2008年07月28日

見積もり調整中

「湯本の家」の見積もり調整が大詰めです。
解体工事の見積もりのために
業者さんと既存建物を調査に行きました。

お客様は近くのアパートに仮住まい中ですので
現在建物は空っぽです。
生活感のない家の中を見回すと、
新しい家に残したい「宝物」が幾つかあるのに気がつきました。
何度もお邪魔している家なのに、
空っぽになるまで気がつきませんでした。

「和室の欄間」「床柱」「神棚」
思い出がぎっしり詰まっている家ですので、
これらは丁寧に解体して、新しい家活用しないといけません!

yum0767.jpg

階段の登り口にある「丸い柱」は、
35年前から子ども達の遊具として使われてきた痕跡が
たっぷり染みついています。
これも、家具が置いてあったときは全く気がつきませんでした。

yum0765.jpg

ご主人が小学生の時に完成した家ですので、
旦那さんも登った柱で、
つい最近までお子さんも登っていた傷だらけの宝物です。
危うく処分してしまうところでした。

これは是が非でも残さなければなりません。
冷静な視線で建物を観察するよう注意しているのですが、
まだまだ勉強中です。
とにかく気がついて良かった。

週末の打ち合わせ時に再利用の方法を提案します。

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追記:
解体前の現場を調べるのも設計者の仕事です。
もう拾い忘れは無いと思います(自信なさげに・・・)
posted by TOY-order at 17:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

実施設計終了〜〜♪

「湯本の家」の図面が完成しました。
各業者さんへの見積もり依頼も無事終了。

予算オーバーが予想されるので大胆な減額案も準備完了。
余程のローコスト住宅を設計している場合でなければ
新築の減額変更はいろいろ出来ます。
ただし、
お客様に対して
「見積り金額が算出されないと設計図通りに実施できるかは不明」
と説明しておかないと後でトラブルとなります。
基本設計完了の時点で概算見積もりを作成していますので
予算の範囲であるというところまでは分っているのですが、
実際に図面を描いているとデザインがエスカレートしたり、
内装や窓の開閉方法に拘ったり、
図面を細かく描くほど見積金額も高くなるというジレンマ!

最後は、
造り付け家具など色々考えた部分から減額していきます。
説明中はお客様の悲鳴にも似たため息
もちろん私も切ない。

チョット無理目の設計から減らしていくアプローチは
ローコスト系ハウスメーカーのオプション積み上げ方式の
真逆の手法ですね。
予算内で最良の成果を目指すのであれば
予算オーバー気味の設計図面で業者さんと交渉するべきだと
思っているのですが、理解していただくのに時間が掛かります。

確認申請も降りていますので
工事金額がまとまればいつでも着工可能です。

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追記:
「常陸の家」の設計が本格的に始まります。
posted by TOY-order at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

メカ好きのツボ!

今日もドタバタです。
「湯本の家」の家具図を見積もり依頼のためメールで送り
同じく建具表を建具屋さんに渡す。
同時に昨日打ち合わせした駅前の店舗の建具追加について
色決めと納まりの確認。
そんなことをしていると「小名浜の家」のカタログが届く。
必要なところに付箋を貼り準備完了。
超長期住宅についての原稿依頼の電話は即答せず外出。

「湯本の家」の確認申請の訂正をし、確認済書が手に入る。
事務所に戻らず、別の自治体に移動!
もう一つの確認申請も手直し完了したのだが
建築主事不在のため確認済書は手に入らなかった・・・

事務所に戻って「小名浜の家」のカタログと工程表と
お客様用の製本図面を車に積み打ち合わせ。
打ち合わせ中に「湯本の家」の業者さんから図面内容の問い合せ、
打ち合わせ終了後はそちらに寄り道。
かなりの予算オーバーとなる予感です・・・

全く図面を描かずに夜7時、ようやく仕事の時間です。
「湯本の家」は照明器具を選べば図面が全て揃いますので、
なんとしても完成させたい!

