2012年02月08日

改修資金

「中之作 直してみんかプロジェクト」では、津波被害の古民家を改修し「まちづくりの施設」として活用するために改修資金の確保が急務でした。趣旨に賛同してくださる企業や個人の方などにプロジェクトの会員になっていただき、その会費を集めたり、Webのコンテストに応募して賞金を頂いたりしながら、様々な震災復興の補助金に応募してきました。

間もなく震災から1年になろうとしていますが、ようやく手に入れました。
年末に応募した「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」での採択が決定したのです。


2012年度助成 選考結果について
タケダ・いのちとくらし再生プログラムは、2012年度の助成事業の選考を行い、下記の通り決定いたしました。今回の助成には全国各地から131団体からご応募があり、助成件数は13件、総額1億160万円となりました。各事業の概要、選考総評および選考理由などにつきましては追って本サイトにてご報告します。

先行結果によりますと、131件の応募の中なら13件に選ばれたとあります。これでようやく建物の修復作業に取りかかれます。

早速、電気工事業者に仮設の電源を確保するよう依頼し、吹きさらしだった壊れた窓部分にベニヤを打ち付ける作業をしました。さらに、建物の詳細な調査も再開しています。建物の水平を調べたところ、東西で3cm傾いていますし、所々大きく歪んでいる部分が見つかっています。これらを最初に直さないと先には進めないのですが、「築200年の家に対し失礼の無いよう直す」というコンセプトが重荷になります。

古民家を保存するための満点の改修方法はありますが、それができない場合、80点で我慢しなければなりません。私が改修計画を立てる責任者であり、設計屋ですので責任重大です。取り敢えず今回は、図面と資料をきちんと残すことを最重要課題とし、今回の改修方法のミスを数十年後に指摘されるのは耐えます(私は既にいないかも?)

それでも、最前を尽くしたいと考えますので、古民改修や伝統工法の構造に設計に長けたパートナーを捜します。資金集めはまだまだ続きます。


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追記:
「石場建て」の古民家の震災による不同沈下対策です。
沈んだ柱をジャッキで持ち上げるのは簡単なのですが、
新たに設けるコンクリートの基礎で受けるべきか、柱を継いで調整するべきか、大胆に束石を持ち上げてしまうか、
どれが正解なのか悩んでいます。

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2012年02月07日

吊るし雛

週末「中之作」では、「吊し雛」というイベントが開催されていました。
【この手のイベントは事前に告知するべきなのに事後報告となってしまいました。本当に恥ずかしいです】

どんな行事だったかと言いますと、
酒井歯科医院 院長ブログさま 早春の「中之作・吊し雛イベント」

弘進ブロックさま ブログ いわき中之作のつるし雛まつり

ころすけ の お出かけ&ぼやき ブログさま いわき中之作 吊るし雛

などなど、カメラ好きの皆さんがブログに書いていますので、詳細は割愛させていただきますが、とにかく凄い人ででした。土曜から月曜までの3日間、朝8時から夕方4時まで開催しましたが、昼食を取る暇はありません。コンビニのおにぎりや差し入れのまんじゅうをほおばりながら、吊し雛を見に来た方に「中之作 直してみんかプロジェクト」の趣旨を説明し、建物を案内しながら、改修後は「清航館」という多目的スペースに生まれ変わることや会員を募集していることなどを伝え続けました。

来年の「吊し雛」で皆さんから、「きれいになったね」と言っていただけるような改修を行います。

週末の忙しい中、案内を手伝って下さった MUSUBUUDOK.の皆さまや、たくさんの友だちに感謝しています。中之作から若者が減りつつあるなか、1つの古民家を保存するために20代、30代の方が活動している姿は、地元の方にしっかり届いているようです。続けていきましょうね。協力お願いします。


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追記:
会場に建物改修資金となる小さな募金箱をこっそり置いておきました。
3日間で「2万2264円」の資金が集まりました。感謝しています。
早速、壊れて吹きさらしになっていた南面の窓だった部分にベニヤを打ち付けました。
それから、
募金箱が小さい、設置場所が目立たないなど、たくさん叱られました。
次のイベントではその辺りも改善して、巨大な募金箱で皆さんをあっといわせ(以下略)

