2009年07月07日

採寸

「小名浜の家U」は8月末に引き渡しとなる予定です。
大工工事もほぼ終了で、次は塗装工事になります。
おっちょこちょいが塗装中の現場に行くと悲惨な事件が起こりますので
大切な用事はその前に済ませておかなければなりません!

そう、
工事費を少しでも浮かすために今回も取付け作業を行います。
ハニカムサーモスクリーン♪

自分で注文して、自分で設置するわけですから、
当然自分で採寸しなければなりません。
設計屋はいつも人任せですので、この手の責任ある仕事が苦手です。
ona9218.jpg
一人で計れるようレーザー距離計も用意しました。
(スタッフは測定を手伝わずに写真を撮影しているのょ!)

ona9222.jpg
階段の壁は「湯本の家」と同じデザインですが、
決して手抜き設計ではなく、
現場を見たお客様が同じにして欲しいと言うので・・・(笑)

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追記:
ガラス浮き玉照明の台座ができていました。
ona9216.jpg
照明の排熱のために浮き玉をチョットだけ浮かせますが、
地震で転がり落ちないような配慮も必要です。
材料は階段の段板の切れ端ちゃん♪
木製のダボで受けるアイデアは大工さんからです。
照明器具の確認が待ち遠しいです。

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2009年07月03日

伝えました(ハラハラ)

「小名浜の家U」の現場打ち合せがありましたので、
お客様に勇気を出して伝えました。
家宝のガラス浮き玉を割ってしまったことを!(ハラハラ)

代わりのガラス玉照明を準備してお詫びし、
許していただきました〜〜〜〜(大粒汗×百)

ついでに
照明器具のデザインについて説明したところ
かなり喜んでいただけましたので、これで良しとしましょう。
ona0007.jpg
夜の状況が早く知りたいです。

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追記:
造り付けの巨大テーブルを提案中です。
以前に別の客様に提案して不採用だったテーブルですので
スケッチは準備できています(笑)
なんとか採用していただきたいですね。

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2009年07月01日

まだ言ってない(ドキドキ)

「小名浜の家U」のお客様からガラスの浮き玉を預っていました。
玄関土間に置く照明器具に加工する予定ですので、
ランプを入れる孔が必要です。
浮き玉は吹きガラスですので、最後に吹込み口をガラスで蓋をします。
その蓋の部分は「へそ」と呼ばれてます。

地元のガラス屋さんにへそを外す加工をお願いしたのですが、
なんと失敗・・・大きなヒビが入ってしまいました。
吹きガラスの中は高温の状態で吹込んだ空気のため
冷めるとかなり気圧が低くなっています。
慣れた方でもかなり慎重に作業することを後で聞きました(涙)

そんなわけで、
孔が開いた浮き玉(←浮かない)をネットで購入しました。
事務所にあった照明器具のランプ部分を分解して、
照明器具(試作1号)を作成しました。

ona9192.jpg
ベース板:材木屋さんに頂いたサンプル
ゲタ  :建材屋さんに頂いたサンプル
ランプ :イケヤで購入した照明器具を分解(確か400円程度)
網   :浮き玉の付属品

吹きガラスの不均一さは工業製品を見慣れた目に新鮮です。
水の中が光っているように見えてきます。
あかりが揺らぐともっと面白いかも・・・(←よからぬ事を構想中)
想像以上の出来映えで大満足です。
お客様もきっと喜んで下さるでしょう。
あっ!
その前に、家宝の浮き玉を割ってしまったことを
お詫びしなければならないのだった・・・緊張してきた・・・

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追記:
浮き玉の値段は・・・聞かないで下さい・・・

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2009年06月22日

ガラス浮玉

「小名浜の家U」のお客様から難題が出されています。

海の仕事をしている旦那さんの宝物である「ガラス浮玉」を
インテリアに使って欲しい・・・

ガラス浮玉・・・
「網に入れてぶら下げれば十分インテリアです!」とは言えない。
まずは調査です。「浮玉とは
もう作っているところは無いと思っていましたが
小樽の「浅原硝子製造所さん」で今も作っていました。