設計の内容をチョット紹介

リビングに隣接する食堂は一段上がった小さな畳の部屋です。
(予算が許せば堀コタツを設置するつもり)
この部屋は、臨時の客間にもする計画ですので照明は悩みどころ
テーブル上のペンダントは低く設置したいが、
客間として使うときはもの凄く邪魔!
簡単に上下できる照明器具を検索したら発見しましたよ




プーリーペンダントといいます。
本当に動くかは使ったことがないので分りませんけど、
この滑車に惚れました。
男子はメカ要素にめっぽう弱いのょ!
月曜日の打ち合わせでは上手に説明するぞっと(笑)

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追記:
ネットを彷徨い続け気がつけばこんな時間・・・
眠くなってるし・・・

先月上旬にロストとプリズンブレークに嵌ったことを深く後悔

おまけ3回目
posted by TOY-order at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

確認申請

「湯本の家」の実施設計がまもなく終了でします。
家具詳細・電気設備・外構詳細などが残っているのですが、
工事予算がオーバーしたとき
最初に減額工事の対象になる部分ばかりです。

どこまで描くべきか・・・

そんなことを悩みつつ、
昨夜は遅くまで建築確認申請書を作成しました。
姉歯事件のおかげで、申請が面倒になっていますので
かなり慎重に書類を用意するようになったのですが、
それでも小さな記入ミスがチラホラ・・・(赤面)

それでも何とか受け取っていただくことが出来ました。

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追記:
これから改正建築基準法の講習会に行ってきます。
構造計算書偽装事件に端を発した改正です。
あのおっさんがやらかしたことの尻ぬぐいは
業界全体で少しずつ負担する形で続いているのでした。
posted by TOY-order at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

断熱計算

「湯本の家」の実施設計がもうすぐ完了です。
断熱計算は基本設計時に行ってありましたが
暖房の設計をするために実施設計に合わせて再計算しました。

窓の大きさや建物の高さなどが微妙に違っていますので
毎回このタイミングで計算値を修正しています。
凸凹が多い建物の計算はちょっと手間ですが、
自信を持ってギリギリの暖房能力を計画するためには
避けて通るわけにはいきません。

さて、その結果ですが、
年間暖房エネルギー消費量:430リットル(灯油)
1u当たりの年間灯油消費量は3.2リットルですので
そこそこ省エネだと言えます。

次世代省エネ基準ギリギリの家を「いわき」で計画した場合
年間暖房エネルギーは10g/u以上ですので
かなり省エネだと言えます。
それでも年間400リットルの灯油を消費しますので
省エネかと問われたときに自信満々で「ハイ!」とは言えない

しかも、灯油代は今年の冬には150円程度になる予感!
5年前の3倍の価格です。

そんなわけで、
さらに省エネとする方法を検討してみました。

@ 太陽熱を取り込む
カラスの熱取得を考慮に入れたソフトを使っていますので
日射取得による省エネは期待できません。

A 開口部の断熱性能改善
主要な窓には断熱ブラインドを設置する計算ですので
こちらもこれ以上設置することは困難です。
窓の性能を上げるのも価格的に無理・・・

B 断熱性能の強化
これ以上壁の断熱を厚くすることも無理・・・

C 「換気」回数を調整する
これが驚くほど「効果あり」です。
例えば換気回数を0.5回/時のところ0.3回/時にして
計算すると、暖房エネルギー消費量は100リットル減ります。
熱交換型の換気扇を使えばもう少し減りますが、
予算の都合で使えない・・・
こうなったら、お客さんの耳もとで
「この換気扇を半分止めると年間一万五千暖房費が浮きますよ」
なんてささやく作戦で行くしかない?

