2010年09月06日

こんなの今年だけですよね?

図面も描かずに夏の温度測定のデータ整理をしています。
依然として猛暑が続いています。こんな暑い夏だと知らなかった7月中旬に温度計をセットしたのですが、夏の床下温度をずっと測定していなかったので、たまたまあまった温度計を「小名浜の家」の床下に置いてきました。
基礎断熱に床下暖房を採用した家の床下温度は、地中蓄熱の効果や暖房時の室温への影響など様々な研究対象となる部分なのですが、比較測定をするにも条件が揃いにくくついつい先送りしてしまう分野なのです。そんなわけで住宅の夏の床下温度は平成15年に測ったのが最後でした。
ちなみに アメダスデータで
平成14年8月 小名浜の平均気温は 24.3℃
平成15年8月 小名浜の平均気温は 22℃
そして平成22年8月 小名浜の平均気温は 25.5℃
暑いわけです。昭和46年〜平成12年の平均値は 23.9℃ ですので、今年の暑さは特別です。

さて、そんな気温ですと基礎断熱で保温されている床下のコンクリート温度も上昇するのでしょうか?そんな素朴な疑問が生れますので、過去のデータを探し出して比較してみることにいたしましょう。

まずは平成14年夏
床下2002.jpgクリックで拡大可

引渡し直後ですので、地中温度が不安定です。
7〜8月の2ヶ月で床下温度は20℃から23℃まで上昇しています。この後のデータは飛び飛びなのですが、徐々に下がり暖房時期に再び上昇することが確認されています。

次は同じ建物で平成15年夏に測定したデータです。
床下2003.jpg
冷夏だということもありますが、地中温度は22℃で安定しています。床下温度の上昇幅も極僅かです。

最後が今回測定した建物です。昨年の夏に断熱改修を行い引き渡した住宅です。
床下2010.jpg
改修ですので、基礎断熱は断熱材の内側に設けました。これは基礎の外周部が外気温の影響を直接受ける構造ですので、床下温度も小さく変動し続け安定していません。基礎断熱の材料や厚さは同じでも、断熱材の施工位置で床下空間への影響は違ってくることが読み取れます。
それよりも何よりも、測定開始から1ヶ月半で3℃も上昇しています。
これまでお客様に対して、
床下空間を暖房に使うと年間を通じて床下の温度が安定します。この温度は、冬は床が温かく感じる温度で、夏場はヒンヤリ感じる温度だったりします。人間の体感温度は夏と冬とではこんなに違うのですね。

なんて説明を偉そうにしてきましたが、今年は全く違います。床はヒンヤリなんて感じません。
「何が基礎断熱だよ!」そんな愚痴を言いたくなるほどの夏です。

このまま日本が亜熱帯化するとなると、北方型住宅をベースにした家づくりでは弱点が多くなります。庇・軒などの形状や、日除け壁の配置、植物の活用など日射熱の処理方法をもっと真剣に考えなければならないのかもしれません。

お天道様、張り切りすぎですょ!こんなの今年だけにして下さい!

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追記:
今年も引渡し直後のお客様からカビの相談を受けています。
3年ぐらい前から突然現れた現象です。
本当に亜熱帯化しているのでしょうか・・・解決策も考えなければなりません・・・

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iPadや携帯でもキレイに見ることができるようになりました。


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2010年02月15日

測定→猛省

「小名浜の家」の温度測定を行いました。

ona01.jpg
クリックで拡大します。

これまでの経験で暖房可能と思われた送水温度なのに
思うように室温が上がりません。
勿論、寒いわけではないのです(赤線が室温)
あと1〜2℃が上がらないのです。

床下暖房の送水温度を上げればすぐ温まるのは分かっていますが、
それでは省エネになりません。

そんなわけで、あれこれ現場検証です。
ちょうど暖房体験会をしていて2日間現場に張り付いていましたので
いろいろ気が付きました。

まず、
家族の人数と生活排熱の量が少ないこと。
2人暮らしで、出張や夜勤が多い夫婦ですので、
生活排熱がシミュレーションソフトよりかなり少なめです。
さらに、日射熱を状況に合わせて室内に取り込むような
小忠実な操作も難しいです。

