2010年09月03日

夏の温度測定

夏の初めに「小名浜の家」と「湯本の家」に設置した温度計を回収してきました。さっそくデータをパソコンに取り込んだのですが、やはり今年の夏は暑いですね。
この暑さは今月も続くということは、「残暑+酷暑→残酷暑」なんとも厳しい字面です!

「小名浜の家」は建物の北側に断熱材が入っていない物置があり、1階リビング、床下、北側物置の温度を測定しました。湯本の家は2階小屋裏にロフトがあり、1階のリビングとの差を測定しました。

急いでそのデータを整理しなければなりませんが、
設計の相談にいらしたお客様に出す図面と、見積もり書のチェックなどがありますので、ちょっと先送りです。

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
いわき市に提出する論文に掲載できるデータなのかの見極めも重要です。
毎月上旬はこんな仕事をしています。

業務連絡:
HPをリニューアルしました。こちら
iPadや携帯でもキレイに見ることができるようになりました。


posted by TOY-order at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

エコポイント続き

工務店さんはエコポイントを得るために
申請書を作成しなければなりません。
その書類の煩雑なことにも腹が立ちますが、ここでは触れません。
もっと困ってしまう現象が発生しつつあります。

真面目にエコポイントに取り組む工務店さんが、
「次世代省エネ基準」をクリアするために断熱計算をしたところ、
いわき市の基準がかなり「甘い」ことを認識してしまいました。

例えば、サッシの性能を上げると、
壁の断熱材に5cm、天井に10cmでもギリギリ基準をクリアします。
「こんな性能の建物で国の最も厳しい断熱基準を満たすなら
もっと早くに取り組んでいれば良かったよ」なんて話ですが、
これでは全く省エネになりません。

国の政策はそれを目指していたのでしょうか?
次の100年を見据えた家づくりの指標となる政策には思えません。
エコポイントよりも先に、
W地域の省エネ基準の見直しを求めます。
Q値2.7ギリギリの家で、一斉に全館暖房されたら、
エネルギー消費量は確実に増加しますょ!

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
ちょっと興奮してしまった!
甘い物食べてくる(笑)

業務連絡:
HPをリニューアルしました。こちら


posted by TOY-order at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

エコポイント

エコカー減税&補助金に続き、住宅エコポイントが始まりました。
自動車と同じで、期間中に対象商品を購入するとオマケが付いてきます。
対象商品は平成11年制定の「次世代省エネ基準」を満足する家です。
購入する側からは「エコカー減税&補助金」と同じシステムですね。

基準制定から10年以上経過する「次世代省エネ基準」ですが、
そろそろ次の基準がつくられてもいい時期なのに、
国が税金をばらまいての普及促進です。
普及を促すならもっと早くにやればいいのに、
なぜこの時期なの?(確かに緊急経済対策ですが)

この10年間に大手ハウスメーカーさんは、
しっかり商品開発を進め、全棟次世代省エネ基準をクリアしています。
つまり、
ハウスメーカーさんで建てれば必ずエコポイントがもらえます。
それに対して、
地元の工務店さんの中には
「次世代省エネ基準」の準備を全く行っていない方もいます。

「国は大手企業の準備が整うのを待っていたの?」
そんなことを勘ぐりたくなるようなタイミングです。
この基準を達成できない建設会社を篩に掛けるような政策です。

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
もう少し書く!

業務連絡:
HPをリニューアルしました。こちら


posted by TOY-order at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

床下暖房の問題点

断熱材で建物をすっぽり包むと室温が安定して
寒い日も快適に過すことができます。
お歳暮の品を風呂敷で包むようにすっぽりと包むのがポイントです。

断熱材で包むラインが連続していれば、
様々な応用技が考えられています。
例えば、
すっぽり包む断熱材のラインを1階の床面ではなく
コンクリート基礎の外面に設ける「基礎断熱工法」を採用しますと、
床下面の断熱材が無くなり、
建物を虫取り網でバサッと包んだような形状となります。

この「すっぽり」と「バサッと」の差が重要なんです。
床の断熱材が無くなると足下がちょっと寒そうじゃない?
そう考えた方は勘が良い方です。
いくら断熱材で包まれていても、床下が室温より高くなるはずもなく
そのままでは床面で断熱した方が快適になります。

それじゃあ、
床下を温めてしまったらどうなるでしょう?
基礎のコンクリートや地面に熱が蓄えられますので室温が安定します。
つまり、木造住宅の欠点である熱容量の少なさが補えるのです。

そんなわけで、
私の設計するほとんどの木造の家は
「基礎断熱+床下暖房」となっています。
長く住んでいる方の評判は上々なのですが、
問題は引き渡し直後のお客様です。
それまでの暖房は、
寒く感じてからその部屋を使う時だけ暖房するのが当たり前ですので、
長時間、建物全体を温めるとか、
床下のコンクリートに蓄熱するとか、
設定室温と送水温度とか、
ほとんど理解できません。
おまけに、
蓄熱体である基礎のコンクリートは冷たいままですので
熱が蓄えられるまではちっとも省エネになりません。