今回「浮玉」を加工して、
床置きの照明器具にする予定です。
お客様に土間のメイン照明をこれだけにする計画を説明しましたが、
旦那さんはかなり不安そうです。奥様はノリノリ(笑)

浅原硝子製造所に加工方法を問い合わせると、
ダイヤモンドカッター又はサンドブラストで切り落とすとのこと。
ところが、
地元のガラス屋さんは板ガラスしか切ったことがありません!
割ったらどうしよう・・・

そこで、
ガラス浮玉の照明器具を検索(←逃げ腰!)
あった!ここ
いや、浅原硝子製造所さんに相談したんだから、ここで買うのが道理!
これからの経営者は義理堅くないとね♪

よしっ!失敗を恐れずに加工しましょう!

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追記:
ガラスの中には電球ですよね。
省エネじゃないので急激に人気が無くなっていますが、
透明ガラスの電球じゃないとアジが出ません。

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2009年06月19日

ていねいな庭づくり

「小名浜の家」はまだ内部造作工事中なのですが、
造園工事をお願いする予定の北郷創庭舎さんと打ち合せです。
外のデザインは無理しないで、専門家に依頼します(逃げ腰?)

事前に、
お客様から出された外構工事の無理難題をそのまま伝えましたので、
今回の打ち合せは1回目のプレゼンテーションです。
外構のカタログと、これまでに手がけた庭の写真を見せながら、
具体的にここの位置にこうしたいと、素材や樹種を説明していきます。

建築設計のプレゼンテーションとはだいぶ違いますね。

キレイな庭が出来ると建物が実物以上に栄えますので、
私の応援にも熱が入ります。

今回の説明によりお客様の好みが見えてきました。
この次は金額の話まで踏み込まなければなりません。
頑張って下さい!

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追記:
ona9048.jpg
今回の大規模改修工事は、外観がほとんど変わりません。
しかし、
玄関の位置が敷地の一番奥になりましたので、
そこまでのアプローチが重要になります。
リビングからの眺めは大切だけど、
アプローチの途中でリビングを覗かれたりするのも嫌!

北郷さんは、
一見さんお断り高級料亭の入り口のような狭い路地空間に、
足下に注意が向くような仕掛けを配置し
難しい設計条件に答えて下さるようです。楽しみです。

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2009年06月10日

モルタル下地

「小名浜の家」は室内側からの断熱改修ですので
外壁は既存のままとなります。
それでも、窓を変更した部分などは外壁工事が発生します。

そして既存建物の外壁は「モルタル下地リシン吹き付け!」
当然、仕上げは同じになります。

ona0008.jpg

職人さんも外壁のモルタル工事はほとんど無いと言っています。
私も施工中の様子を見るのは初めてです(赤面)
勉強になりました。

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追記:
キレイに仕上げていただいたモルタルですが、
その上に塗装されますので全て隠れてしまいます・・・

建築の現場では職人技を包み隠す瞬間に時々遭遇します。
なんともやりきれない瞬間なのですが、
「いつか職人技で外壁を仕上げてみたい。」
そんな野望が生まれる瞬間でもあります。
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2009年06月03日

階段工事中

「小名浜の家U」の現場は階段工事中です。

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手摺りの形状であれこれ悩みましたが、キレイに納まりそうです。
今から楽しみです。

ona8828.jpg
玄関はリビングの南側で、広い土間になっています。

設計時に描いたスケッチとほぼ同じにできました!
ona290010.jpg
この瞬間が好きです。

設計の読みが浅く、
お客様が求める出入り口の寸法を確保できない部分があり、
悩んでいると、
監督さんから「持ち込む家具を壁に埋めちゃいましょう」
との救いの手が差し伸べられ無事脱出!ヒヤヒヤします(笑)
ona8821.jpg
書棚が壁に埋め込まれました。