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2012年01月23日

申請中

「中之作 直してみんかプロジェクト」では建物修復資金を確保するために様々な補助金を申請中です。

昨日、一つの補助金が1次審査を通り、2次審査(ヒアリング)に進んだと連絡がありました。これが決まると施設の修復が大きく前進します。

また、いわきビジネスプランコンテストにも応募しました。こちらは賞金も魅力的ですが、地元の新聞になどに取り組みが大きく取り上げられますので、たくさんの方に「中之作」での取り組みを知っていただくチャンスです。

水面下では、プロジェクトの会員向けキット(会員証、ステッカー、漁具)の制作を始めています。これを急いで完成させて、会費を集めるのも重要な活動の一つだと思っています。




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追記:
「中之作プロジェクトHP 震災復興まちづくり」のサイトはいわきWebアワードGPにでKIBOW賞を受賞しました。その賞金は全て中之作プロジェクトの活動資金となっています。
築200年の古民家に隣接する自宅兼事務所を計画したいのですが、図面を描く時間がありません。

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2011年12月05日

ビジネスプランコンテスト

昨年のいわきビジネスプランコンテストでボクが提案し入賞したアイデアは、木造住宅の断熱耐震リフォームの会社設立を提案した物でした。まだ新会社設立までは進んでおりませんが、住宅リフォームの相談が増えていますし、「中之作の家」を大規模にリフォームする必要がありますので、昨年の提案は確実に前進しています。

昨年は最終審査のあと、地元の建設業の組合さんから講師依頼が来たり、古い建築好きだということから教育委員会文化課さんと仲良くなったり、様々な方と知り合うことができました。これを仕事に繋げるのが一流なのでしょうが、どうもガツガツ仕事に仕向けるのが苦手なんです。そんなわけで会社は低空飛行を続けています(笑)

昨年の成果が見えていませんが、今年もエントリー予定で「中之作 直してみんかプロジェクト」の古民家活用方法を提案しようと考えています。ボクたちは建物を直すのが目的ではなく、築200年の古民家だからできる事業を立ち上げ収益を上げることを目標としていますので、このコンテストで認めていただけると今後のチャンスが広がると考えています。真剣に提案書を作成しますよ!

詳しくはこちら → いわきビジネスプランコンテスト

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追記:
最優秀賞の賞金が50万円!
入賞したら中之作プロジェクトの活動資金にします。。。本当に!

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2011年12月02日

肉体労働を楽しむ!

中之作プロジェクトは、「中之作の家改修」を軸に地域の町並み保存や、未利用民家の活用などを目指して活動する市民団体です。

これまで、津波被害の古い建物を保存しようと動き回り、成果はほとんど得られなかったのですが、地元の方と顔見知りになることはできました。そして、間もなく解体される住宅の所有者さんから「瓦を使うかい?」と声をかけていただきました。これは、無くなってしまう建物の思いを「中之作の家」に残し、その思い出を受け継ぐ活動だと言えます。多くの方の思いが集まるような活動は積極的に受け入れるのがボクたちのこだわりですので、「使わせて下さい」と当然のように答えます。が、これが当プロジェクト史上最大の重労働になるとはこのとき誰も気付いていませんでした。

【11月27日(日)午前10時】
屋根屋さん登場
こちらの方は地元工業高校の建築の先生からの紹介で、先生に頼まれると断れないという理由から何も知らず参加していただきました。屋根から瓦を下ろすリフトや瓦撤去の様々な道具を使わせていただくだけでなく、素人10人分以上の仕事をこなしていただきました。
作業の休憩時間に「中之作プロジェクト」の活動内容を説明したところ「オレもメンバーに入れてくれ!」との申し入れ。夕方まで目一杯作業していただきました。

【同日10時半】
参加メンバーが続々登場
遠くは東京から2名、地元の仲間が友だちを騙して連れてきたり、大工さん、解体屋さんなど週末に体を休めたい職人さんたちも参加してくれました。職人さんの搬送能力は民間人の2倍、機動力は3倍以上あります。瓦屋さんを軸に職人さんの恐ろしいチームワークで次々瓦が外されていきます。