今年も3組のお客様にそんな話をするのですが、
たぶん伝わりません・・・
そしてリモコンをいじり倒して、
ボタンを長押しして裏設定を操作したり、
入り切りを繰り返しバーナーに煤を大量に付けたり、
想定外の相談が突然襲ってくるのです(笑)
おかげさまで私もだんだん説明上手になって来ましたし、
クレーム対応もかなりの腕前です。

そんなすったもんだを繰り返し、
こんな暖房にするんじゃなかったよ!と思い詰めていたはずなのに、
2年目以降はほとんどのお客様が暖房を上手に使いこなしています。

床下空間を温めるための熱源の配置や、
床下と部屋の空気を循環させる開口位置など設計の難しさ以上に
使い方を説明する難しさがこの暖房の問題点なんです(汗)

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
いよいよ寒くなってきました。
暖房設定ツアーの準備を始めます。
各家の設定を撮影するのが最近の楽しみです。
かなりマニアックな趣味ですね。

posted by TOY-order at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

脱アンチオール電化宣言!

「暖房」は家づくりをする上で欠かせない設備です(←ここが大切)

もちろん、
空気を動かさない、空気を汚さない暖房であることは譲れません!
さらに、制御しやすい、省エネ低価格が理想です。
そんな条件に合う暖房方式は限られてきます。

そんなわけで、
私が目指す快適な家とオール電化住宅は非常に相性が悪かった・・・

ところがここに来て、
電力会社の考え方や、エネルギー関連の法律が変わってみました。
電力消費量が多い蓄熱暖房機を積極的に売ることをやめたり、
オバマ政権に変わったとたん、
太陽光発電パネルの補助金が復活したり、
しかも、
太陽光発電パネルで作られた電気がこれまでの倍の値段で売れる。
決定的なのは、
ヒートポンプの温水暖房機がそれなりの効率で商品化されたこと。

さて、これでオール電化を否定する理由が無くなってしまった。

太陽光発電の売電価格の差額は、
発電しない家庭の電気料を値上げすることで賄うなんて聞かされると、
「乗せないと損?」みたいな気持ちになってきたりします。
ドイツを真似たと言いますが、
エコウィルなどのガス発電はどうなるのでしょうね。
相変わらずCO2を出すから買い取らない方針なのかしら?

地球温暖化対策を軸にした景気浮揚策
日本版グリーン・ニューディール」とか言っていますが、
これに乗らない奴は損するぞっ!バカだぞっ!
そんなこと言われているようで、ちょっと天邪鬼な気分です。
なんか、低所得者層から搾取するシステムに見えちゃうのよね。

ソーラーパネルメーカーは、
280万円のパネルを乗せると、28万円の補助金が返ってきます。
売電価格が倍になりますので設備投資は8〜10年で回収できます。
光熱費が安くなった分でローンを組みませんか?
なんてことを言ってくるでしょうね。

これって、
日照条件の悪い日本海側の地域と雪が降らない太平洋側との格差は
考えてあるのかしら?

なんか腑に落ちないけど、
いわきは色々な面で条件が揃っている。
たぶん、お客様に勧めてしまう・・・(軽い敗北感)

1日1回押して下さい。 ↓ ↓ ↓ 頑張る気持ちが増します。

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
福島であった講演会での東先生(いわき明星大)の話。
いわき市立中央台南中学校のソーラーシステム


大きな地図で見る

屋上全面と東側法面の黒い部分がソーラーパネルです。
さらに、この中学校の近くの高校にも設置されているとのこと。

発電パネルは連結して大型化するほど効率が良くなります。
個人住宅でそれぞれ発電するより、
一口70万円で集めた民間資金で学校の屋根にパネルを設置して、
毎年売電による配当金をもらう方が面白いと思います。
(だって、どこに設置するか自由に選べないと不公平でしょ?)

あ〜、ちなみに70万円とは1kwのパネルの価格です。

というわけで、
住宅向けソーラーパネルの偏った政策を、
雪国の方や、日照条件が悪い敷地に住む方は納得できているのか疑問。

脱アンチオール電化宣言はしましたが、依然電気は苦手です。
ビリビリするから(笑)






posted by TOY-order at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

次世代省エネ基準改正!

年末ですね。
そろそろ来年の話をしても鬼が笑わないでしょうから書きます。

北海道住宅新聞にこんな記事を発見!→ここ

住宅省エネ基準改正案については、一般に次世代省エネ基準と呼ばれている平成11年基準から各地域ともQ値に変更はなく、気密性能(相当隙間面積)、気密層施工、暖冷房、換気量などの基準が削除され、断熱性能と省エネ性能(暖冷房負荷)だけを規定する案となっている。


これって緩和ですよね?

同時に、トップランナー基準という謎の多い基準も設けてあり
なかなか厳しい基準となっている。

Q値は熱交換換気を含まずにT・U地域で1.4W、V〜X地域で1.9Wなどとする必要がある。


大手ハウスメーカーをトップランナーとして育てつつ
中小工務店を骨抜きにしていくつもりなのだろうか?
いわき市内で
熱交換換気なしでQ値1.9W以下の性能なんて聞いたことが無い・・・
まぁ〜
平成11年に基準ができたときもかなりのインパクトがあって
そんな性能にしたら工事費はいくらになるのだろうと心配しましたが、
今じゃ余裕でクリアしてます。
と言いつつ、1.9は厳しいですね・・・

気密性能が削除されると、
いろいろと不都合な現象が心配されます。
不勉強な施工会社は大きな失敗をしないよう
十分勉強してから断熱計画をたてないといけませんよ!