D 暖房以外のエネルギー消費量を減らす。
それでも灯油消費量は3分の1になりません。
ちなみに灯油代の半分は給湯用ですので、
最近は太陽熱温水器を紹介するようにしています。
これがかなり省エネになります。
単純な設備ですので安価で長寿命!
日照時間の長い地域でしたら短期間で回収できる投資です。

アンチオール電化派の私は、
こんな面倒なことを考えているのです。

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追記:
玄関や窓の開閉もありますので
換気扇だけで換気する法律に違和感を感じるんですよねぇ〜
そんなわけで、法律に沿ってきちんと設置していますが、
運転方法についてはお客様に任せています。
(さらっとカミングアウト♪)
posted by TOY-order at 22:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

吹抜けの高さと神棚

「湯本の家」の設計打ち合わせをしました。
実施設計の打ち合わせですので、
せっかく描いたところがどんどん変更されていきます。
今回一番問題になったのが「神棚」

その家の神様が住む社(やしろ)ですが、
皆さん何かと気を遣います。
上を人が歩いてはダメ!
下をモノが出し入れされる場所もダメ!
向きはこちら!等々

相手は神様とされるほどの人格者でしょうから
毎日大切にさえしていれば、
多少の無礼は目をつむって下さると考えるのはボクだけで、
殆どのお客様はかなり悩んで場所を決めます。
そんなとき
「マンションは最上階にしか神棚置けないじゃ〜ん」
なんて言ってませんが、喉まで出かかります(←ォィ!)

さてここからが本題です。

建物を厚い断熱材で包み、
ちょうどいい能力の暖房を小さく分散配置した家は
かなり快適になります。
2階に温水暖房を配置するとトラブルの元ですので
暖房の熱が建物全体にバランスよく行き渡らせるために
建物の中央付近に吹抜けを設けることが多くなります。
そして、
吹抜けに面して大きく解放できるようあれこれ考えます。
最初は子ども部屋の壁を撤去!
これで暖房の熱は問題なく広がります。

次は吹抜けの高さです。
最近のお客様は高い天井を求める傾向にありますが
高すぎる天井は決して快適ではありません。
階段の段数も増えますし、建物から逃げる熱の量も大きくなり
空調の維持費は高くなってしまいます。

湯本の家は大きな吹抜けが在りますので
それ以外の部屋の天井高さは極端に低くなっています。
これを図面にしたところ、結構好きなプロポーションで
チョット嬉しい。

かなり自信満々で打ち合わせに挑んだのですが
お客様からの非情な一言「天井低くて神棚が置けない」
ううぅぅぅ〜〜〜〜
神棚の件は前回の打ち合わせで話題になったのにぃぃ〜〜

神様や仏様に近い位置に大家族で住むことは重要だと考えています。
そんな環境の子ども達は常識の通じる大人になりやすいのでは?
これはボクの独自の理論ですが、
神棚への配慮より吹抜けのプロポーションを優先した時点で
誰からも信じてもらえないよね(笑)

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追記:
方位にも興味ないので、
「最近の設計屋さんは皆さんそうなの?」と叱られたり
posted by TOY-order at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月24日

地盤調査

「湯本の家」の実施設計を進めています。

今回の敷地は北側に擁壁があり、
2mチョイこちらの敷地が高くなっています。
この「チョイ」が問題!
福島県の条例で2mを超える高低差は「崖地」と扱い
それなりの対処が必要となるのです。

きちんと設計された擁壁であれば問題ないのですが、
30年以上前につくられた、かなりいい加減な擁壁ですので
きちんと対処します。

既存の建物も擁壁側に傾いていますので
北側の地盤はかなり不安定であることが予想されます。
まずは地盤調査です。

yum0001.jpg

写真にある「槍」を地面にねじ込んでいき
その抵抗値から地盤の状況を確認する方法です。

予想通り南側はガチガチですが、
擁壁近くは軟弱な状況でした。
只今どうやって対応しようか検討中です。

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追記:
測定中の写真も撮影したのですが、
カメラを忘れて携帯で撮影したので、
ちゃんと保存されていませんでした(涙)
デジタル機器を使いこなせないのってオヤジだよね・・・


posted by TOY-order at 22:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月19日

ピンチなのか?