ここで「中之作の家」で必要な瓦の枚数を整理しておきましょう。間口10間(18.2m)、奥行き5間(9.1m)のお屋敷ですので、軒の出を考慮すると2,500枚必要です。2トントラックにぎっしり積んで600枚ですので、4往復でも足りません。軒先の変形瓦や、雪止め瓦など積みにくい形状の物を運ぶことを考慮すると5往復する必要があります。

約2.5kgの瓦を4枚1組で運搬するのですが、この時点で1組10kgです。これを150組手渡しでトラックに積んでいきます。それでやっと600枚!なんという気の遠くなる作業なんでしょう。編集もワープもありません、ただひたすらに屋根から降ろされる瓦をトラックに積み込みます。

参加者は、屋根上組、地上組、荷下ろし組に別れ、職人さんチームが外して積み上げた大量の瓦を、集め、降ろし、効率的に運ぶための会議(休憩?)をしたりするのです。屋根上組(素人)は馴れない斜面を移動し短時間で体力を消耗しますので、次々ローテーションしていきますが、徐々に運搬のペースは落ちていきます。すると見かねた大工さんが恐ろしい作業量でペースアップを図ります。そして素人集団は精神的にも痛めつけられるのでした。
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【同日12時半】
「中之作の家お掃除班」から昼食が届きます。近所にコンビニも食堂もありませんので、スタッフにコンビニの弁当を届けてもらいました。しかし、お掃除班の女子率の高さと緩い作業内容に参加者の目つきが変わります。
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【同日午後1時半】
午後の部が始まります。瓦は軽トラック1台と2トントラック1台で900枚しか運んでいません。残り1600枚(トラック3回分)もあります。しかも4時半までに終わらせないと暗くなってしまいます。午前中のみ参加のメンバーが離脱し、参加者の作業する表情が暗くなってきたとき午後から参加の強力メンバー「外壁職人さん」が登場し場を盛り上げます。彼が一度に瓦10枚運ぶと、大工さんは12枚運びます。レベルの違う作業量競争に巻き込まれたら危険ですので、民間人は4枚運びをキープしますが、作業は大幅にスピードアップです!職人の負けず嫌い気質に感謝しています。
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【同日午後4時】
最後のトラックに荷物が積み込まれます。屋根屋さんが「オレがいなかったら3日かかったはず」と言われて、いかに無茶な計画だったかを反省しました。最後は参加者に笑顔を強要します。「そんな顔してたら仕事してるみたいだよ!笑顔で楽しみましょう〜!」最後の力を振り絞るかけ声が何故か「トローリー!」「オー!」力が入りません。
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【同日午後5時】
「中之作の家」で一本締めで解散。お掃除組の女性陣は一足先に帰っており、実に男臭い一本締めでした。

【翌日】
あちこちの参加者さんから筋肉痛情報をいただきました。もちろん私も筋肉痛です(笑)

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追記:
今年頑張ったことを筋肉痛で比較するとこんな感じです。
瓦運び > 富士登山 > 猪苗代湖自転車一周 >>>>>> 設計図面作成
年内は設計図面作成を頑張ります!

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2011年12月01日

受賞しました。

報告が大変遅くなってしまったことをお詫びいたします。

皆さんに「よがっぺ」ボタンを押していただいたおかげで、「中之作プロジェクト」はKIBOW賞を受賞することができました。ありがとうございます。詳しくはこちら いわきWebアワードGP

授賞式に参加した友人と賞金で寿司を食べにいったのですが、冷静に考え直しまして、このお金は「全額中之作プロジェクト」の活動資金とすることにします。(その日の夜にちゃんと戻しましたよ。小遣いが減った!)

これから活動資金を確保するために様々な補助金を申請しますので、市民団体としての体裁を整えています。まずは「中之作プロジェクト」の口座と定款をつくり、正式に会員を募集します。これまでにかなりの人数から入会と会費について問い合わせがありましたが、まだ団体の向かうべき方向性が定まっていないなどの理由で先送りしていました。でも、自分では手に負えないほどの建物の保存活動を始めてしまいましたので、悠長なことを言っていられません。建物を守るためにも、どんどん活動を進めていきます。

