2008年01月21日

暑い暖房は不快である E

暖房の設定温度を上げると室温はどうなるでしょう?
「高くなる?」
んまぁ〜
温度計をだけを見れば高くなるかもしれませんが、
そんなに簡単ではありません。
極端に室温を上げようとすると様々な現象が襲ってくるのです♪

まず、
家の中と外気温との差が大きくなりますので
建物から逃げる熱の量が増えます。
つまり壁や窓の表面温度が下るのです。
もちろん設定温度が低いときより下ることはありません、
室温との差が大きくなるということです。

この温度差は問題ですよ!
部屋の空気が壁面に近づくと冷され重くなり落ちるのです。
大きな窓面では特にたくさん落ち始めます。

落ちた空気は床面を這うように進み
暖かい空気を上へ上へと押し上げます。
そして部屋の中の空気の流れは徐々に加速し始めます。
暖かい空気は高い部分に集まり、
壁面で冷された空気は床面をザワザワと動き続ける部屋って、
断熱性能が悪い家と一緒じゃない?

そうなんです。
暖房の設定温度が高い家の内外温度差は
寒冷地での内外温度差に近くなります。
つまり、温暖な地域向けの断熱基準で建てる家を
そのまま北国に建てたのと同じ状況なのですので、
断熱基準が満たされません。
当然その家は断熱性能の悪い寒い家となるのです。

設定温度の高い家に住みたいのでしたら
建物の断熱性能をさらに良くしなければなりません。
ただしこの家は工事費も光熱費も高くなります。
なんだかもったいない話ですよね?

室温をできるだけ上げない生活は
室内の温度差や気流感を減らし省エネにもなっています。
断熱性能が確保された暖かい家は
住みこなしを意識することが最初の課題です。
頑張ってください♪(←誰に言ってるのでしょう?)

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追記:
このシリーズも徐々に佳境へと近づいてきました。
次回はさらにマニアックな資料を用意します。
(既に初心者向けではないですね)



posted by TOY-order at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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