本来、
建物の寿命と家具の寿命は違うのでこの納りはお勧めできませんが、
長く使ってきた家具を終の住処の一部に組み込む程度のことは
否定しません。
「定年後の家づくり」と「若夫婦が子どもと過すための家」は
考え方が違って当然なのです。

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追記:
吹抜け上部窓の開閉とガラス掃除について問題勃発!
説得しているつもりなのですが、
私の価値観を押しつけているような気分になってくる・・・
ここで折れるのは簡単なのですが、
住み始めてから「変更しなければ良かった」なんて言われたくないし、
そもそも、そこまで拘る必要があるのかも謎・・・

バランス感覚を常に意識しているのですが、
正解が無い問いに答えを出し続ける仕事は疲れますね。
この仕事はそんなことばっかりです(爆)
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2009年05月26日

アプローチを楽しむ

「小名浜の家」の外構工事の打ち合せをしました。

ona8741.jpg
アプローチ部分の現況写真

北側道路の敷地なのに玄関の位置を南東の角に移動しましたので
玄関までのアプローチはかなり重要になってきます。

リビングの窓を覗かれたくないけど、海は見たい・・・
植栽の手入れは苦手だけど、緑は欲しい・・・

こんなときは庭造りのプロに相談するに限ります。
きっと今頃、頭を三角にして無理難題の答えを考えている事でしょう。

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追記:
貧乏性で、庭木も生き物と考えてしまうタイプですので、
アプローチに生えている木はそのままかな?
なんて漠然と考えていました。
造園屋さんは、遠慮無く「この木は大切ですか?」ですって!
お客様も「要らないです!」と答えます。
あらら、けっこう簡単に無くなっちゃうのね。
庭も家もリフォームは解体から始まるのよ(←当たり前です)
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インプラス

「小名浜の家」のサッシ工事が終りました。

夫婦2人暮らしの家の改修です。
生活空間は1階で十分ですので、2階の2室は無くてもいい部屋。
そんなわけで、サッシの改修はお手軽改修としました。

ona8736.jpg

2重サッシです。トステム「インプラス

2重サッシは開閉が面倒なので普段は使いませんが、
ほとんど使われない部屋なら外壁を壊さないで改修できますので、
改修費が安く済みます。

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追記:
無垢フローリングの工事が終了したのですが、
当然、即座に養生されてしまいました。
ona0014.jpg
養生紙の隙間からチョットだけしか見えない・・・

完成が待ち遠しい(笑)
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2009年05月20日

断熱工事完了

「小名浜の家U」は断熱工事が終了しました。
ona8705.jpg
内装下地の作業が始まりました。

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コンプレッサー置き場?
いえいえ、
パソコンデスクです。ここは床を堀込みました。
もちろん床下暖房付きですので冬は「掘り炬燵」になります。
リビングの隅に設けた小さな書斎と書くとカッコイイかな?

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追記:
ona8702.jpg
2階の窓からは遠くに海が見えます。
温かくなると水平線がぼやけてきます。夏はすぐそこまで来てますよ!

業務連絡:
常陸の家」のHPのリニューアルがほぼ完了しました。
【Gallery】を追加しました。
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2009年05月15日

電気打ち合せ

「小名浜の家U」は断熱工事がほぼ終了しましたので
コンセント、スイッチの位置や高さの最終確認を行いました。

ona8659.jpg

色々考えて設計していますが、
現場が進むともっと相応しい方法が見つかったりします。
お客様の要望もありますし、
現場の状況に合わせて設計を変更している部分もあります。
建物を壊してみるまで分からない部分がたくさんありますので、
改修工事の現場は設計変更することを躊躇ってはいけません!