「中之作の家」の活用方針について説明します。
この家は築200年を超える商家です。住宅設計の仕事をしていますから「200年前の技術」が今日まで残っていることが不思議で、時間がかかるかもしれませんが、この技術について解明するのが個人的な目標です。もちろん全てを理解できるとは思っていませんので、できる限りそのままの状態で次の世代に残すのも大切な仕事だと思っています。200年前の職人さんと心を通わせることを夢見ています。

しかし、建物は200年前の姿をそのまま留めているわけではありません。建物南側の平屋部分は昭和30年代に登記されていることから、50年前に増築された部分であることが想定できます。この比較的新しい部分は約20坪の広さで、道路に面した店舗もありますので、私の住まいと事務所とするには好都合です。大規模な改修をするにも躊躇いが要らない「新しさ」で、自己資金で改修可能な規模でもあります。建物管理上も、所有者の住まいが接していることは都合がいいと思い、ここだけは個人所有とし改修します。

問題は築200年の母屋部分です。こちらはボロボロの状態で「中之作 直してみんかプロジェクト」に10年間無償で貸すことにします。この10年間の活用方法と修復は「中之作 直してみんかプロジェクト」が計画します。賃貸借契約の条件は既存建物に敬意を祓うこと。できるだけ建設当時の姿に近づける改修を目指すことです。10年後の予定はありませんが、10年以内で改修を終えるのが最初の目標だと思って下さい。

堅苦しいことを書きましたが、この建物の所有者と「中之作 直してみんかプロジェクト」の代表はどちらも私ですので、今後の運用にぶれはありません(同一人物ですので当然です)。しかし、住居部分と賃貸部分は明確に分けて考えます。住まい部分は全て私の資金繰りで行います。できるだけ早いタイミングで実施する予定です。築200年の賃貸部分改修は「中之作 直してみんかプロジェクト」が資金、人材、材料などを集めながら、少しずつ直していきます。施設整備の補助金申請の他に、家づくりワークショップや、資金集めイベントなどを実施していく予定です。

この賃貸部分は未来からの預かり物だと考えると理解しやすいです。現在保存されている古い建物の多くは、天災や経済状況の変化などにより何度も解体の危機があったはずですが、その度に困難を乗り越えてきた建物です。乗り越える力がある建物が残されてたと言うべきかもしれません。「中之作の家」は他者の突然の申し入れにより今回の大災害も乗り越える可能性が見えてきました。『壊してはいけない気持ちにさせる力を持っている建物』というものが実在します。何がその気持ちにさせるのか分かりませんが、その建物を次の世代に残すことでしか不思議な力の秘密の向こう側に近づくことはできません。住宅設計を生業とする者として、壊されない建物の建設には非常に興味があります。「中之作の家」は、同じ志を持った者が地道に積み上げていく研究の途中(既に200年経過してるから凄い)で、できるだけきれいな状態で次の世代に受け渡すのが所有者の責任だと考えています。

のんびり夢を語ってしまいましたが、急いで施設活用方法などを明確にしないといけないです。まちづくりに繋がると嬉しいですが、建物一つでできることなんてそんなに多くはありません。まずは、小さな港町が「震災前より楽しくなったね」と言われるような活動をしていきたいです。施設を使いたいと言う方の連絡も届いていますので、徐々に運営のイメージも固まってきております。そのあたりは、また今度書きます。

とにかく、たくさんの方に興味を持っていただき、ていねいに直していきたいと考えていますので、引き続き応援よろしくお願いします!


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追記:
図面を描く時間を減らさずに「中之作 直してみんかプロジェクト」に取り組みには睡眠時間を削るしかない。
そんな状況なのに、事情により主夫をしています。
カレーが上手に作れるようになりました(笑)

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2011年11月19日

活動団体名について

「中之作プロジェクト」の名称募集で、「中之作 住んでみんかプロジェクト」って応募がありましたが、津波被害の建物に住めるのはある程度修復が完了してからですので、「中之作 直してみんかプロジェクト」のほうが団体の主旨が伝わるかもしれません。その後、建物に住めるようになったら「住んでみんか」「借りてみんか」「遊んでみんか」などへと進化する「出世魚」のような名称も面白いのではないかとの意見がありました。

この名称が最終決定案ではありませんので、「もっと面白い名称があるよ!」という方は遠慮なく中之作プロジェクトHPで応募して下さい。応募案は全て読んでます。もちろん厳正な審査を行っています。

引き続き、建物名称「〇〇館」に当てはまる漢字二文字も募集中です。


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2011年11月18日

掲載されました

「中之作プロジェクト」の取り組みが、地元紙に掲載されました。

11/15(火)福島民友さん
111115福島民友.jpg

11/16(水)いわき民報さん
111116いわき民報.jpg

どちらもかなり大きく取り上げていただき感謝しております。
(クリックで拡大)

始まる前に大風呂敷を広げると、簡単に中断できませんので怖いですね。たくさんの視線を感じております。


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2011年11月17日

団体名募集企画の途中経過発表!

