2008年05月08日

省エネ改修促進税制

家庭部門のCO2排出量の削減を進めるため
平成20年の税制改革で「省エネ改修促進税制」が創設されます。

詳しくはこちらをどうぞ!

ただね、
ボクのブログでたびたび書いていますが、
次世代省エネ基準(現在一番厳しい断熱基準)を守っただけでは
全館暖房すると省エネになりません。
それまでの家は暖房した熱がすぐに逃げてしまうため
全館暖房がほぼ不可能でしたから、
そんな家よりは間違いなく快適にはなりますけど、
次世代基準ギリギリクリア程度では省エネにはなりません。

断熱性能が多少良くなっても
暖房面積が大幅に大きくなりますので、
次世代省エネ基準程度の断熱性能ではCO2排出量は増加しますょ!

次世代省エネ基準は平成11年にできた基準で
そろそろ次の基準ができてもおかしくありませんし、
通産省の補助金は次世省エネ代基準を20%強化した基準を
新たに設けました。
せめて今回はこの基準を採用してほしいところです。

また、
日照時間が長い太平洋側の地域でしたら、
断熱性能を落として日射取得熱を活用したほうが
省エネになる場合もあります。
窓からのエネルギー取得を無視した
熱損失係数のみで断熱性能を比較するこれまでの基準で
住宅ローン減税や固定資産税減税を行うようですが、
南側の窓ガラスの性能を落としたほうが省エネになる地域では
ガラス代と光熱費を(若干ですが)余計に支払わないと
減税にならず、CO2排出量も増加することになります。

断熱改修後、その建物を何年使うのかも問題です。
断熱材には廃棄時の環境負荷が大きなものもあります。
10年程度の使用で廃棄されるような改修ですと
環境負荷が増えることも予想されます。

省エネ改修促進には
新築並みの長期ローンが可能となる制度を設けるほうが
現実的だと思うのですがいかがなものでしょうかね?
だって、ほら
ローンが残っている家を壊す人って少ないでしょ?
日本の住宅の寿命が住宅ローンの年数に近いのも同じ理由だろうし。

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追記:
次世代省エネ基準のW地域の戸建住宅で消費される
暖冷房のエネルギー量は、総エネルギー消費量の27%です。
断熱性能を倍にしても断熱改修で削減されるエネルギー消費量は、
単純計算でその半分ですから、
改修時に発生するエネルギー量までを考慮すると
簡単には省エネにはなりません。
ちなみに、給湯エネルギー消費量は20%ですが、
私が住むいわき市でしたら、太陽熱温水器で簡単に半分にできます。
こちらのほうがエネルギー回収は容易です。
これの減税はないの?

と、いろいろぼやきましたが、
断熱性能が注目されるのはちょっと嬉しいです♪
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2008年01月21日

NEDO様にお願いするしかない!

古い友人の家を断熱改修します。
厳しい予算ですので設計料は自分で稼ぐこととしました。
そんなわけで
ネド様にお願いします。

3年ぶりの申請ですので最初の説明会から参加します。

2月 5日(火) 10時30分〜12時00分
東京 グランドアーク半蔵門 富士の間
東京都千代田区隼町 1-1 03-3288-0111

2月 6日(水)10時30分〜12時00分
札幌 JR タワーホテル日航札幌 たいよう
札幌市中央区北 5 条西 2-5 011-251-6000

福岡 博多都ホテル 孔雀の間
福岡市博多区博多駅東 2-1-1 092-441-3111

2月 7日(木) 10時30分〜12時00分
仙台 ホテルメトロポリタン仙台 曙東
仙台市青葉区中央 1-1-1 022-268-2525

広島 広島グランドインテリジェントホテル 芙蓉の間
広島市南区京橋町 1-4 082-263-5111

2月 8日(金) 10時30分〜12時00分
名古屋 名古屋マリオットアソシアホテル コスモス
名古屋市中村区名駅 1-1-4 052-584-1111

大阪 ホテル阪神  ザ・ボールルーム
大阪市福島区福島 5-6-16 06-6344-1661


同じことを考えている方
東京か仙台で会えるといいですね(笑)

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追記:
先日、超学際的研究機構バスツアーで先生をしました。
前の晩の酒が抜けていませんでしたことをお詫びいたします。