電気工事の変更による追加分は照明器具の仕様変更などを行い、
お客様の負担が増えないようにします。

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追記:
既存の外壁を残す設計ですので、
耐力壁は室内側に構造用合板を張ります。
防湿シートの納りも悩みが多いですが、
私の設計した建物を幾つも工事している業者さんですので、
納まりの提案も的を射ています。
逆に教わることも多かったりして・・・(汗)


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2009年05月12日

身の丈にあった減築計画の勧め

「小名浜の家U」の現場は色々ありますが順調に進んでいます。
超能力的センスを持ち合わせたメンバーで進めていますので、
全く問題ありません(←本当はちょっと反省中。詳細はここ

ona8645.jpg

2階の南側の部屋は吹抜けになります。
既存の外付けサッシの内側に樹脂サッシを建てて2重サッシにします。
真壁の柱に窓額縁を強引に設置しますので、
サッシ丸ごと交換するようにピッタリ納めにくい部分です。
それなりにキレイに見えるよう協議中です。
(↑専門用語多すぎる文章ですね↑)

ona8650.jpg

隣地側に張り出していた部分を撤去!
おかげで、容易に建物まわりを一周できるようになりました。
風通しも良さそうです。
2人で住むには使わない部屋が多すぎましたので、
ちょうどいい広さと部屋数に減築しています。

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追記:
前回の補足説明です(一番書きたかったことを書きそびれました)

床下暖房パネル下にある厚い合板ですが、
これはパネルを自立させるための足です。
放熱器の位置は床ガラリ設置後、
ガラリの真下に来るよう位置の微調整が必要になります。
床工事完了後に床上から簡単に調整できるよう考えた納りです。
今回は床下が低いですので角材ではなく合板で自立させました。
基礎に固定してしまうと後で困ります(←設計ミスはもっと困る)


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2重のミスで結果オーライ♪

「小名浜の家U」は壁の断熱工事が終了して、
床下地が始まりました。

ona8642.jpg

断熱材の上に見える黒いパネルが床下放熱器です。
私は設計時に建物の断熱性能を計算し、
その値を元に床下放熱器の能力と設置位置を計画します。
当然「床下暖房設備図」も作成します。

ところが、この設備図に記入する放熱器の型番を思いっきりミス!
現場には半分の長さの小さいタイプが届いてしまいました。
大工さんは早く床合板を張りたいのに、
床下暖房用パネル工事が終るまで作業が進みません・・・
暖房工事屋さん数人も無駄足になってしまいます・・・

久しぶりにやっちまった・・・

しかし、床下暖房用部品の山を見ると
明らかに長さの違う段ボール箱が届いている!!
調べると、暖房メーカーさんのミスで
いつものパネルが数台現場に届いてしまったことが判明。

発注ミスで届いたパネルは、なんと私が欲しかった型番ですので、
暖房工事屋さんには、それで進めていただきました。
それでも台数が足りません・・・

監督さんに誤っていると、
暖房工事屋さんから
「既存の基礎があり大きいパネルが入らない」と相談です。
あははは、神の助け、渡りに船、
「それなら小さいパネルを使いましょう♪」
小さいパネルは、いつものパネルを2つ折りにした形状ですので
能力は同じで問題ありません。
と言うわけで、
大騒ぎの末、なんとかなってしまいました。
そう、こうなることを予測して型番を書いたんですよ(←大嘘)

なんとも、行き当たりばったりの結果オーライな成り行きですね。
アホ設計屋とメーカー担当者の「失敗コラボレーション」のおかげで
現場は工程表通りに進んで行くのでした・・・(赤面)

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追記:
古い建物は床の高さが低く、
床下空間はメンテナンスで人が入れるギリギリの寸法です。
「当時の人はメンテナンスなんて考えていなかったのかな?」
なんて現場でぼやいていると、
監督さんが「当時の公庫の仕様書の寸法なんです」と教えてくれた。

そういえば、
この建物より古いコンクリート基礎の無い家で、
もっと床が高い建物を知っている!その昔は考える人がいたのね・・・

公庫の基準は最低基準なのですが、
当時から標準仕様書になっていたようです。
(この感覚は今も同じかな?)
仕様書をつくった人にも、工事屋さんにも
将来のメンテナンスなんて価値観は全く持っていなかったのでしょう。
なるほど勉強になります。
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2009年04月29日