「中之作プロジェクト」は、団体名が大雑把すぎるとの指摘が多いですので、分かりやすい名称を募集しています。「中之作〇〇プロジェクト」の「〇〇」の部分に入るピッタリの言葉で、ゴロが良ければ文字数の制限はありません。そんな案内を出してしばらく経過しましたが、色々届いています。まだ確定ではありませんが、いいのが来ました。

「中之作 住んでみんか プロジェクト」
中之作の古い建物を保存し町に住むことで、町が少し賑やかになり、美しい町並みが次の世代に残るイメージ

今のところ一番人気です。「もっといいのがあるよ!」という方は、中之作プロジェクトサイトから応募して下さい。入り口はこちら

施設名称も届いていますが、そちらはまた今度発表します。

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2011年11月12日

仕事にならない(笑)

「中之作の家」実測の日でした。朝10時から建物の寸法を測り始めましたが、建物を公開することを派手に案内してしまいましたので、来るわ、来るわ、常時3〜5人のお客さまでごった返しの状況でした。そんなの無視して仕事をすれば問題何のですが、持って産まれたホスト気質が災いしまして、気が付けば思いっきり接客モードです。

お客様がいなくなった瞬間に、再び実測を始めるのですが、誰か来ると直ぐに住宅展示場のお兄さんのような立ち振る舞い。。。何なんでしょうこのサービス精神(涙目)

そんな訳で、ずっと建物の中に居たのに、1階の半分までしか図面になっていません(遠い目)

そうそう、
「福島民友さん」と「いわき民報さん」の取材を受けました。いよいよ引っ込みがつかない状況ですぞ!


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2011年11月11日

建具移動

「(仮称)中之作の家」は両隣の建物解体が済み、すっかりさっぱりした外観になってしまいました。港町の密集した賑わい感が薄れてしまったのは残念ですが、自分の建物にサンサンと日が射す姿を見るのもいいものです。

4888.jpg

隣の建物とほとんど離れていなかった東側は、どんなことになっているのか不安でした。恐る恐る近づくと、案の定「土台」が傷んでいました。かなり大掛かりな手術が必要になりますね。

4904.jpg

写真手前の部分が割と最近の建物でこちらが私の事務所兼住まいとなる部分です。奥の土蔵と母屋は「中之作プロジェクト」に貸す予定です。つまり、大家が小さい部分に住むんですね。だって改修費が無いんですもの(涙)

手前の建物は店舗部分の外壁をサイディングで立ち上げていますが、これは全て板張りに改修したいです。建物を少しだけ小さくして軒も出したいですね。あれこれイメージが膨らんでますが、予算の壁がすぐそこに見えています。なんて自虐的な文章なんでしょう。

古い建物の改修ですので、できるだけ古い材料を使いたいと考えています。この地域で解体される建物を訪ねて、古い建具を幾つかいただいてきました。全てがゴミになってしまう解体撤去ですが、ほんの少しでもこの建物に残そうと考えています。町が次々壊されていくのに何もできませんでしたので、精一杯の償いです。

いよいよ明日11/12(土)は建物の実測を行います。これが済むと設計が始まります。実測の日は建物を公開いたします。実測の合間にですが、建物の案内もする予定です。先着数名には白土屋のシュークリームを用意いたします(笑)

さらに、次週11/19(土)は、近くで解体される建物から瓦をいただく予定になっています。かなりハードな作業ですが、お手伝いして下さる方を募集しています。詳しくはHPで!

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始動!

