2000年に引き渡した「葡萄のなる家」にお邪魔してきました。

写真は竣工時の外観です。

こちらが8年後の様子。
立派なお庭に進化していました。
どうだいっ!
いや、エライのはお客様ですね。
なんと言っても「ぶどう棚」がすばらしい!
お客様はぶどうのお世話を楽しんでいます。
昨年
ぶどう成長日記を書いていたのを今日知りました。
是非今年も書いて下さいとお願いしてきましたので、
更新を期待しましょう。
葉っぱがテラスの屋根ですので雨が降れば濡れますし、
鳥や虫も集まります。もちろん大きな落とし物もあります。
テラスとしては一般の物より扱いにくい環境かも知れません。
でも、
室内はしっかり木陰になっります。

夏になると勝手に木陰のある暮らしができ、
冬は葉が落ちて勝手に日だまりの家になります。
もちろん秋には収穫も楽しめます。
お客様は不便な部分と上手に折り合いをつけて
快適に住むため知恵を絞ることを楽しんでいるようです。
ちょっと考えてみましょう。
私の住むいわき市は規模的には中核市ですが、かなり田舎です。
温暖な気候ですし、自動車があれば買い物には困りませんから、
ちょっと便利で住み心地の良い田舎だといえます(←軽く自慢)
田舎の家の魅力は生活空間のゆとりです。
敷地にも部屋にも都会にはないスペースを確保できます。
この「ゆとり」の空間は生産の場に使えないでしょうかね?
また変なことを書いてるとか言わずに付き合って下さい。
仕事の場所が家の外にありますので、
家は外で得た代価を消費する場所となります。
現在の家は『消費の場』です。
おまけに
『手間を掛けてつくっているなら買った方が早い』
という合理性を美徳とする価値観が後押ししていますので
田舎も都会も関係なく「大量消費文化万歳〜♪」な状態です。
笑えませんね!
せっかく「ゆとり」が自慢の田舎に住んでいるのにもったいない。
それどころか、
スペースに「ゆとり」があるため物に溢れていたりして、
都会の家が「消費の場」だとすると、
田舎の家は「超消費の場」になっているようにも見えます。
さて提案です。
敷地や部屋のすみっこで何かをつくってみませんか?
都会の家では真似が出来ない「生産活動」です。
田舎だからできるかっこいい暮らしです。
今回紹介したお客様のように「おひさま」のリズムで暮らすと、
家を収穫の場にすることもできます。素敵でしょ?
多少汚れても問題ない作業室をつくるのも良いかもしれません。
キーワードは「生産の場」です。
さて、自称地域密着型設計屋としましては、
地域に合った生活の場についてもう少し考えていきます。
これって、
ハウスメーカーの広告にある全国一律の家には出来ないことです。
弱小企業は大手さんと同じ土俵に乗っちゃダメですもの(笑)
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追記:
秋になったら「葡萄のなる家」にもう一度お邪魔します。
理由は・・・言えません(笑)
posted by TOY-order at 22:39|
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