ガラスの性能

「小名浜の家U」ではサッシの取付けをしています。
連休前に外壁部分を塞ぐ計画です。

ona8504.jpg

西側の台所は外に張り出していましたが、
隣地との隙間が少なく通り歩きが困難でしたので、
今回の工事で切り取ってしまいました。おかげで基礎から新築!
ここにはお風呂とトイレが付きます。

サッシが付きましたのでガラスの選定方法を紹介しましょう。
建物の断熱性能を確保する上で、サッシの性能は重要です。
アルミの断熱サッシの場合、
断熱材をしっかり詰め込んだ壁の10倍熱が逃げていきますので、
窓を闇雲に大きくすることは断熱性能を悪化させる原因になります。

しかし、
窓が小さい方が省エネかといいますとそれほど単純でもありません。
アルミサッシは樹脂サッシや木製サッシに比べ枠が細いので、
ガラス面積を大きくすることが可能です。
南側に大きな窓を設けると、
ガラスが大きいため日射により大量の熱を得る事が出来ます。
上手に計画すると熱損失量以上の効果が期待できます。
つまり、
南側の窓を大きくし、
建物の熱性能を下げると省エネになる場合もあるのです。

さらに付け加えますと、
ガラスに特殊な金属膜を設けたLow-eペアガラスより、
断熱性能が落ちる普通のペアガラスのほうが日射通過率が高いため、
太平洋側の地域のように冬期間の長い日照時間があれば、
ガラスの性能を落とした方が更に省エネになりがちです。
南側の窓を大きくしガラスの性能を悪くすると断熱性能は落ちますが、省エネになる場合が多いようです。
(私はシミュレーションソフトで確認してから実施しています)

東西面と北面にはLow-eペアガラスを採用します。
予算が許せばトリプルガラスの木製窓を設置したりもします。
北面は全く日射が期待できませんので、
できるだけ小さな窓とすることもポイントですね。

さて、
Low-eペアガラスについてもう少し書きますょ!
このガラスにも種類があります。Low-eの金属皮膜の位置により
暖房の熱を反射して外に逃がさない「冬型Low-e」と
夏の日差しを反射する「夏型Low-e」の2種類あります。

私の設計では夏の西日が心配な建物の場合、
西側のみ「夏型Low-e」とするようにしています。
(気温が低い時間帯に射す東の光は問題になりません)

そんなわけで、
どれも同じように見えるペアガラスですが、
私の現場では3種類のガラスを使い分けています。
その他に、
トイレや浴室部分などには曇りガラス(型ガラス)を使いますので、
サッシ屋さんはかなり戸惑うようです。
だって普段は「Low-eペアガラスは省エネです」と営業してるからね。

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追記:
ガラスの色も種類が多いですね。
できるだけ透明に近い物を選ぶと日射透過率が高くなります。
ガラスのカタログでこの値を調べる奴はかなりのマニアだといえます。
そうそう、
ペアガラスの間にアルゴンガス、キセノンガスなどが入った
「アルゴンLow-e」「キセノンLow-e」と呼ばれる
超高性能ペアガラスも記しておきましょう。ガラスは奥が深いです。
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2009年04月28日

玄関位置

「小名浜の家U」は大規模な断熱改修をしています。
間取りも大幅に変更しています。
玄関だった部分は台所に、
続きの和室の南側は玄関と大きな土間へと姿を変えます。
つまり、
北側道路から玄関まで細長いアプローチができるんですねぇ〜♪

と言うことは、初めて訪れるお客様が迷わないように
「ここが玄関ですよ!」と建物が囁いてくれないといけません。

ona8506.jpg

迷子防止には玄関庇とポーチのタイルに頑張っていただきましょう。
というわけで、
玄関庇の納まりについて現場で打ち合わせしてきました。
改修の現場ですので、既存の建物に合わせて調整が必要です。
こんな場合は私の図面なんてほとんど役に立ちません。
監督さんにお願いして既存の外壁に墨出ししていただきましたので、
打ち合せは短時間済みました。感謝感謝!