「中之作の家」を手に入れましたが、その建物は図面がありません。ボクは設計屋ですので、どのような改修方法があるのか検討するにはまず図面なんです。図面が無いと何も検討できない不器用な人種なんです。昨日も建物には行ってきましたので、おおよその間取りは頭に入っています。それを紙に描けと言われれば、誰よりも正確に描ける自信がありますが、それではダメなんです。

という訳で、11月12日(土)午前10時〜午後3時 建物の実測調査を行います。

せっかくですので、調査中は建物を公開します。興味のある方は遠慮なくお越し下さい!


ただし、トイレはありません。近くにコンビニもありません。数台分の駐車場はあります。


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2011年11月09日

露出していきますよ!

「中之作プロジェクト」をたくさんの方に知っていただくために、呼ばれればホイホイ出て行くことにしています。
11/06(日)は アリオスで行われた「アートおどろく いわき復興モヤモヤ会議」で発表してきました。

さらに、
11/08(火)は SEA WAVE FM いわき「とびベティのヨーソローアタック!」で喋ってきました。

さらにさらに、福島民友さんの取材を受けたりもしています。
「中之作プロジェクト」について詳しくは、こちらをどうぞ!

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2011年11月08日

掲載されました。

インテリア雑誌に「中之作プロジェクト」の取り組みが掲載されました。
CONFORT (コンフォルト) 2011年 12月号 [雑誌] [雑誌] / 建築資料研究社 (刊)

146ページです。
買って読んで下さい(←編集の方にマークされてますので)

「中之作の家」を手にいれる直前で、かなり凹んでいる時の文章です。


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名称で悩む

「中之作プロジェクト」の名称は、7月末に古民家のお掃除イベントを開催するときにあわててつけたもので、活動内容が不明瞭であまり気に入っていません。今回「中之作の家」の改修が始まりますので、名称を「中之作〇〇プロジェクト」に変更しようと思います。

あらためて「中之作プロジェクト」の活動主旨を整理しましょう。
この小さな港町には、漁業が盛んだった頃につくられた古い建物がたくさん残っています。また、船のメンテナンスで当たり前に行われていた塗装の技術が建物にも深く影響しており、独特の「塗装文化」を生み出しました。木造の建物をパステルカラーで塗装する文化は港町特有でして、市街地や山間の農家住宅にはほとんど見られません。この町に残る独特の風景や古い建物を景観資源として見つめると、とても魅力的な町に見えてくるから不思議です。さらに、津波被害が少なかった港町は、原発の町から避難している方の「新しいふるさと」となる可能性をも秘めています。
震災後、中之作でも行政主導で建物の解体撤去が行われていますが、壊さないことで得られるものの可能性を地域で共有して、町が少しでも元気になることを目指しています。

まずは、「中之作〇〇プロジェクト」の「〇〇」の部分に相応しい名称をみんなで考えたいと思います。文字数の制限はありません、ちょっと長くてもいいです。詳しくは、「中之作プロジェクト」のHPでどうぞ!

さらにもう一つ!
建物の母屋部分には大きな茶の間や、神棚、和室、螺鈿細工が施された床の間、押入れ内に設けられた箱階段など、貴重な造作がたくさん残っています。この部分を「中之作〇〇プロジェクト」で様々なイベント空間として活用する考えです。

町を元気にする計画は、実はかなりの重労働です。参加する皆さんには、心と脳を鍛える道場のような場所となるでしょう。そんなわけで、こちらの施設の名称もみんなで考えたいです。「〇〇館」とかをイメージしています。こちらは漢字2文字とします、ちょっと深い意味を持った名前を考えたいですので、協力して下さい!こちらもHPに詳細を案内します。

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追記:
今日、ラジオで喋るネタを仕込んでいます。
11/12公開測量、団体名称募集、施設名称募集、あと何だ!キックオフイベントとかも企画しちゃおうか?

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公開実測調査を行います

「中之作の家」は、両隣の建物の解体が終了しました。本当にギリギリで保存することができました。

さて、これから建物を改修して使えるようにしなければなりませんので、最初のイベント「公開実測調査」を行います。

11月12日(土)午前10時より、現地で実測調査をしている間は建物を公開します(雨天決行)
興味のある方は遠慮なくどうぞ!