次が、
日照時間の調査不足。
建物が南北に長く、日射取得面が小さい建物で、
さらに南側が一段高い敷地であるため、
これまで設計してきた建物の中で最も日当りが悪い家でした。

暖房計画時にもっと慎重に検討していれば
暖房エネルギー消費量をもう少し多めに伝えることもできましたし、
もっと省エネになるような断熱厚さの提案もできました。
建物の性能以外の快適性に影響する部分まできちんと提案し、
暖房を意識しないで過ごせる家を目指して勉強しています。
今回は反省材料が多い測定です。
「ていねいな家づくり」は油断すると必ず返ってくるんですよね(涙)
冬は測定と反省の季節なのです(←今年は猛省!)

データの詳細をもう少し書きますね。
黄色は床下温度です。
暖房を続けると徐々に上昇するのが読み取れます。
床下温度が上がると、室温はそれ以下に下がりにくくなります。
(温度変化量が多いのは温水パネルの近くを測定したため)

紺色が外気温です。
2月でも小名浜の気温はこの程度までしか下がりません。

緑色が断熱ラインの外の部屋温度です。
物置として使っていますので暖房していません。
ほとんどの築30年以上の家は暖房を止めるとすぐ室温が下がり
たいていこんな環境になっています。

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追記:
その後、「小名浜の家」のお客様から
室温が上がってきたとの連絡がありました。
もしかして、床下の蓄熱がようやく効いてきたのかも?
今週末に温度計を回収しますので、後日結果を報告します。

追記その2:
現在「湯本の家」のエネルギー消費量を測定中です。
こちらは日当り抜群で3世代同居の6人家族ですので、
省エネが期待できますよ〜!月末に回収します。

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2010年02月09日

小さい家vs大きい家

長く住み継がれている古民家をみると
ある程度の規模が必要であることが伺えます。
度重なる家族の変化、生活スタイルの変化に対応するために
間取りの変更や増改築を繰り返しても
なお負けない強さが必要で、
敷地の広さや建物の大きさも
時間に負けない強さに影響するのは間違いないでしょう。

では、
猫の額のような敷地に、
目一杯詰め込んだ狭小住宅には未来がないのか?

もう一つ、
建物の省エネを追求していくと
建物が小さいことはメリットとなります。
断熱性能を良くしても、暖房エネルギーは床面積に比例します。

「小名浜の家」は
昭和40年代に建てられた住宅の改修でした。
畳の部屋が多い典型的な「昭和型在来工法」の家です。
家族構成の変化で強引な増築工事もされていました。
夫婦2人住まいの家に改修するとき
最初に悩んだのが建物の大きさでした。

改修前の建物は2人には大きすぎますが、
断熱改修時に構造補強まで行いますので、
将来の資産価値まで考えると、単に小さくするのも問題です。

「小名浜の家」では、
増築部分は解体しましたが、最初の建物の形状は変更しませんでした。
その代わり、断熱ラインを建物の間仕切りに設け
2階の床を一部撤去するなどにより
2人住まいのサイズに改修してあります。

さてさて、
住まいの寿命は大きさに影響を受けるのでしょうか?
最近の悩みです。

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追記:
引っ越しの準備をするときに
たくさんの食器を処分したそうです。
そう、
ほんの少し前まで住宅には数十人のお客様が来ることがあり、
そのために続きの和室が必ずありました。
そして、
それに対応できる座布団と食器類がどこの家にもあったのです。
それが不要になってしまったとなると、
小さな家がやや有利な気もしますが、
100年スパンで考えたときには
今日の核家族世帯群が特殊なのかもしれません。悩みは続きます。

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2010年02月08日

見学会2日目

完全予約制をとらせていただいた暖房体験会ですが、
無事に2日間の予定を終了しました。

2日間で8組20名様をゆっくりと案内することができ、
いつものドタバタ内覧会とは充実感が全く違いました。
見に来ていただいたお客様も、
ゆったりと全室暖房の心地良さを体感できたと思います。