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追記:
アプローチ部分からリビングが丸見えです。
お客様は「夏に半裸でゴロゴロできないの?」と心配の様子ですが、
「リビング以外の部屋でしたらできます」としか言えません。
いや、
レースのカーテンぐらいは付けましょう(笑)

アプローチの目隠しを頑張ると、
リビングから海が見えなくなるので嫌!(私も同感です)
目隠し塀の設計は建物の工事が進んでから考えましょう。
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2009年04月27日

連休直前

「小名浜の家」は土間コンクリートが仕上がり、
基礎断熱工事が始まりました。

ona8477.jpg

新築の建物でしたら基礎の外側に断熱層を設けるのですが、
改修工事の場合は、
犬走り部分がコンクリートで固められていたり、
外部の設備配管を改修する必要がなかったりと
納まりの都合で内側に設けることが多くなります。

基礎の外側断熱とすればコンクリートの中性化を防ぐことができ、
構造の劣化速度を相当鈍らせることが可能なのですが、
予算の都合もあり断念!

床下暖房の蓄熱部位が減るのも面白くないのですが、
ぐっと堪えます!

家づくりで最高を目指すことはほとんどありません。
様々な条件の中でバランスを取りながら最適化していくことが、
私の仕事です。

建物の寿命には、
愛着を持って生活できるかどうかが最も大きく影響します。
基礎の劣化よりも重要です。
性能面に気を取られていると、ついつい忘れてしまうポイントですね。

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追記:
ona8476.jpg
サッシが現場に届きました。
現在、連休前までに外を塞ぐことが最優先課題です。
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2009年04月22日

基礎工事開始

「小名浜の家U」は基礎工事が始まりました。

ona8420.jpg
36年前の在来工法の家です。
基礎が低い事を疑問に思っていたのですが、
当時の家づくりに詳しい方から
「金融公庫の仕様通りだよ」と教えていただきました。
地面からの基礎の高さと1階の床の高さの基準があり、
その差が20cm以上あったとのこと。
なるほど、
公庫の基準は今も昔も家づくりの標準仕様なんですね
(本当は最低基準です)

基礎を高くした方が床の納まりは簡単だと思うのですが、
基礎コンクリートの基準が改正されるまで
誰もこの納まりに疑問を持たなかったと言うから、
凄い影響力を持っていたのでしょう。

おかげで、1階の耐力壁に構造用合板を使おうとすると
階高が高くなり、耐力壁の室内側の床組がメンドクサイ・・・

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追記:
歴史を知らないと壁量計算をやり直す事になります。
合板の使用を減らし、筋違いを配置することにしました。
賢者は歴史から学ぶ、愚者は経験から学ぶ・・・悔しい・・・


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2009年04月18日

同時進行

「小名浜の家U」は解体工事まで完了しました。

ona8247.jpg
骨だけ状態になっています。
この後、基礎断熱と床下コンクリートの工事になります。

現場に行ってビックリ!
この建物には全く断熱材が入っていなかったはずなのに、
2階部分の壁が断熱されてあります。
ona8246.jpg
勿論、今回の工事ですよ(笑)
2階の一部が吹抜けになるため、
床を撤去する前にある程度まで仕上げてしまう計画です。
基礎部分の工事と同時進行です。
2階部分には大量の断熱材が搬入されてありました。
改修ならではの工程ですね。

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追記:
お客様とサッシの色の打ち合せをしました。
既存のサッシを撤去しないで内側に樹脂サッシを設ける部分や
改修しない断熱の外になる部屋もありますので、
残すサッシと同じ色で統一することにしました。
シルバーサッシです。
室内側に建てるサッシはトステムの「インプラス」です。
2重サッシですので開閉が面倒ですが、
あまり使われない2階部分でしたら問題ないでしょう。
限られた予算でできることを提案するのも設計屋の技量です。



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2009年04月17日

ショールーム巡り!

「小名浜の家U」のお客様と郡山のショールームに行ってきました。
サッシの色、玄関のデザイン、設備機器の仕様の確認です。
今回は改修工事です。
築36年の建物ですが、
キッチンとトイレは改修されていましたので
設備機器といっても浴室のみです。1時間ほどで打ち合せ終了!