10年程前に様々な方から
「高断熱高気密は欠陥住宅だ!」と言われました。
不慣れな業者がいい加減な工事を行い
その噂が噂を呼び悪いイメージになっていたようです。
この手の噂はすごい勢いで広まりますので、
きちんと工事ができる業者さんにまで火の粉が飛びます。

国策として
断熱住宅の敷居を低くし断熱性能向上を図るつもりのようですが、
不慣れな参入業者が様々な失敗を繰り返すことで
地元業者への不信感が増加するような状況が起こると
トップランナーとの差は開くばかりのように思えます。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
私は設計事務所ですので工事は全く行いません。
(極稀に床塗装大会などを開催しますがあれは工事ではありません)
施工会社を選ぶことができる立場ですが、
それでも断熱住宅初挑戦の会社とお付き合いすることがあります。
常に先回りが必要で大変骨が折れる仕事ですが、
この面倒な作業を続けることで
断熱を理解した業者さんが増えるのであれば、
それでいいのかな?なんて考えております。

posted by TOY-order at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

灯油価格急落中♪

灯油価格が90円を切りましたね。
私の設計する家はアンチオール電化住宅でして、
IHクッキングヒーターこそ付いていますが、
暖房と給湯は灯油でまかなっています。

8月頃に120円まで値を上げたときは
さすがに脱灯油宣言をするべきか悩みましたが、
このまま60円台まで値を下げるとの噂も聞こえきますので
もう暫くこのままのスタイルを貫こうと考えております。

とは言いましても、
数年前と比較した場合、まだまだ高価なエネルギーです。
なんとかさらなる省エネ化を目指さなければなりません。
もちろん、我慢の省エネでは長続きしませんので、
一定レベルの快適性は確保した省エネでなければなりません。

例えば、
「湯本の家」の断熱計算を基にエネルギー消費量を計算します。
41坪の建物を室温20℃で24時間全室暖房すると
暖房で使う年間灯油消費量は670gになります。

常時20℃で一定ですので快適だと思うかも知れませんが、
この室温ですと快適な睡眠を得られにくいと言われています。
夜間の設定温度は大胆に下げて暖房しても問題ありません。
これをナイトセットバック運転と言います。
これで平均室温は18℃まで下げることが可能です(簡単だね)
設定温度が2℃下がりますと、灯油消費量は430gまで減ります。
40坪の家で設定温度を1℃下げると120gも違ってくるんですょ!

これまでのお客様は全てこの設定で問題なく生活しています。
さてここからです。

家族が家全体に散らばって生活するのでしたら
全室20℃としても問題ないのですが、
通常の生活空間はそれほど広くありませんよね?
つまり生活する部屋のみ快適な室温であれば何も困らないわけです。
暖房の設定温度を更に2℃下げて、
使う部屋のみ小さな補助暖房機で温度を上げるのです。
全館暖房に使っていた暖房機をベース暖房と呼び
室温16〜17℃で制御し、
電気ストーブやコタツなどの補助暖房により快適に過ごす作戦です。

いわき市でしたら11月の上旬の室温がその温度です。
暖房なしでも寒さに耐えるような環境ではありませんし、
トイレや廊下もこの室温であれば震えるようなこともありません。

脱衣室などは小さな空間ですので
使うときだけ室温を上げられるような暖房器具を用意すれば良く、
使わない部屋は結露しない程度まで温度を下げても問題ありません。
寝室などはおそらくそのままでも問題ないでしょう。
(11月上旬に暖房無しで寝ているでしょ?)

さて、
これまで全室暖房での温度差のない環境を設計してきましたが、
更に一歩進めて、快適な温度差を設計してみたいと考えています。
(温度差のない退屈な環境なら勉強すれば誰でも設計できるのよ)

では、
平均室温を16℃まで下げた場合の灯油消費量はどうなるでしょう。
なんと、250gまで減らす事ができます。
もちろん補助暖房の消費量が入っていませんので、
本当はもう少し多くなりますが、
それでも300g程度で済むでしょう。

断熱性能はそのままでも、設定温度の調整のみで
エネルギー消費量を半分程度まで減らす事もできるという話でした。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
ここまで消費量を減らし
さらに換気扇を熱交換型にすると驚くほど省エネになります。
大きな声では言えませんが、
換気回数を減らしても同じ効果が得られます。
もちろん自己責任で操作して下さいね。


posted by TOY-order at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

FF暖房機

建物の断熱性能を確保しても、
熱が全く逃げなくなる訳ではありません。
「断熱材」なんて書くと、熱が逃げないようなイメージですが
実際は内側と外側の温度差を長時間保たせる
「保温材」と書くべき建材なのであります。
つまり、断熱材だけでは建物は暖かくなりません!