これまで断熱の必要性と、快適な暖房について書いてきましたが、
どんなに言葉を重ねても「百聞は一見にしかず」ですね。

建物には数ヶ所温度計を設置したのですが、
1日目は雪が降っていて午後1時の気温が1℃でした。
まさに暖房体験には打って付けの条件です。
それなのに室温は18℃で、吹抜けも寒くありません。
トイレも脱衣室も台所も寒くありません。
温度計のデータをパソコンに読み込みグラフにすると、
今日だけ特別な暖房をしているのではなく、
本当に毎日こんな環境だと分かります。

お客様はビックリしています。
そして
「自宅を温かくしたい・・・」とか「温かい家が欲しい・・・」とか、
呟いています。
暖房体験会とは面白い企画ですね。

近日中に温度データを整理しますので、
報告はもう少しお待ち下さい。

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追記:
水面下でワルダクミも進行中!
月曜締切りの仕事が・・・ピンチです。

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2010年02月06日

見学会1日目

新住協の「全国一斉住宅見学会」は無事初日が終了しました。
今年一番の寒さで雪も降っていましたので、
来場者があるか心配でしたが、大盛況でした。

昨年秋に引き渡した家で、
実際に生活してみた感想が直接聞けますので
見に来ていただいた方はどなたも興味津々です。
建て主さんが豊田設計の営業マンのようなトーク連発で、
私はお人形のようにニコニコしているだけなんて状況です(笑)

1月中旬にセットした温度計のデータを回収しましたので、
具体的な室内環境をグラフで見ることができます。
ぜひ柔らかな暖房を肌で感じ、建物の温度変化を確認に来て下さい!

見学会は明日も行います。
事前予約制としましたが、2日目は申し込みが若干少なめです。
連絡いただければ当日でも対応致しますので遠慮無くどうぞ!
連絡先 toyorder.y@gmail.com

見学会の詳細はこちら

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追記:
いわき家ナビさんから
ご来場された方へ素敵なプレゼントを用意していただきました。
先着5名様、来場の際に「家ナビ」と言って下さい。

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2010年02月04日

Q1.0住宅全国一斉見学会

週末の見学会の案内が朝日新聞に掲載されました。
100204朝日.jpg

暖房エネルギー消費量を「次世代省エネ基準」の半分以下にした家が、
見学会へのエントリー基準です。詳細は新住協Q1.0住宅
が、
「断熱改修の家」の場合は基準が甘かったので、
小名浜の家で参加しました。
ぜひマイルドな全室暖房を体感しに来て下さい。

〜〜暖房体感会のお知らせ〜〜
2月6日(土)〜7日(日)
小名浜の家で暖房体感会を行います。
詳細はこちら

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追記:
いろいろと滞っております。

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2010年01月12日

測定

建物の断熱性能にこだわった家づくりをしていますので、
建物完成後の室内環境は不安だったり、自慢だったり、
暖房シーズンは毎年緊張しています。

「快適ですか?」なんて尋ねたら自惚れた奴に思われそうだし、
かといって「寒くないですか?」なんて聞いたら
この人に設計を頼んで良かったのか心配になりますよね。
そんな肝っ玉の小さい奴ですので、
年賀状に「快適です」なんて書かれてあると本当に嬉しいです。

しかし、
そこで満足していては断熱オタクとして三流です。
お客様が喜んでいることが確認できれば怖い物無しですので、
このタイミングに建物の温度測定をお願いします。

1月は「小名浜の家U」の室温と外気温、
更に断熱していない部屋と、床下温度も測定します。

温度測定をすると、
マニアックな暖房設定方法などが見えてきます。
もちろん家族構成や敷地の条件など違いますので
毎回答えが違うのですが、
それでも事例毎の詳細調査データは説得力があります。

そんなわけで今年も温度計を買ってしまいました・・・
おんどとり高いよ・・・2個で5万円・・・

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追記:
現場監理に追われて、
ついうっかり測定を忘れちゃおうかな〜なんて思っていたら、
スタッフさんから「測定しないのですか?」って言われてしまった!
あのね、気が付いたら準備して下さってもいいのですよ。

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2009年12月24日

人体実験?ぃぇぃぇフィールドワークです!