浴室の見積もり内容を確認したところ
「洗濯物乾燥、暖房換気扇」が付いていましたので仕様変更です。
建物が断熱性能を確保した全室暖房設備付となっていますので
洗濯物は室内のどこに干しても簡単に乾燥します。
特に冬期間でしたら、夜に洗濯すると朝までに乾燥しますし、
加湿器としても機能します。
浴室も脱衣室も寒くありませんので暖房も不要です。
無駄になってしまいますので遠慮無くグレードダウンします。

更に、
断熱浴槽ですが、夫婦2人暮らしの家ですので、
入浴時間が短時間で済みます。
お湯が朝まで冷めないということにメリットはありませんし、
まだ温かいお湯をドブに捨てるより、
床下に放熱してくれた方が暖房負荷軽減になります。
基礎断熱と床下暖房設備を設けますので、
床下の温度は20度程度で一定となります。
お風呂のお湯との温度差は床断熱の家の半分程度だといえます。
心配するほどお湯は冷めません。
ショールームのお姉さんもこの話には興味津々ですが、
標準装備である浴槽の断熱材を外す設計者は相当なマニアですので、
覚えても役に立ちませんよ(笑)
お客様もチョット不安そうですが、グレードダウンを承諾。
(CASBEEでこれをやると成績落ちるのね・・・でも遠慮無くやります)

浴室の色は私の好みとかなり違っていましたが、
建物のイメージとかけ離れた物ではありませんので
お客様の選んだ色で決定!

ヤバイ、
「設備機器の色は興味が無いでしょ?」
この前のお客様に指摘されたことを思い出しました。
チョットだけ積極的に色使いのアドバイスをしてみたり・・・

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追記:
帰りにチョット遅めのランチです。
郡山市安積町「蕎麦処 万祥」で箱蕎麦!
喉ごしツルツルのいい香り。海苔が載っていませんので食べやすい!
お客様に教えていただきました。

ona8243.jpg
領収書が達筆!

posted by TOY-order at 21:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 現場レポ_小名浜の家U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

解体作業中

「小名浜の家」の解体作業が進んでいます。
改修工事の解体は,壊しすぎないよう注意が必要です。
解体業者さん以外に大工さんにも混ざっていただき
微妙な部分は大工さんが壊します。

ona8196.jpg
かなり進みました。

30年以上前の建物ですので、
木材の加工は全て大工さんによる手加工です。
が、
ちょっと「?」な部分が多いですね。
なんと言いますか、
納め方が場所毎に様々で全体の統一感が無いように見えます。
それが悪いと言うつもりは無いのですが、
改修する側からすると、
見えない部分を壊すまで見当が付かないのは何とも不安です。
間仕切りを変更しますので、構造的な補強が必要なのですが、
全て解体が済んでからでないと方針が決められそうもありませんね。

ona8194.jpg
改修案で柱を見せる設計をしてある部分の柱です。
和室に面した柱は、たいていこんな風に加工されています。
柱を隠す納まりに慣れてしまうと
「同じ位置にある柱なら、ちょっと雑な仕上げで再利用したい」
なんて思ってしまうのですが、
断面欠損が大きく、独立柱としての再利用は強度的にも不安です。
なにより、想像以上に凸凹にされています。
古民家のように柱が太い家なら問題ないでしょうが、
昭和型在来工法の家ではちょっと使いこなせませんね。
外して新しい柱に差し替えます。

耐久性と柱の太さの関係とは、
改修時に再利用できるかという価値観なのかも知れませんね。
太い柱の長所だと思います。

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追記:
木造の木組は奥が深いです。
今回の部位毎に違う納まりですが、
納め方を変えている理由が分らないことが恥ずかしいことなのか、
単なる職人さんの気まぐれなのか、
それすら説明ができません・・・もう少し勉強します。
posted by TOY-order at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場レポ_小名浜の家U | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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