おまけに24時間換気設備などという
「保温」と逆の機能を持った設備機器の設置が義務付けられており
室温はどんどん外気温に近づいていくのです。
超高断熱化と生活廃熱を最大限活用する設備を導入しても
暖房費ゼロの家はなかなか造れませんので
私は黙って暖房設備を計画することにしています。

さて、
ここで書く「暖房」とはもちろん全室暖房のこと
家中どこにいても寒くない環境!
少し前までは、家中が室温一定などと考えていましたが、
寝室は少し温度が低い方が快適とか、
脱衣室は使うときだけチョット高めにとか、
物足りないときは小型の電気ストーブを使って等々、
心地よい温度差を計画するようになっています。

そのため暖房設備選びはかなり慎重です。
「空気を汚さない」「空気を動かさない」これが最低条件ですので、
開放型のストーブやエアコン、ファンヒーターなどは使用不可!
温度の微調整が出来ないようなエネルギー密度の高い機器もダメ!
(夜間電力の蓄熱暖房機ね)
耐用年数が違うモノの中に設備を埋め込むことも納得できない!
(床暖房・電気土間蓄熱暖房)
これでかなり選択の幅が減りました。

それらを検討すると
どんなエネルギーに対しても対応可能な温水暖房パネルは
かなり優秀です。
構造躯体や仕上げ材と絡まない位置に
温水暖房用パネルを配置するとメンテナンス時に便利ですし、
パネルを床下に配置すれば暖房機が邪魔になることもありません
床下のコンクリートに蓄熱されますので
室温はさらに安定するという付加価値まで付いてきます。
熱源は何でも良し!(私は主に灯油ですが、電気、ガスも可)

今のところ、これが一番お気に入り「床下放熱暖房システム

問題点は価格!
最近さらに値上げして「2万円/坪」を超えてしまいました。
ローコスト住宅には絶対に使えません。

断熱性能を十分確保すればFFストーブ1台でも
全室暖房は可能ですが、暖房機がある部屋から暖まりますし、
いわきは日照時間が長く真冬日が殆どありませんので
長時間暖房を勧めても実施されません(日差しが温かいのよ)
建物全体に熱が行き渡りやすい建物形状と断熱性能、
さらに暖房運転のコツさえ掴めばこれでも十分快適です。
あぁ〜
FFストーブで全室暖房はなかなか大変ですね。
おまけに燃料「灯油」だし!
ハイベックがリーズナブルでお勧めです。
床下暖房の半額以下!

さらにこの半額で同じ能力のファンヒーターが手に入りますが、
熱風を吹き出しますので、
上下の温度差、不快な足下の気流感などの原因であり嫌〜ぃ。
(これは無いね)

サンポットには、
FFストーブの排気口の熱を回収して床暖房のパネルに使う
何となくエコなストーブもありますが、
所詮廃熱を回収したエネルギーですので
ホットカーペットのような形状の温水ソフトパネルしか付きません。
(温度もそれほど上がらないとのこと)
夏も敷きっぱなしで、段差11mmではちょっと無理ですね。

それなら、
ストーブと小型ボイラーが一体になった「カベックツイン
ストーブの扱い安さと床下暖房の室温安定性が同時に得られる!
数年前に何台か使いましたが、
せっかく床下にパネルを配置しても
皆さん使い勝手のよいストーブしか使いません・・・
床下にお宝眠らせたままなのよ・・・しかも当然高価!

と、ここまで書くと私の暖房の選択肢は
@ FF式の反射型ストーブ
A エントツ式の暖炉(←これ憧れる人多い!)
B 床下温水暖房
となりますね。

FF式は排気口が外ですので非暖房シーズも固定なのが嫌だけど
我慢するしかないところ。
別売りで簡易な着脱ユニットもあるようだけど、
日本人はこの手の自己責任を極端に嫌うのよね。

今回はサンポットの回し者のような文章です(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
今日「小名浜の家」の減額打ち合わせで
B番の暖房を@番に変更するために話した内容です。

お客様はまだ悩んでいます。
予算を無視してB番の良さをアピールしすぎだった・・・(反省)






posted by TOY-order at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

係数を間違えていました・・・スマン

先日「係数」というタイトルで文章を書きましたが、
NEDOの申請書をつくっていたときに
机の端のほうで計算した答えが面白かったので文章にしたのですが、
電気の1次エネルギー消費量を計算するための係数でした。

ゴメン
文章は修正しようと思ったのですが、
文章にするような結果となりませんので削除します。
いちろ〜さんの指摘が無かったら
今も生き恥をさらし続けているところでした。

断熱性能を計算していると、
建物の総エネルギー消費量が気になり始め
以前設計した家に暖房エネルギー消費量計を設置するなど
本業以外の研究に片足を突っ込んでいます。
先日、最初の家の調査結果がある程度まとまりましたので
その値とオール電化住宅のエネルギー消費量を比較してみようと
灯油の単位「リットル」を
熱量「MJ」や電力消費量「kWh」に変換してみたのですが、
電力消費量「kWh」を熱量「MJ」に変換するための係数を
別の資料にあった係数と取り違えてしまいました。

これもいちろ〜さんの指摘通りで
NEDOの補助申請書にあった「係数:9.76」を使いました。
これですと、電気を作るためのエネルギー消費量が算出されます。
正しくは「係数:3.6」です。
この資料も、申請書をつくるために机の上にあったのに、
計算結果が面白くて自分を見失ってしまった・・・

オール電化住宅との比較ですが、
総エネルギー消費量での大きな差は確認できませんでした。
逆に私のお客様がたくさん消費している結果になっています。
建物の性能の差は無いと自信を持っていますので、
生活スタイルの差ではないかと考えています。
もうしばらく調査を続けて信頼性のある文章に仕上げます。

とにかく
ゴメン!