「小名浜の家U」のお客様から久しぶりに連絡がありました。
この前会ったのは暖房焚き始めですので11月上旬でした。
その時にお客様へ床下温水暖房の使い方について説明ししましたが、
かなりケチケチ作戦を実施することになりました。

設定の話を書く前に、床下暖房について簡単に説明しますね。
「小名浜の家U」は築35年の木造住宅の断熱改修で、
今年の9月に引き渡しをしました。
その時に床下暖房まで工事したのですが、
暖房は11月まで使いませんので全く設定されてありませんでした。
建物の外で灯油によりお湯をつくり、床下の配管に通します。
床下の必要な箇所に床下放熱機を配置し
そこからの放熱で建物全体を暖房するのですが、
最初の年は建物の床下に熱が吸われなかなか温かくなりません。
これまでも
引き渡して最初の冬はあれこれ設定を調整する仕事をしていますので、
それほど難しい仕事ではないのです・・・がっ!

こちらのお客様は省エネに興味がある方で、
どうやったら暖房費が浮くかを真剣に相談してきます。
そこで私が提案したのが、
本格的に寒くなるまでは暖房を極力減らしましょうという提案です。

しかし、
寒くなってから暖房のスイッチを入れたのでは
地面に熱が吸い取られ部屋が温まりにくくなりますから、
暖房シーズンの少し前から床下に温水を流すように指示します。
この送水温度をどこまで下げられるかが今回の課題でした。

通常ですと、
60℃程度の温水を1日8時間運転、
これを3週間続けると徐々に室温が上がってきます。
もちろんこの間の灯油タンクは怖くなるほどの早さで減ります(汗)
それでも1ヶ月近く続けると、
外が徐々に寒くなっていくのに、室内は温かくなるのです。
でも、まだ暖房が要らない時期なのにふんわり温かいのって、
なんとなくもったいない気がします・・・
そしてこんな疑問が湧いてきます。

「この時期の送水温度の設定は何度が適正なのだろう?」

ずっと気になっていた項目なのですが、
せっかく完成した温かい家で
肌寒い実験生活を快諾するお客様はいません!
諦めていたら、
省エネに興味があるお客様が登場しました(笑)

11月の中旬から45℃の送水で暖房していただきました。
そして1ヶ月経過した12月中旬、
室温は16℃までしか上がりません・・・
基礎コンクリートの表面温度も17℃・・・
慌てましたょ!

急遽、送水温度を10℃上げて55℃に変更しました。
考え方なのですが、
17℃まで蓄熱されていますので、
この後20℃まで熱を蓄えるのは難しくありません。
省エネ生活を目指すお客様ですが、
いつまで待っても室温が上がらない状況に我慢の限界だったようです。
申し訳ありませんでした。
おかげで暖房初年度の適正な設定温度が見えてきました。

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追記:
「小名浜の家U」は新住協の全国一斉見学会のときに公開します。
近く詳細をお知らせしますね。

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2009年10月13日

庭は湿っている

「小名浜の家U」の庭を見に行ってきました。

ona_0551.jpg
北郷創庭舎さんのブログで見るのとはまた違います。

そして気が付きました。
庭って湿っているんですね。
特に北側の庭は優しいです。
日本人には遺伝子レベルで湿度を求める何かがあるはずなのですが、
断熱住宅で全室暖房を設けると
どうしても一年中「からっと爽やかな暮らし」に向かってしまい
なんとかできないかと思っていました。

その答えは庭ですね。
しかも湿気を含んだ庭です。
ona_0556.jpg
リビングのプライバシーを確保するための格子の足下は
庭の湿気を吸っています。
潤いって大切ですよ!

庭づくりで悩んでいる方(←私のお客様にもいますね)
庭は生活の潤いです。小さな庭から始めてみませんか?