「湯本の家」の打ち合わせをしてきました。
基本設計もまとまり、設計契約直前の打ち合わせです。
それなのに、お客様はちょっと浮かない表情をしています。

かなり大きな買い物ですので、不安になる方もいますが、
今回は明らかに違います。
恐る恐る聞き出すと、
「融資金額について渋い返事が銀行から帰ってきた」とのこと・・・
さて、
いろいろ検討しましたが、計画の規模縮小ですね。

カツオ君、ワカメちゃん、タラちゃんがいる
まるでサザエさんのような三世代同居の家ですので
そこそこの広さが必要になりますが、
これをぎゅっぎゅっと絞っていきます。
設計契約はもう少し先になりそうですぅ〜〜〜

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追記:
いよいよ、仕事が終わらない予感がしてきました・・・
posted by TOY-order at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月15日

基本設計完了♪

週末「湯本の家」の打合せがありました。
概算見積書と食堂部分のラフ(過ぎる)スケッチを用意して
打合せに挑み、無事基本設計完了です。

よその設計事務所はどうしているのかわかりませんが、
基本設計はお客様の要望をいかに聞き
満足する家のイメージを提案できるかが試される期間ですので、
私の事務所では(今のところ)ここまでは営業の範囲です。
だって、
1回で満足していただける場合もあれば、
何度頑張ってもイメージを共有できない場合もあります。
これにかかる時間は私の能力不足ですので、
基本設計料は契約後に一律でいただくようにしています。

契約できないと大変ですし、
契約まで時間がかかるとそれもまた大変です。
われながら大変厳しいルールを採用してしまったものです。

「湯本の家」のお客様はなかなか厳しかったですね(笑)

yum6443.jpg

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追記:
これから契約のための図面と書類を作成します♪
らんらんるぅ〜♪
posted by TOY-order at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

基本設計ほぼ終了!

長いこと机の上で「コネコネ」していた『湯本の家』ですが、
ようやくお客様を喜ばせることができました。
お客様の好みに合わせつつ、私の拘りも崩さない
おまけに敷地のポテンシャルを活かした性能の家という
やや高めのハードルを設けていますので、
産みの苦しみは毎度のことです。

只今、概算工事費を算出中です。
予算内で納まりそうなら実施設計となり
きちんと設計契約を行います。

色々ありましたが、
前回の打合せで使った模型B案を基本にまとめます。
私には珍しい片流れ屋根ですが、路地の一番奥の敷地で
裏側からの見た目は気になりません。
それなら見えるところを頑張っちゃおう的デザインです。
(模型写真はこちら

「大きすぎない空間」と「空気の動き」が今回の課題です。

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追記:
前回の打合せで使ったスタディー模型は、
当日の朝に完成したもので、ほとんど手にとって眺めていません。
今回持ち帰る予定でしたが、
2週間の間にお客様の「大切なもの」になっていましたので、
プレゼントしてしまいましたょ♪

私信:
バイト君!
もう一つ作るよ!


posted by TOY-order at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

基本設計進行中です

岸壁の上ぇ〜
落ちる涙は積もることの無いぃ〜
まるでぇ〜海ぃぃ雪ぃぃぃ〜♪

JEROの演歌が脳内パワープレー状態です(謎)

週末に基本設計進行中の家の打ち合わせをしてきました。
工事費以外に必要な「解体」「外構」「税金」「融資手数料」等
総予算を書き出していきますので、
お客様がテンションを維持していただけるよう
ホワイト模型を用意することにしました(ォィ!)

hir0455.jpg
A案(なんとなくマンネリ気味の外観)

hir0463.jpg
B案(ちょっと頑張った外観)

徐々に方針が固まってきましたので
ここらで固めようと頑張ったのですが、
お客様から言われた大切な設計条件が抜けていた・・・
もうちょっと頑張ります(涙)

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追記:
あなた追って出雲崎ぃ〜♪
悲しみの日本海ぃぃ
愛を失い岸壁の上ぇ〜♪
次の飲み会、歌う気満々〜〜〜♪
まるでぇ〜海ぃぃ雪ぃぃ〜♪
posted by TOY-order at 14:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_湯本の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
断熱だけではありません。 ちゃんとデザインもするんですよ! 豊田設計事務所のHPはこちら
by blog-parts fab.
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