追記:
NEDOの書類はどうにか締め切りに間に合いました♪
posted by TOY-order at 15:07| Comment(2) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

電気代は何故値上がりしないのだろう?

灯油を使う暖房システムを好んで設計していますが、
ここ最近の灯油価格高騰に困っています。
ブログ仲間の「お気楽建築士の建築日記さん」の記事に
暖房工事の初期投資と維持費の合計価格についてありましたので
ちょっと検索してみました。

資源エネルギー庁の2007年版エネルギー白書
二次エネルギーの動向に次のグラフがありました。

214-1-6.gif
(クリックで大きくなります)

なんと、
石油から作られた電気は
電力10社を合計すると11%しかないのだそうです。
火力発電所は石炭とLNG(液化天然ガス)がメインで
全体の50%を発電しています。
残りの約40%が原子力と水力です。
だから値上げしないのか・・・と理解しかけていたら、
電力事情に詳しい友人からこんな情報がありました。

油焚きの発電所はほとんどが休止しています。
しかし現在の原子力問題から、
廃棄ギリギリの油焚きユニットが復活させられています。
おそらくこの復活が無ければ去年の夏は停電していたでしょう。
去年の東京電力は赤字だったそうですし、
今後電気の値段が上がるのは時間の問題かもしれませんよ?


あれれ、
オール電化が普及しすぎると
ちょっと困ったことになりかねませんぞ〜〜!
電気の暖房にちょっと心動かされそうになりましたが、
エネルギー事情をもうしばらく静観することとします。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
2月20日(水)にしゃべりの仕事がありますので
ネットで「○○白書」なるものをたくさん漁っています。
図面が手に付かない・・・(←ォィ!)








posted by TOY-order at 00:55| Comment(3) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

暑い暖房は不快である F

体感温度を室温より高くする方法ってありませんかね?

暖房エネルギーは室温に比例しますので
室温が低いのに暖かく感じることができるような環境は
かなり省エネであるといえます。

そんなわけで探してきましたよ〜〜♪
体感温度計算機」(←ドラえもん風に読むといい感じです)

[室温]と[湿度]と[気流]を書き込むと[体感温度]が計算されます。

例えば
室温20℃ 湿度50% 気流0m → 19.7℃
ほうほう、ほぼ室温ですね。
しかし、全室暖房でこの湿度はちょっと厳しいですね。

室温20℃ 湿度40% 気流0m → 19.3℃
あら下った・・・
室温20℃ 湿度30% 気流0m → 18.8℃
さらに下った・・・

おまけに微妙に気流があったりすると、
室温20℃ 湿度40% 気流0.2m → 17.4℃
もっとひどい気流の場合
室温20℃ 湿度40% 気流0.5m → 16.3℃

「冬の気流」恐るべしです。

ちなみに、
18℃の部屋を20℃として過ごす方法(←有り得ないけどね)
室温18℃ 湿度100% 気流0m → 19.9℃

というわけで、
最初に書いた「室温より体感温度を高くする方法」ですが、
方法は無いわけではありませんがかなり大変です。
でも、冬に体感温度を低くしない工夫でしたら簡単ですので、
ぜひ試してみてください。

「体感温度計算機」楽しすぎます♪

(おまけ@)サウナ
室温90℃ 湿度10% 気流0m → 56.5℃
ほうほう〜 なるほど耐えられるわけだ!

(おまけA)冬の外
気温5℃ 湿度50% 気流2.0m → −1.2℃
うほっ!湿度が高いほど寒い〜〜!

(おまけB)ついでに夏の計算もしてみよう
室温28℃ 湿度90% 気流0m → 28.2℃

室温28℃ 湿度50% 気流0m → 25.3℃

室温28℃ 湿度90% 気流1.5m → 25.3℃

室温28℃ 湿度50% 気流1.5m → 22.8℃
除湿と通風がポイントなんだね♪

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
前回書いた寒がりの人が住む家の条件を計算して見ましょう。
室温が高くなると湿度は低くなるので、35%
気流は毎秒0.3mと仮定します。
かなりアバウトな数値ですが、いいところかもしれませんよ(笑)
室温24℃ 湿度35% 気流0.3m → 20.2℃

暑い暖房は不快ですね!
まだまだ続きます。




posted by TOY-order at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暑い暖房は不快である E

暖房の設定温度を上げると室温はどうなるでしょう?
「高くなる?」
んまぁ〜
温度計をだけを見れば高くなるかもしれませんが、
そんなに簡単ではありません。
極端に室温を上げようとすると様々な現象が襲ってくるのです♪

まず、
家の中と外気温との差が大きくなりますので
建物から逃げる熱の量が増えます。
つまり壁や窓の表面温度が下るのです。
もちろん設定温度が低いときより下ることはありません、
室温との差が大きくなるということです。

この温度差は問題ですよ!
部屋の空気が壁面に近づくと冷され重くなり落ちるのです。
大きな窓面では特にたくさん落ち始めます。

落ちた空気は床面を這うように進み
暖かい空気を上へ上へと押し上げます。
そして部屋の中の空気の流れは徐々に加速し始めます。
暖かい空気は高い部分に集まり、
壁面で冷された空気は床面をザワザワと動き続ける部屋って、
断熱性能が悪い家と一緒じゃない?