詳しくは「中之作の家」のHP
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有責性

中之作漁港に面して建っている築200年の商家が、津波の被害を受けて解体の危機だと気が付いたのが、7月末のことでした。建物所有者と様々な保存と活用の方法を検討したのですが、どれも折り合いがつかないまま2ヶ月経過し、解体の期限だけがジリジリと近づく焦燥感に「中之作プロジェクト」は押しつぶされそうでした。

そして出た結論が「この建物を買う」方法でした。建物をどうしても残したいが、私が諦めたらこの建物は解体されてしまう状況は、「この建物を救うのは私である」という通常ならあり得ない感情へと向かわせ、土地購入の交渉が始まるのです。

さて、このぼろぼろの大きな建物をどうしましょう。

この建物全てを、自分の建物として使うには大きすぎます。まだ確定したわけではありませんが、通りに面した店舗部分を自分の会社と小さな住まいに改修し、残りの大きな母屋部分を多目的に使える空間としてまちづくりに関わるNPOなどに貸す方法を検討しています。とにかく大変な買い物をしてしまったと、今頃気が付いてます。

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追記:
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2011年11月01日

被災の家を改修します

「小名浜の家」は3月の大震災で建物が傾いてしまいました。敷地の西隣に面する畑とは高低差があり、そこは以前「田んぼ」だったとのこと。震災により地面が田んぼ側に引き込まれるように変形し、建物は大きく歪んでしまいました。

建物が歪んでしまった建物の多くは、地盤に原因があります。液状化などで地面が傾いてしまうと、建物をどんなに強固に造っても被害を防ぐことは困難です。最近の建物は建築の法律が変わり建設時の地盤調査が義務になりましたので、地盤が原因の大きな被害は少ないですが、強度が確認された敷地が変形してしまう例も見られます。あまり使いたい言葉ではありませんが、想定外の大きさの地震でした。

地面が下がってしまい傾いた建物を水平に戻す工法は幾つかあります。例えば、基礎部分をそのままに建物だけを持ち上げる方法がありますが、大きな余震で再び地面が下がると、せっかく水平にした家がまた傾いてしまう可能性があります。

今回は建物を地面の下の固い岩盤にしっかり固定する改修方法を採用することにしました。

IMG_0034_640.JPG
基礎の下に穴を掘り、杭をジャッキで埋め込んでいきます。杭が地面の中の固い層に届くと、ジャッキは傾いた建物を持ち上げます。水平を確認してジャッキを外し、コンクリートで杭と建物を固定します。

IMG_0038_640.jpg
杭を埋め込むための作業スペースを掘削したところです。

建物の状況を確認し、地盤調査を行い、工事費を算出し、ようやくここまで進みました。建物を1棟残すだけでも一苦労です。


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追記:
今回の改修は建物修復支援ネットワークさまの協力により実施しています。特に「住まい空間研究所」の長谷川さんには何度もいわきに来ていただいき感謝しております。
(小さい声で言いますが)構造は少々苦手です。

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2011年10月11日

町の歴史を知る楽しさ

震災後に親しくなる方には、鉄道オタク、近代遺産好きなどのマニアックな方が多くいます。彼らの持つ全く役に立たない知識量が建築好きには魅力的でして、彼らのほうにボクがよって行っているのかもしれません。

中之作プロジェクトの活動を始めてから何となく古本を購入して読んでいます。
鉄道廃線跡を歩く JTBキャンブックス [単行本] / 宮脇 俊三 (著); JTB (刊)

鉄道オタクから聞いた「いわき市内の廃線跡情報」によると、江名・中之作には昭和40年代中頃まで電車が走っていたというのです。町にはそんな面影は全くありませんが、復興の手がかりになるかもしれないと思い読み始めました。