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2007年04月24日

住生活基本法

平成18年に「住生活基本法」が施行されました。
それまであった「住宅建設計画法」は
住宅の量的整備が主な目的でしたが、
今後は豊かな住生活を目指し、
量から質への変換を図ろうというのが新しい法律の趣旨です。

これまでの住宅は、
ローンに縛られて生活し、やっと完済したときは
資産価値がほとんどなくなってしまうというのが普通です。
たった一家族の終の棲家としての機能を全うすると、
壊され新しい住宅が建てられる従来のやり方を見直さない限り、
住宅を社会的資産として維持し、
使いまわしていくことは出来ません。

そこで、私たち施工者が出来ることを考えてみましょう。
最も簡単なことは建物を壊さないことです。
まず、壊さずないで魅力的な中古住宅に再生させることが出来ないかを検討するのです。
しかし、
構造性能や断熱性能を改善し建物の残存余命を延ばす作業は、
不確定な要素が多く、新築以上の設計力と技術力が必要とされます。
今日の『消費資本主義』の流れに逆らい、
住宅を壊さずに性能を向上させる社会は実現可能でしょうか?
家づくりと時間軸についてじっくり考える必要があると思います。


今日、
今年の秋にいわきで行われる『健康住宅サミット』の
パンフレットに掲載される分科会の案内文を書きましたが、
もったいないので、一部修正して記事にしちゃいました。

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追記:
どういうわけか、
別のプロジェクトで、経営コンサルタントの方から
「中古住宅市場」の話をさせられたり、
知り合いの事務所から断熱リフォームの相談を受けたり、
衝動買いした無印良品の本は「リノベーション」の話だったりと、
私の周りで「性能リフォーム」関係が妙に目に付きます。
面白くなってきました!




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2007年04月19日

優先順位

以前断熱改修した家にお邪魔してきました。
断熱性能を確保し全館暖房を設計しましたが、
なんせ改修ですので、
新築のように思い通りにならない部分もあります。

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2006年09月24日

断熱改修のツボ! 最終回

いよいよ今回が「断熱改修のツボ!」シリーズの最終回です。
一般受けしそうも無い記事を、20回延々書き続けたことになります。

昨年の暮れに工事が終った断熱改修工事の実例をもとに
昭和型在来工法の家
にこだわって記事を書きましたが、
断熱改修は全ての建物に応用可能です。

ちなみに現在私が打ち合わせしているお客様は、
完成して10年の建売住宅に住む方で、断熱改修を行う予定です。
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断熱改修のツボ! 番外編

先日業界紙から原稿依頼か来た話を書きました。(去年の夏の話です)

んまぁ〜
記事が載ったのは日本○宅新聞という業界紙なんですよ。
毎月3回発行される工務店さん向けの新聞です。
8月は、お盆のため、5・15日合併号でした。
私の記事は、通常の紙面とは別冊の特集号のほうにありました。
どど〜ん!と見開きA2版ですので結構な量です(うれし〜)
そして大見出し!
昭和型在来工法の家は断熱リフォームしいやすい

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断熱改修のツボ! 017

天井面の断熱の続きです。
前回は、
昭和型在来工法の家の天井面の断熱改修には、
「屋根断熱」ではなく「天井断熱」が簡易で、
グラスウールのブローイング工法が安くて高性能です。

と書きました。

「天井断熱ならいつもの工法だから簡単だよ!」なんて思っていませんか?
問題は天井面の気密性能の確保です。
照明器具や換気扇穴の周りは処理が面倒です。
特に埋め込み方のダウンライトは、断熱材より背が高いこともあり、
断熱性能的にも問題が多い部分です。甘く見ないほうがいいですよ〜!
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断熱改修のツボ! 016

天井面の断熱の話です。
天井面の断熱は断熱材のある場所によって次のように分けることが出来ます。
@ 屋根の勾配なりに断熱材を設置する「屋根断熱」
A 天井面に断熱材を設置する「天井断熱」

「屋根断熱」は部屋が高くなりますので、暖房範囲が増え
「天井断熱」より暖房の燃費が悪くなります。
正直に換気計算すると、換気能力は建物の体積に比例しますので、
換気による熱損失も増加します。
床面積が同じで、家族数が同じなのにどうして換気量増やすの?
空気が汚れる量はどちらも同じでしょ?
(なんて、クダをまきたくなるような基準もあります)



