
こんど「リプラン」の取材を受けるので、
ちょっとだけ内輪の営業活動をします。
私が家づくりの勉強をしているNPO法人「新住協」で
これまでの集大成とでも言うべき本を出しました。
北海道メンバーが中心になって
今までの断熱基準よりもどこまで性能を上げれば
暖房エネルギーが半分になるかを研究し、
実際にそんな家をつくってしまいました。
そのときの「Q値」が「1.0」だったものですから
「Q1.0住宅」と名前が付けられました。
その後、
北海道以外の地域でも「暖房費半分の家」が建てられまして
それらも「Q1.0住宅」と呼ばれています。
この本は「Q1.0住宅」の作品集です。
それと同時に、
これまで「リプラン」に掲載された鎌田先生の
ちょっと難しいウンチク話がまとめて掲載されていますので
それを読むだけでもこの本を買ったもとは取れます。
そう、
本屋でこの本を見つけたときに嬉しくて衝動買いしたら、
翌日、新住協から1冊送られてきました・・・
そして先日、リプランの担当者がお土産に1冊持ってきた・・・
(↑受け取りませんでしたけどね)
注文は
こちらからどうぞ♪
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追記(長いです):
ちなみに私が建てた家は掲載されていません。
私が住む「いわき」は東北地方で最も暖かく、
年間の暖房エネルギーより給湯エネルギーが恐らく多いです。
(給湯費は生活スタイルによる差が大きいからちょと語尾が濁る)
断熱材を厚くし、高価な換気扇を設置すれば
暖房エネルギーを4分の1まで減らすことは可能なのですが
その費用を、太陽熱温水器に使うほうが省エネになる環境なのです。
(関東から西の太平洋側の地域はほとんど給湯の方が多い)
私のお客様は、
天気の良い日には、2月でも窓を開けて過ごします。
もちろん暖房は使いません。
(蓄熱暖房はこれができないのよねぇ〜)
そんな生活ができる地域に熱交換型の換気扇は必要なのか?
ちょっと大胆なことを書きますが、
0.5回の能力で24時間換気するのは過剰設計なのでは?
そんなことまで考えてしまいます。
暖かい地域で省エネの家づくりを考えて行きたいと思っています。
そんなわけで、
私の設計した家は「Q1.0住宅」になっていません・・・
正直言うと、熱交換型の換気扇は最後まで悩みました(爆)
posted by TOY-order at 17:32|
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