冒頭の「廃線跡歩きのすすめ」という文章が秀逸です。一部を抜粋してみます。
(前略)クルマ時代の到来、地方の過疎化、外国からの安い鉱石や木材の輸入、石炭から石油へのエネルギー革命などによって、ローカル私鉄は、つぎつぎと廃止に追込まれて行った。国の庇護下で生きのびてきた国鉄の赤字ローカル線も昭和55年の国鉄再建法によって多くの線路が廃止された。
 亡びた者は帰らない。レールが撤去されれば列車は走らない。
(中略)だが、廃線、それでおしまい、とならないのが鉄道趣味なのであって「廃線跡をたどる」という新しい分野が開けてくる。
 一般の建造物が取り壊されれば跡形もなくなる。そこに何があったかは忘れ去られる。ところが、鉄道は細長く延びている。辺鄙な地域へと分け入っている。だから廃線跡が完全に消滅することはまずない。レールや枕木は撤去されても、いろいろなものが残っている。
 まずトンネル。無用の長物と化したので確実に存在する。入り口上部がSLの煤煙で黒くなっている。
 次に橋の跡。橋桁は撤去されても、橋脚もしくはその土台、とくに両端の京大は残っている場合が多い。
 築堤や切通し。これもだいたい残っている。
 廃線跡を歩けば、道床砂利(バラスト)はレールと車輪が削り合った鉄分で赤錆び、犬釘を拾うこともできる。速度制限や警笛吹鳴などの標識もある。
 線路跡が林道などに転用されたケースも多い。こうなると何もかもが消え失せてしまうが、その道の曲がりぐあいは鉄道ならではの味わいがあって、向こうから汽車が現れそうな気分にしてくれる。
 かくして廃線跡の探訪は、史跡めぐりと考古学とを合わせたような世界になる。それは、消滅した鉄道を懐古する次元をこえて、現存の鉄道に乗るのと廃線跡をたどるのと、どっちが面白いかという境地に達する。キザな言い方だし、負け惜しみもあるが、廃線跡を歩いていると、そんな気持ちになることがある。


壊されて行く港町をこれから楽しむ一つの方向性が見えてきます。

古い街並の持つ美しさを発見し後世に残すのはいつも「よそ者」です。今この町で起っていることを多くの方に伝えるのも「中之作プロジェクト」の大切な活動です。昨日の町歩きの様子は、たくさんの方がそれぞれのメディアで配信して下さっています。本当にありがとうございます。

TETOTEONAHAMA 江名・色味の生き残る町
つれづれなるままに、よい酒屋まるとみにて「昨日に引き続き中之作プロジェクト
いわき市の歯医者、「酒井歯科医院」院長のブログ 新たな出会いの輪が広がる喜び
中之作プロジェクトHP 写真追加しました。

明日は地元の方と会議です。これからのまちづくりについて、地元の方と情報を共有して行けたらいいと考えています。
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2011年10月07日

傾いた建物を直す方法

中之作プロジェクトでは震災で傾いてしまった建物の相談も受けております。

建物が傾いてしまう原因の多くは地盤の問題です。今回の地震は様々なタイプの地盤の弱点を、狙い澄ましたかのように攻撃しています。そして建物は、見事なまでに敷地の弱いほうへ向かって傾いています。これは地面の中の問題ですので、建物本体を強固につくっても解決にはなりません。地盤が傾けば建物も傾いてしまうのです。

4月に相談を受けた方は「家が浮き上がったので診て欲しい」とのことでした。行ってみると、その家は地盤改良で建物の基礎下に杭を打ってありました。そのため、建物周囲の地盤が液状化などで沈下しても建物だけは沈下しなかったのです。周囲の建物も含めて町中が沈下したときに、この家だけが地面の下の固い地層に載っていましたので沈下せず、浮き上がって見えたのでした。このように地盤の強度に合わせた基礎の計画さされてある建物の多くは、今回の震災でも被害が小さくて済んでいます。

古い住宅は建築確認申請時に地盤調査が不十分なままでも建設可能だったため、地盤の沈下などへの備えが不十分な場合があります。しかし諦めないで下さい、傾いた建物も改修が可能です。改修にも様々な方法がありますが、弱い地盤は今後も大きな地震の度に沈下の可能性を含んでいますので、今後も長く住みたいと考える場合は、このタイミングでしっかり直してしまうことをお勧めします。

中之作で建物が傾いてしまった家は、建物の下にあるコンクリート基礎ごと持ち上げて水平にする工法を採用します。今月末に工事を行いますので、その様子はこちらのブログで紹介いたします。

改修工事の見学会も行う予定ですので、震災で傷んだ建物を直すか壊すかで悩んでいる方は、是非現場を見に来て下さい。

ちなみに、中之作の現場では設計料も紹介料もいただいておりません。だって、設計してないですもの。。。商売下手ですね。

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追記:
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