それでも私は、屋根断熱で設計することが多いです。
断熱性能を確保すると吹き抜けも寒くありませんので、
高さ方向の設計の自由度が増します。
さらに、吹き抜けを利用して建物全体を一室空間とすると、
暖房・換気の計画が容易になりますので、
タコ足状の配管が不要になります。

新築では屋根断熱ですが、改修の場合は別です。
出来るだけ壊さない設計をし、「低価格+高性能」を目指します。
そうしないと、改修のメリットが出てきません。
断熱材はグラスウールを使いますが
、通常の布団状のものではなく、粒状のものを使用します。
これは、巨大なホースで断熱材を圧送し、
凄い速さで天井面の断熱工事を終らせる工法で使う断熱材です。
ブローイング工法!
といい、天井裏にグラスウールの雪を積もらせる断熱工事です。

kan016.jpg

kan017.jpg

残念なことにいわきの場合、機械が郡山にしか無いので、
移動の経費が発生しますけど、
狭いところで何日も作業するより、欠点が少なく作業が早いのでお勧めです。
設計では20cm積もらせるとしてあっても、
通常25cm〜30cm吹き込んでいってくれます。(嬉しい〜)

ブローイング用のグラスウールは、
通常のグラスウールを生産するときに発生する
端材を粉砕して作るので材料費は安いといいます。
詳しくは今度見学してきます!


つづく

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2006年09月23日

断熱改修のツボ! 015

昭和型在来工法の家を断熱改修するコツをだらだらと書いています。
断熱改修のツボ!天井編です!

以前からくどいほど書いていますが、
昭和型在来工法の家は天井が壊さないで外せますので、
そのまま再利用しましょう!
天井を剥がして、梁を見せる改修方法もありますが、
十分な断熱厚さを確保するのが困難ですので、
安く断熱改修したい場合はお勧めできません。

改修の現場での気密性能確保は容易ではありません。
真剣に取り組むと新築より高い改修になってしまいますので加減が必要です。
イイカゲン具合が重要になるのですが、手を抜けないポイントもあります。
今回はこのポイントを紹介しましょう。
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断熱改修のツボ! 014

基礎断熱には床下暖房がいいですよ!とだけ書いて、
屋根の改修に移ろうと思いましたが、
あまりにも不親切!
文字では旨く伝えることができませんので、
画像を添付します。(大サービスです!)

とにかく床下暖房の説明をします。

kan009.jpg

建物の外周部を次世代省エネルギー基準が満足するようにしっかり断熱すると、
建物の必要暖房エネルギーが計算できるようになります。
上の図の、ピンクの線が断熱材や断熱窓です。
通常、1階の床にこの線は引かれるのですが、
私は壁の延長で、基礎の外側にこの線を伸ばしてしまいます。
これが、
基礎断熱です!
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断熱改修のツボ! 013

断熱改修の基礎編です。
昨年の夏、
日本住宅新聞様から原稿依頼がありまして、記事を書きました。
「断熱リフォームの事例と工事のポイント」がテーマです。

書き始めは「はっはっは!待ってました!」と大喜び!
この日のために書き溜めた「断熱改修のツボ」シリーズがあるので、
ネタには困らない!

予定でしたが、
シリーズを全て印刷して、並べ替えて、編集して、読み直して


(1日経過)

だめだ〜〜〜!
私のブログは、ですます調で一見丁寧ですが、ほとんど話し言葉です。
(宮脇檀や藤森照信の文章の影響かなり受けています)
おまけに勢いで書いてますので、全く新聞向きではありません!
(顔面蒼白)

結局、ネタは使えますので、構成を検討し、
全て新聞向けに書き直しました。
原稿料をちょちょちょいっといただく作戦は大失敗でした!(号泣)
また、本題に入ってないぞい!(新聞の情報は発行後に報告します)

+++++++++++++++++++++++++++++++

さて、断熱改修の基礎部分についての続きです。続きを読む?
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断熱改修のツボ! 012

断熱改修の基礎編です。
既存の床断熱を基礎断熱の変更する工法です。
続けて読んでる人は耳たこですが、「昭和型在来工法の家」の家は、
タタミをはがしても壁を傷めませんし、工事が済んだら簡単に元に戻ります。
このタタミという床材は環境負荷の少なさでは、超一流と言えます。


では、早速改修方法を説明しましょう。

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断熱改修のツボ! 011

ここまで、私は「昭和型在来工法の家」にこだわって記事を書いています。

「昭和型在来工法の家」とは、
昭和50年代に建てられた畳の部屋が多い在来工法の家のことです。
注意:私が勝手に名前をつけていますので
他所で話しても通じませんょ!