そうなんです。
暖房の設定温度が高い家の内外温度差は
寒冷地での内外温度差に近くなります。
つまり、温暖な地域向けの断熱基準で建てる家を
そのまま北国に建てたのと同じ状況なのですので、
断熱基準が満たされません。
当然その家は断熱性能の悪い寒い家となるのです。

設定温度の高い家に住みたいのでしたら
建物の断熱性能をさらに良くしなければなりません。
ただしこの家は工事費も光熱費も高くなります。
なんだかもったいない話ですよね?

室温をできるだけ上げない生活は
室内の温度差や気流感を減らし省エネにもなっています。
断熱性能が確保された暖かい家は
住みこなしを意識することが最初の課題です。
頑張ってください♪(←誰に言ってるのでしょう?)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
このシリーズも徐々に佳境へと近づいてきました。
次回はさらにマニアックな資料を用意します。
(既に初心者向けではないですね)



posted by TOY-order at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暑い暖房は不快である D

冬に快適な家をつくるためには「暖房計画」が重要です。
大型電気量販店に行って、
「8帖の部屋だから10帖用のエアコンを買えば大丈夫〜ぅ♪」
って、こんなのは暖房計画ではありませんっ!!

外が寒いときに家の中を暖かくしたいわけですから
中と外の温度差を把握するところから始めましょう。

数年前までは各地の測候所に行って
過去の気象データを閲覧するしか方法がありませんでしたが、
今は「気象庁のHP」で閲覧できます。

まずは、
漠然と数値だけ見てる前に他の地域との差を確認しましょう。
平均値分布図のページから1月の平均気温日照時間あたりが
参考になりますょ!

福島県でも西側の地域になると
北海道の南側と変わらない寒さの場所もありますね。
暖房の前に、このことを意識した家づくりをするべきです。
それから、
暖かい地域だからといって安心できない条件もあります!
私は以前に「極端な寒がりの人」の家を設計したことがあります。
暖房の設定温度が3〜4℃高いのです。
家に入るとムワッとするほど暑いのですが
お客様は「リビングのこの辺りが寒い!」などと怒っています。
この家の室温と外気温の温度差は
一般的な暖房温度の家より3〜4℃大きくなりますので、
暖房計画は気温が3〜4℃低い地域を参考にしなければいけません。

当たり前に設計してしまった暖房設定温度が高い家は、
暖房すればするほど寒くなる現象が起きるんですよ〜〜!
この現象については次回詳しく書きますね。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
私が住むいわき市は冬季間の日照時間が魅力です。
そんな地域特性を活用した家づくりは住んでからも楽しいです。
そんなちょっとマニアックなことを考えている地元の仲間と
家づくりのグループ「プロジェクト3.9」をつくりました。
詳しくはいわき家ナビからどうぞ!












posted by TOY-order at 15:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

暑い暖房は不快である C

少しだけ「夏の話」をします。

暑いと体から汗が出ます。
あれは「体温調節のため」と習ったと思いますが
何故汗で体温調節ができるのでしょう?
答えは「気化熱」です。
体の表面にある汗が気体に変わるとき
大量の熱を体から奪っているのです。

予防接種前のアルコール消毒が最もわかりやすい例ですね。

体温調節が上手な人は
滴り落ちるほどの汗をかいたりしません。
滴になる前に気化させるようになると「夏の達人」レベルです(笑)

初心者が達人レベルに気化熱を活用するコツを紹介しましょう。
「風」です。
風向きを調べるときに指先をペロッとなめたりしますよね?
指先は風の当たる面から乾いていきますので
気化熱により風が当たる面が最初に冷たくなります。

この話を読んで空気が流れている場所を意識しはじめたなら
もう初心者ではありませんょ!
(この手の話は夏に書くべきですね)

さて、話を「冬」に戻しましょう。
人の肌は汗が出ていなくてもある程度の湿度を持っています。
つまり肌に風が当たれば気化熱が発生し体の熱が奪われます。
エアコンやファンヒーターなどの温風も
気流であることに変わりありませんし、
強引な暖房などにより発生する「対流」も不快な気流だといえます。

環境工学の教科書には
「気流により体温が奪われるため
体感温度は流速が早いほど実際の室温より低くなる」とあります。
つまり
温風暖房での生活は室温を高くしないと快適にならないと
読み替えることができます。

「冬の達人」の方たちは気流の少ない環境を好みます(笑)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
私の事務所では
足もとのセラミックファンヒーターの風が
スネの辺りを強力に炙っています。
「紺屋の白袴」と言えば聞こえはいいですが・・・

posted by TOY-order at 04:33| Comment(4) | TrackBack(1) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

暑い暖房は不快である B

家族の誰も寒がっていないのに
外出先から車で帰ってきた人は家に入るなり「寒い」と言います。
逆に歩いて帰ってきた人は「暖かい」と言います。
同じ温度でもほぼ同じことになります。

体感温度の仕組みを知るとその理由がわかってきますょ!

