAGA10 at 2008年01月11日 18:06
SAGA10さん、
申し訳ありませんが、寒い家を暖かく直すのは簡単ではありません。
断熱サッシに取り替えることが確実な方法ですが、
寒さの原因が窓だけでは無い場合もあります。
まずは建物の断熱性能を確認してみてください。
Posted by TOY(管理人) at 2008年01月21日 14:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/77510404

この記事へのトラックバック

暖房器具、ヒーター・ストーブの選び方 ~発熱体の種類と安全機能
Excerpt: 暖房器具、ヒーター・ストーブの選び方 発熱体の種類と安全機能 一番安い暖房器具を探す ■発熱体の種類 一番安い遠赤外線暖房器具を探す ●遠赤外線 熱効果が大きく、体に浸透しやすい赤外線のこと..
Weblog: 一人暮らし応援サイト
Tracked: 2008-10-17 23:40
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
[PR]春日部市 不動産
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。