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追記:
古い建物を外観そのままで改修した現場ですので、
外側は何もデザインしていませんし、見せ場もありませんでした。
そこに10坪にも満たない庭を設けただけで場の空気が変わりました。
もっと大きな庭で建物を包めたら、
家がよく見えないほどの緑があったら、
それがお隣の庭と繋がって広がっていったら・・・
庭の前では建物の外観なんてケチな考えなのかもしれませんね。




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2009年10月09日

外構完了!

「小名浜の家U」の外構が完成しました。

断熱改修の設計で玄関の位置まで変更しています。
それも敷地の奥まで・・・
アプローチが長いし、リビングの前を通ります。
さて、
ここを上手に処理しないとせっかくの改修がダイナシです。
そんなときは無理せず専門家に丸投げ相談です。

今回は「北郷創庭舎さん」です。

リンク先の上の写真2枚が竣工写真ですが、
自分で設計したらこんなアプローチには絶対になりません!
高級料亭の入り口のような路地空間は、
リビングからの眺めを確保しつつ、
外からの視線をヤンワリと塞いでいます。
素材感、視線の誘導、奥行き感の演出、植栽計画など、
僅か数mの路地空間が劇的にパワーアップしています。
見所たっぷりです。
近く見学に行ってテクニックを参考にさせていただきます。

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追記:
お客様も大喜びです。
今回は最初に1度だけ設計のイメージを伝え、
あとは100%お任せしたのですが、
建物が路地に負けてしまいそうです。マイリマシタ!
一緒に仕事がしたい人がまた一人増えました(嬉)

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2009年09月03日

短足ちゃん♪

「小名浜の家U」の現場に椅子を納めてきました。
設計事務所なのに何故椅子かと言いますとですね、
単に失敗談です。

対面キッチンに似合うカウンター用のハイチェアーを
お客様と一緒に選んだのですが、
カウンターの高さを現場で変更していました・・・

それなのに、
椅子は当初のまま注文してしまいましたので、
カウンターの高さがヒザの高さです(号泣)

木の足なら調整は簡単なのですが、
今回選んだ椅子はスチールの細っそい足!
知り合いの金属加工屋さんに泣いて頼み、
「切断→溶接→着色を 8回繰り返す」仕事をしていただきました。

仕事は極めてキレイ!

でもね、
お客様は切断前の姿を見ていますので、
開口一番「短足〜〜っ!」

その通りです。
でもダイニングチェアーの足を伸ばすのは大変ですので
どうしても長いものを短く切り詰めることになってしまうのですよ。

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追記:
カメラを忘れて短足くんの写真がありません。
でも彼はネットに載らないでホッとしていると思います。

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<内覧会は9月26・27日の朝10時から夕方4時までです>
posted by TOY-order at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_小名浜の家U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

カウンター用椅子

「小名浜の家U」は二人暮らしですので、
食事は台所に面したカウンターで簡単に済ますことが多くなります。

座った時の目の高さを考えて
カウンターを高めに設計するべきか悩んだのですが、
椅子が高すぎると使いにくそうだと考え
キッチンと同じ85cmの高さに決めました。

そうすると椅子が問題です。
ダイニングチェアーでは低すぎて、
カウンターバーなどに使うハイチェアーでは高すぎます。
そこまで考えていたのにさ、
椅子を選ぶ頃にはすっかり高さ調整のことなんて忘れて
スリムなスチール足のハイチェアーなんか選んでしまい、
現場に納品されてようやく高さのことを思い出すという有様!
木の足なら簡単だったのに・・・

切り詰め費用の話が出来ない空気・・・
デザインを心配するお客様に見た目の差を説明し、
座面の高さを微妙に高めに設定し、
そのまま金属加工屋さんに加工を依頼しました。
あぁ〜
加工賃はいくらになるのだろう・・・(涙)

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追記:
竣工祝いです。泣いてないです。

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<内覧会は9月26・27日に決定>
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2009年08月27日

火入れ式

「小名浜の家U」は本日の「火入れ式」で引き渡し完了です。
ona0190.jpg

出席する予定は無かったのですが、
断熱ブラインドの調整と工事写真のデータを届ける都合があり
ちょっと様子を見てきました。

「今日からここに泊まるのよ〜♪」
奥様がかなりはしゃいでいます。
すっと住んでいた家ですって(笑)