当時は、今ほど新建材が幅を利かせていない時代でしたので、
外壁はモルタルに吹き付け塗装、
内部は京壁(砂壁)など左官屋さんが頑張っていました。
それから私のブログでは、
公庫で昭和55年以降に公庫で建てられた家かどうかも、
重要なチェックポイントです。
これに該当する建物にはほぼ間違いなく断熱材が入っています。

もちろん完成してから20年以上経っている建物ですので、
扉のゆがみや、床の傾きなど、何かしらの問題はあると思います。
でもそれらは個別に調整可能ですので、
それを建替えの理由にしてはいけません!
それを理由に建替えの営業なんかモッテノホカです!!
家は直して使いましょう!



さて、そろそろ本題です。続きを読む?
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断熱改修のツボ! 010

今回は、私が以前に断熱改修した「昭和型在来工法の家」の写真を紹介します。
一部間取り変更がありましたので、
気流止めによる簡易型断熱改修工法ではありませんが、
改修の様子はわかると思います。

kan001.jpg
写真は、改修前の様子です。
既存サッシ・広縁の床材は撤去します。
天井材はそっと取り外し、最後に元に戻します。
畳は畳表を張り替えて再利用します。
改修しない壁は手をつけません。
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2006年09月22日

断熱改修のツボ! 009

昭和型在来工法の家を温かくするには、
床・壁・天井の断熱性能を確保することが重要となりますが、
そのためには、家を丸裸にしないと駄目だと思い込んでいませんか?


ここまで壁の断熱改修について書いてきました。
読んでいただいた方は理解できると思いますが、
和室の多い昭和型在来工法の家は、
非常に改修しやすい造りになっているのです。

さて、ここからは、床の断熱について書いていきます。
和室とは何でしょう?(いきなり禅問答状態です)
真壁・ナゲシ・障子・竿縁天井・床の間・押入れいろいろありますが、
全てなくてもタタミがあれば和室と呼ばれます。
このタタミが、非常によくできた建材なのです。
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断熱改修のツボ! 008

ここまで壁の断熱改修について、書いてきましたが、少し補足します。
今回は、少し理屈っぽい話です。
理解できない方はそのまま通り過ぎてください


今回の連載は、公庫のW地域(関東から西)の家を想定して書いています。
最小の投資の割りに、大きな効果が期待できる工法ですが、
完璧な工法ではないことを付け加えておきます。
(念のためです。W地域であればほとんど問題ないといえます。)

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断熱改修のツボ! 007

昭和の終わりごろに建てた「在来工法の家」にお住まいの方の多くは
そろそろ建て替えを意識し始めます。でも、ちょっと待ってください。
私のこの連載記事を最後まで読んでからでも遅くはないですよ。

前回は、断熱改修は、簡単に外せる「天井と床」から行うのが合理的で,
『壁の中の空気の流れを止めれば快適』と書きました。。
昭和の終わりごろは土壁が一般的でしたので、壁の改修は注意が必要です。
壁を一部でも壊すと、新しい壁の色が揃いません。
結局、色合わせのために全てを壊すことになったりします。
(実は経験者です。涙)
壁は出来るだけ壊さないように計画しましょう。

『壁の断熱材を昭和の基準(10K50mm)のままで問題ないの?』
と思うようでしたら、「断熱初段」の腕前です。
お友達に自慢してもいいですよ。
(↑お友達をなくさない程度にしましょう!)

