ここ最近の灯油価格高騰に困っています。
ブログ仲間の「お気楽建築士の建築日記さん」の記事に
暖房工事の初期投資と維持費の合計価格についてありましたので
ちょっと検索してみました。
資源エネルギー庁の2007年版エネルギー白書
二次エネルギーの動向に次のグラフがありました。

(クリックで大きくなります)
なんと、
石油から作られた電気は
電力10社を合計すると11%しかないのだそうです。
火力発電所は石炭とLNG(液化天然ガス)がメインで
全体の50%を発電しています。
残りの約40%が原子力と水力です。
だから値上げしないのか・・・と理解しかけていたら、
電力事情に詳しい友人からこんな情報がありました。
油焚きの発電所はほとんどが休止しています。
しかし現在の原子力問題から、
廃棄ギリギリの油焚きユニットが復活させられています。
おそらくこの復活が無ければ去年の夏は停電していたでしょう。
去年の東京電力は赤字だったそうですし、
今後電気の値段が上がるのは時間の問題かもしれませんよ?
あれれ、
オール電化が普及しすぎると
ちょっと困ったことになりかねませんぞ〜〜!
電気の暖房にちょっと心動かされそうになりましたが、
エネルギー事情をもうしばらく静観することとします。
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追記:
2月20日(水)にしゃべりの仕事がありますので
ネットで「○○白書」なるものをたくさん漁っています。
図面が手に付かない・・・(←ォィ!)
【関連する記事】
燃料としてのガス運送はパイプラインです。
東北だと新潟から仙台まで繋がっていたりします。
石炭は国産が無くなりましたので,ほぼ海外からの輸入炭です。
これらは港までは船で運ばれます。
港から発電所まではベルトコンベアで運ばれるのが一般的ですが…我が町の発電所の様にトラックで運んぶという原始的な発電所もあります。
もちろんトラックの燃料は軽油でしょう!
更に石炭焚きの場合,ユニットの起動停止や負荷変化(電気の消費が減る)時に油が使われます。
つまり電気を使わない時にコストが上がるという矛盾?が生じる場合もある訳です。
などなど電気料金の動向は先が見えません。
東電にしてみたら,原発が止まっていると言う理由で電気代を上げたら世論的に厳しいという考えが…もしかしたら有るのかもしれませんが,原発が停止したままでいつまで持ちこたえられるのやら?
原発補修・油焚き復旧だけでも莫大な資金が必要でしょうからねぇ〜。
人口は減少傾向なのに
発電量は順調に増えているの!
怖いですよね
ジミーさん、
原発の余剰電力は揚水ダムに使われていますので、
水力発電と原発はセットだという人もいます。
そう考えると原発の建設費ってトンでもないも価格です。
オール電化住宅を売るだけ売ってから
値上げする気なのかもしれませんよ〜!