引き続き外構工事が始まります。

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追記:
神主さんは改修前の様子も知っている方で、
「劇的」な変化に驚いていました。
かなり大規模な改修内容でしたのでインパクトが大きいですね。
イロモノ扱いされるのは嫌なんですょ(マジデ)

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<内覧会は9月26・27日に決定>
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2009年08月19日

汗だく内装工事屋さん

「小名浜の家U」のハニカムサーモスクリーンが届きましたので、
早速取付けに行って来ました。

ブラインド取付け工事ですので
内装業者さんに頼むほどの作業ではありません。
でも自分ではちょっと心配・・・
「それなら私がお手伝いしましょう!」
これで数万円工事費が浮きます。

そう言って別工事にしたはずですが・・・全て私が設置しました〜!

お昼休みに事務所を抜け出し、
約2時間、
汗だくの格闘の末、無事取付け完了です。
ona0125.jpg
断熱性能面を優先すると
ブラインドと窓枠のクリアランスは小さいほど有利です。
今回はブラインドの制作精度に期待し、
ちょっと危ない寸法で注文してみたのですが、
2つ横に並ぶ部分で微妙に接触気味な本当にクリアランスゼロ!
写真の汗は半分冷汗です。

ona0138.jpg
いつもよりピッタリと納まっていますが、
次会はもう少し隙間を設けて注文します(恐すぎますから)

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追記:
引き渡し前ですが、
徐々に荷物が入っています(←この辺はおおらかにね♪)
ona0131.jpg
玄関に「床の間&掛け軸」ってアリでしょ?

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2009年08月13日

夜はドキドキ

「小名浜の家」の照明確認をしてきました。

明るくするのは簡単です。
気持ちいい暗さをデザインするのが私の仕事ですので、
複数の照明を設置して、暗くできるように設計します。

明るくならないと満足しないお客様の場合には、
チョット多めに器具を設置したりしますが、
気持ちい暗さに興味を持っていただいた場合は
際どい数しか設置しませんので、照明確認までかなり緊張します。

ona0106.jpg

緊張した割に意外と明るかったり・・・(読みが甘すぎ!)

それでもお客様が満足するとは限りませんが、
設計のイメージから大きくずれてはいませんでしたので安心です。

ona0101.jpg
お客様は玄関の暗さを心配していましたが、
問題ないですね。

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追記:
改修の現場ですので、既存建物に付いていた照明器具が残っています。
それらを追加できるよう天井に配線までしてありますから、
最悪の場合でも問題ない作戦!
しばらくはこの灯りで生活して欲しいですけどね。

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2009年08月11日

カーテン工事

「小名浜の家U」は予算の都合でカーテン工事は別途となっています。
がっしかし、
カーテンレール無しカーテン無しで引き渡すのもちょっと申し訳ない。
そんなわけで、
本日、カーテン購入にお付き合いしました。
もちろん事前に「ニトリ」を調査しておきましたので、
窓4ヶ所用のカーテンと
クローゼット2ヶ所用のロールクスリーンを購入して、
2万5千円程度です。
その代わり、大切な窓にはハニカムサーモスクリーンを設置します。
そちらは予算22万円!
アンバランス?
いえいえ、メリハリです。

午後4時に工事屋さんの監督を誘い、
取付け工事を行いました。
ロールクスリーンを設置する予定だったのに、
急遽カーテンとなった場所があり、
下地の問題が発生したり、
案の定、下地がないところにビス穴を開けてしまったり、
監督が猛烈な勢いで「どうするんですか無言ビーム」を出したり、
どうにか上手くごまかしたり(汗)

2時間半の格闘の末、
無事取付け完了しました。
監督さんは「次からは専門業者に任せましょう」と弱気な発言!
あはは、
こんな楽しいことお金払って誰かに任せるなんてもったいないです。

ona0005.jpg
寝室のロールスクリーン

作業が終ったら薄暗くなっていましたので
照明の具合確認してきました。
ona0010.jpg
玄関のガラス浮玉照明

ona0032.jpg
リビングから見た台所

ona0059.jpg
玄関との仕切りの障子を閉じたところ

リフォームなのに原型を留めていませんね。
外観は昔のままで中だけ新築風の仕上がりです。

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追記:
さて、
飯舘村の仕事に戻ります。
明日は早朝から村に出張ですので
夜の間にに進めておかないとスタッフさんに叱られます(涙)