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断熱改修のツボ! 006

住宅金融公庫の返済も終わり、この家もずいぶん傷んできたな〜
そろそろ建替え時なのかな〜
昭和の終わりごろに建てた「在来工法の家」にお住まいの方の多くは
そろそろ建て替えを意識し始めます。
でも、ちょっと待ってください。
私のこの連載記事を最後まで読んでからでも遅くはないですよ。

当時の在来工法の家は、断熱が粗末でとても寒い家が多いです。
しかし、和室が多い当時の家は非常に改修しやすい作りになっています。
例えば和室の天井には板が張られていますが、
あの板はほとんど無傷ではがせるつくりです。
床のたたみも簡単に動かせます。
ほとんど廃棄物を出さずに天井裏や床下の改修ができる作りなのです。

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2006年09月21日

断熱改修のツボ! 005

いよいよ今回から具体的な断熱改修の話です。
最初は『壁の断熱』についてお話しましょう。

まず始めに私が最近直した家の性能を紹介します。
暖房の熱は建物全体から逃げていますが、
どこからどの程度逃げていると思います?
書き出してみます。
天井から → 9%
(平屋の建物ですので2階建てでしたらもっと少ないです)
床から  → 10%(これも平屋なので意外に多いです)
壁から  → 16%
窓から  → 38%
換気から → 27%(熱交換型を使えばもっと減らせます)



この現場は、普通のサッシを断熱サッシに変えました。
それでも、家の窓から熱が逃げる熱の量は全体の4割もあります。



サッシの性能をさらに上げて換気扇を熱交換方に変更すれば、
面倒な壁の改修をしなくても、
計算上は上記の性能と同じ値には簡単になります。
壁には十分とはいえないが断熱材は入っているわけだし、
解体工事が少ない、窓と換気に重点を置くほうが合理的にも見えます。
しかし、この方法では、決して暖かい家にはなりません!
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断熱改修のツボ! 004

付いてきてますか?
だんねつおたくのページにようこそ!
断熱改修ネタも4回目です。
なかなか改修の話になりませんが、もう少し待ってください。

さて、ここからは、
家を直して快適にしたい人の多くは
昭和55年にできた基準の家に住んでいる。

と仮定して話を進めます。

断熱基準は次の@ → A → B の順に強化されてきました。
@ 最低基準(昭和55年)
A 新省エネ基準(平成4年)
B 次世代型省エネ基準(平成11年)
つまり、平成4年以前に完成した家が対象です。(築14年以上のもの)

これでも私は、
昭和55年の基準なんて気にしたことが無かった世代ですので、
断熱基準見てびっくりです。
なんと地域Uと地域Vがひとまとめなのです。
(どうして分けているんだ?)
つまり青森と茨城が同じ基準で書かれていました!
わかりますか?これはつまり最低基準なのです。
しかし、建築の現場では標準仕様と思われていたようです。

とにかく、断熱厚さを紹介します。
当時ですから、断熱材はグラスウール10K
(後ろの数字は密度、大きいほど高性能)で比較します。
地域U・地域V(前回地域分けを詳しく書きましたので読んでください)
屋根・天井→65mm   壁→50mm
床(タタミ)→10mm  床(板)→40mm

たたみの床は1cmのグラスウール?そんなのあるのか?
どんな基準なんだこれは!責任者出て来い!笑えるぞ!
この基準で床下の断熱を施工した方、緊急募集します(笑)



地域W(東京から九州まで)
屋根・天井→45mm   壁→35mm
床(タタミ)→0mm  床(板)→25mm

東京だと、タタミ敷いてあれば床の断熱不要ですか?
当時は、ワラの畳床が一般的でしょうから、通気性抜群ですよ。
断熱の意識が低かったんですね。
まあ1cmのグラスウールがあっても大差ないでしょうけどね。



結果から言います。
平成4年以前の家の壁の中には、
5cm程度のグラスウールしか入っていないことが、
断熱基準をたどった結果、判明いたしました。

ちなみに私が設計する家の断熱厚さを紹介します。
地域W(いわき市は東京と同じになりましたので)
屋根・天井→200mm   壁→100mm(高性能グラスウール)
床には断熱しないで基礎の外側に断熱→50mm(スタイロフォーム)
Bの次世代省エネ基準とほぼ同程度です。ずいぶん基準が変わりましたね!

断熱改修なんて大げさな工事が必要だと思い込んでいませんか?
ところが、そうでもないのです。
次をお楽しみに!


寒い家にお住まいのあなた!そう、そこのあなた!
あなたの家の壁の中には「グラスウールが厚さ5cm」入っていますよ!
あらら、まだ それがどうした! と思っているでしょう。
では「この5cmの断熱材を利用して快適にする方法がある!」
と言ったら信じますか?



つづく

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