自動車の中は小さな空間ですしエンジンが熱を出しますので
暖房はかなり簡単です。
そもそもエンジンの廃熱ですのでガンガン暖房しても
燃費にはそれほど影響がないでしょう(未確認情報です誰か教えて)
そんな環境で過ごすと体は体温を保つために
熱を出すことを控えるようになります。
そのまま温度差がある部屋に移動すると
体から熱が奪われる量が増えますので
脳は「寒い!」と信号を発し生命の危機に備えると言うわけです。

外を歩いている人は、
体温を外気温に奪われ続けていますので
体は熱を発し続けています。
その人が家に入れば「暖か〜い」と感じて当然なのです。

ねっ!
体感温度って面白いでしょう?

PSという暖房メーカーがありまして
雪が積もった季節に安比の工場を見学に行ったことがあります。
自社の暖房パネルを使い
冬の岩手県なのに35℃の温水で工場を暖房していることを
自慢しなければなりませんが、山の中まで見学者は車で来ます。
このままでは誰も暖かいなんて言いません!
ところが、
その工場が見学者にとっている対応が見事なんですよ!

工場に着くとまずスキーを履かされます。
そして工場の周りのある散策路をスノートレッキングするのです。
名目は工場敷地内の案内ですので問題ありませんし、
長時間車に詰め込まれていましたので外の空気がおいしいのなんの!
30分ほど外を歩くと体は軽く汗ばむほどです。

やや息の上がった我々を見定めた案内役の方は
ようやく工場内に入れてくださるのですが
工場に入ると全員声を揃えて「暖かいですね〜」と言ってしまいます。
室温は18℃程度だったと思います。
私はこの見事なプレゼンテーションにただただ感服するのでした。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
なかなか暖房の話に行かないのはいつものこと
3時間しゃべるネタを整理しないといけないので・・・
posted by TOY-order at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

暑い暖房は不快である A

家族全員が快適な家をつくるのは意外に難しいです。

例えばね、
奥さんが台所で食事の支度をしているとき
リビングで新聞を読んでる旦那さんがいるとしましょう。

立ち仕事で動いている人は熱を発していますので
それほど室温が高くなくても寒くありません。
それに対して椅子に座ってじっとしている人は
ほとんど熱を出しませんので
やや低い室温ですとだんだん物足りなくなってきます。

そんな時
全館暖房の設定温度を高くするのはナンセンスです。
この設定温度はめったなことでは下りませんし、
人の感覚は徐々に麻痺していきますので
さらに高い設定温度となるのも時間の問題です(笑)
東北で最も暖かい「いわき」でも
40坪程度の家の断熱計算をすると
1℃の温度設定の差で暖房エネルギー消費量が
灯油換算で100リットル以上増えることがわかっています。
さて、省エネと快適性を両立するためにはどうすればいいでしょう?

答えは
「小さな電気ストーブを1台ご主人様の足もとに置く」
これでほぼ解決です。
小さな電気ストーブで建物の中に温度むらをつくるのです。

人が感じる温度を「体感温度」と言います。
この温度は温度計の温度とはちょっと違い、
その人の着衣料や運動量(代謝量)などでも違ってきます。

先程の質問のもう一つの答えは
「一枚多く着込む♪」これも有効な解決策です。
暖房を我慢して省エネを目指すような生活は快適ではありませんが、
5月の爽やかさを目標にして暮らすことは可能だと思います。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
高断熱と全館暖房で「暖かさ」を得ることが「豊かさ」なら簡単です。
でも、
省エネで心地良い家を目指すと設計は突然難しくなります。
それを楽しんでしまうから仕事が遅いんですよね・・・
posted by TOY-order at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暑い暖房は不快である @

2月に素人さんが対象のしゃべりの仕事を入れてしまったので
それに向けて原稿の準備を始めます。
書いているうちに話が逸れていくと思うけど
暫定的に「暖房を選ぶ」というタイトルで始めます。


1年の中で暖房や冷房が無くても心地よく過ごせる時期は
夏の少し前と、残暑が去った頃です。
暑くも寒くもない「ちょうどいい」気温です。
もちろん朝方は少し冷え込んだりしますが
暖房が無いと困るほどではありません。
日中は汗ばむ日もありますが、
冷房を使ったら誰かに白い目で見られてしまいそうです。
とまぁ「ちょうどいい」気温ではありますが
かなりの温度の振れ幅の中で生活していることがわかります。

冬もこの温度の幅で生活できれば確実に省エネになるのですが
ちょっと厳しいですね。
心地いい時期とは、家の中と外との温度差が少ないですので
少々寒い温度でも建物の出入り時のストレスはほとんどありません。
しかし、
寒い外から家に入ったときに「ちょっと冷え込んだ状況」では
かなり不快です。