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2009年07月27日

床材ちゃん♪

プロポーザルの印刷待ちの合間に「小名浜の家U」に行きました。

ona9518.jpg

キッチン収納を仮置きしてみましたが、特に違和感無しです。
ただし近くで見ると再利用品ですので少々難あり。
新品の壁紙に見下されているような気分になってきます。
普段「地球環境」「エコロジー」「省エネ」なんて行ってるくせに
建物の仕上がりはキレイな方が好きなのね・・・ダメじゃない!

ona9526.jpg

床材もキレイに張り上がっています。
たぶん仕上げ過ぎなんですよね・・・
どこか既存部分を残せばいいのでしょうけど、
そのバランス感覚にイマイチ自信がないのかも知れません(涙)

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追記:
ona9524.jpg
2階の窓からの眺めです。
大好きな場所ですが、大問題発覚!
どんなに調整してもTVの受信感度が悪いのです。
お隣さんは綺麗に映るのに、何故だろう・・・

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2009年07月25日

折り合いを付ける

「小名浜の家U」の現場にはキッチンセットが帰ってきました。
そう、
ここは断熱改修の現場ですので、
「改修前の建物で残せる部品はできるだけ残しましょう」が合い言葉!
改修前の台所でかなりキレイに見えたシステムキッチンの収納部分は
無条件で再利用候補筆頭でした。

ona9488.jpg

それが内装工事終盤で現場に届くと、軽い異物感が・・・
低予算で行う改修工事ですので、贅沢は敵なのですが、
贅沢は素敵だったり・・・

「キッチンの向こう側にこれらが並ぶと違和感がありますか?」
と問われても、返答が出来ません。

結局近くの家具屋さんに台所収納の見学に行って来ました。

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追記:
ここまでキレイに仕上がると、お客様の欲望もヒートアップします。
台所はリビングから見えないので問題なかったのですが、
収納部分は新しいものに変更ですかね?(只今返事待ち中です)
家具屋さんのキッチン用カウンターはビックリするほど安いのね。

banar.jpg


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2009年07月17日

いよいよ内装工事も大詰めです

「小名浜の家U」の現場は
8月末の引き渡しに向けて最終段階です。
改修工事は再利用する設備機器の試運転調整時に
トラブルの恐れがありますので
最後の2週間は余裕を見ておきたいところ。

つまり、見学会をするのにも都合がよかったりします(笑)

ona9465.jpg

玄関を入った正面の土間と床の間です。
タイルの床に床の間ですがけっこう似合っています。
養生を剥がした写真はまだ見せません!

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追記:
外構工事の打ち合せも順調です。
北郷さんと一緒に仕事がしたかったので嬉しくてねぇ(赤面)

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2009年07月11日

記憶にございます

「小名浜の家U」は内装下地がほぼ終了です。

ona9426.jpg
庭づくりをどうするべきか、
寝室の窓からの眺めを確認してみたり、
意識は現場の外に向かいつつあります。

再利用するキッチンが搬入されました。
不具合があった部分が直っているか確認中に
違和感が脳を駆け巡りました。
図面に記入した手直しは全て問題ない状況なのに、
何かを忘れていると脳が訴えてきます。
ona9429.jpg
取り敢えず写真を撮影し、
事務所でカメラのデータを確認していると思い出しました。
蛇口の不具合!

慌てて図面を確認すると記入漏れです・・・
何とかしなければならない!!

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追記:
人の脳は面白いですね。
1枚の写真で当時の打ち合せの様子や会話の内容まで
鮮明に蘇ってきます。
いやいや感心している場合ではないのでした。
「蛇口の一部が欠けていて水が変に流るのを直して欲しい」
お客様の声が記憶にございます。

banar.jpg
posted by TOY-order at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_小名浜の家U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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