冬の室温は中間期より振れ幅を小さくする必要がありそうですね。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
今回は暖房の話に入るまでの寄り道のような話を
サラッと書いてみようと考えています。
お楽しみに!!
posted by TOY-order at 01:33| Comment(2) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

[3.9]プロジェクト 最終話

今回も寒い福島市で書いた原稿です。
暖房の話を実感こめて書くにはいい環境でした(笑)

前回まで、いわきの地域特性を設計に生かす手法と
それを発揮させる性能について書きました。


今回は「暖房のこと」について書きます。

心地よい家とは、
当たり前のことが当たり前に満たされた家のことだと思います。
 [□ 冬寒くない家]
これなんて当たり前の家の大前提ですよね?
さらに
 [□ 暑くない暖房のある家]
 [□ 臭いがしない暖房機のある家]
 [□ 空気が汚れない暖房機のある家]
こんなことも当たり前だと思いませんか?

もう少し心地よさを追求すると
 [□ 足元を冷たい空気が動かない家]
 [□ 廊下やトイレが寒くない家]
この辺りまで満たされないと心地いい家になりませんよね?

これらを満足させる暖房は意外と少ないです。
おまけに大きすぎる暖房機は快適になりませんし、
小さいのはさらに問題です(笑)
自信を持って暖房の計画をするために
私たちは断熱性能を計算します。

心地よい家には建物に合った暖房が必要です。
 [□ 暖房設備が標準仕様で付いている家]
省エネで快適な家は暖房について真面目に考えています。
もちろん私たちも真面目に考えています。

おしまい
(7つのチェック項目で全部問題ない方は幸せな家にお住まいです)

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
快適な暖房設備については
吉田敏彦建築設計室のブログにありますので
参考にしてみてください。
posted by TOY-order at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[3.9]プロジェクト 第4話

福島出張でした。
打ち合わせまで少しだけ時間がありましたので
こらっせ福島のかなり寒いホールで今回の文章を書きました。

前回まで、いわきだからできる家づくりと
その断熱性能について書きました。


今回は「省エネと快適性の両立」について書きます。

省エネを目指すとき忘れてはいけないポイントが断熱です。
「熱を断つ」と書きますが熱の伝達を遅らせる建材ですので
「保温」や「保熱」と表記すべき建材かもしれませんね。
(この辺りが断熱材が誤解を生む根本的な原因かも・・・)

建物を断熱材で隙間なく包み込むと
建物の隙間はほとんどなくなります。
隙間風がない建物では計画的に換気をすることができます。
隙間風で無計画にする換気のほうが気持ちよさそうに思えますが
せっかくの断熱性能が発揮できないだけでなく
暖房機の能力も計画できません。
断熱と隙間のない家はセットで考えなければなりません。

あれ?
断熱して隙間を無くしたのに換気をしたら
家の中の熱がどんどん逃げてしまいますよ?

そうなんです。
家の熱は換気や窓から常に逃げています。
断熱材からも逃げます。
逃げた分の熱を補っていかないと快適な家にはなりません。
これが「暖房」です。

暖房は大きすぎても快適になりません。
ちょうどいい大きさで計画するのはかなり難しいのですが、
そのことはあまり知られていません。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
福島は雪でした。

fu6153.jpg

車にコートを置いたまま打ち合わせに行ったのですが、
夜、駐車場まで戻るまでに遭難しそうになりました。
福島をなめていました・・・(激寒)

いわきに着くときれいな月です。とにかくいい所ですよ♪








posted by TOY-order at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

[3.9]プロジェクト 第3話

いわきの気候に合った省エネで快適な家の目標値を
独自に決めたところまで書きました。


今回は、断熱基準について少し書いて見ましょう。

ここに詳しくありますので時間がある方は是非どうぞ!

断熱基準は、昭和55年に初めて定められ、
平成4年に一度改正されて、
さらに平成11年に現在の基準に改正されています。
しかし、
平成11年の基準には強制力が無く、施行後8年経過しますが
まだまだ一般的な基準となっていません。

しかも、なかなか普及しないことを問題視したようで
数年前には緩和規定まで作ってしまいました。
国のやることは「謎」だらけです。

さて、
この基準で家を建てると
断熱性能のおかげで全館暖房が可能となります。
しかし暖房エネルギーの計算をするとびっくりです。
それまでの生活している部屋のみを暖房する「局所暖房」と比べて
大幅にエネルギーを消費してしまうのです。
この基準で全ての家を建て替えると
二酸化炭素の排出量が大幅に増加するのですから
省エネを歌う基準の大きな矛盾点です。

平成11年にできた「次世代省エネ基準」は
室内を快適にすることはできますが、
全室暖房とすると省エネにならない基準なのです。

私たちのグループは、この基準を勝手に見直すことに決めました。

↓面白かったらポチッ↓

にほんブログ村 住まいブログへ


追記:
快適と省エネの両立が目標ですが、
この「快適」という奴もかなり曲者です。
次回、そのあたりを書いてみます。
(yuさん、パネルの原稿として使えるでしょうか?)
posted by TOY-order at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ウンチク-@初心者向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
[PR]春日部市 不動産

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。